※今回の話は下品な内容が多分に含まれます。ご婦人はご注意下さい。※一口に
張り込みと言っても、
ターゲットがいるかいないか分からない緊張感のない場面だったり、確実にいない場面が当然ある訳です。
逆にターゲットが間違いなくいる、もしくは
イベントなどでターゲットを待つだけ、ということもある。
前者の場合は良いんですが、後者の場合。なによりも困ることがあるんです。
言うまでもなく、あれです。生理現象ですよ。
今まさにターゲットがやってくるかも知れない。その時のために自分の配置があって、チーム4〜5人(時にはそれ以上)が自分の無線の声で動きを開始するんですよ。
そんな時にのこのこトイレに行っていて、見逃しでもしたら、それこそチーム全員の数時間が無駄になってしまう。となると行けない訳ですよ。トイレになんて。
しかし、一度したくなったら止まらないですよねぇ、あれが。
それなら男なんだからそこらでしちゃえばいいじゃん。って思うでしょ。
そりゃあ、そうですよ。出来る場所があるならそこらでしちゃいますよ。私だって。
立って出来るっていう便利な機能がありますからね、男には。
でも、その『そこら』がない場所って結構あるんですよ。
例えば銀座のど真ん中。
我々の活動時間である夜は銀座が一番賑わう時。どんな細い道にも人は歩いてるんですよ。しかもビルが密集してるから、人から死角になるような場所が極端に少ない。空き地なんてそれこそほとんどない。
そんな時はどうするか。
ビルの隙間が一番多いパターンですね。1メートル足らずの隙間に潜り込んでしちゃう訳です。
しかも目は所定の場所に向けたまま。これ、かなり大変な作業ですよ。
一つ間違えると壁にぶつかって逆襲を始めることがある。ズボンや靴に向かって。
次に多いのは自分の車で死角を作ってビルに向かってしちゃうパターン。
この場合、ビルに人がいない、店が開いてないというのが当然のお約束です。
その場合なら例え店先だろうが、ビルの入り口だろうとしちゃいます。
こっちはせっぱ詰まってるんですから、選んでる場合じゃありません。
ここまでのは裏通りだったら使えるパターンですが、表通りだったらもっと事態は深刻。
何せ車道とビルの間に広い歩道がありますから。
こんな時はどうするか。基本的にはどっかしやすい場所に早く移動してくれることを祈りつつ我慢します。
でもその我慢も限界があります。あんまり我慢し続けると膀胱炎になっちゃいますし。
ホントにせっぱ詰まってる時なら、歩道の端にある植え込みですね。当然誰にも見られないという状況じゃない。でもそこはほれ、酔っぱらいが多い町ですから、多少は目をつむってくれます。
こんな時ほど早く終わりたいものですが、そんな時に限って長いんですよね。
男なら一度は必ず経験したことあると思います。
「まだ出るよ〜。止まんねぇんじゃないか!」ってことが。
それが
タクシーが
バンバン通る場所で起こるんだからたまったもんじゃない。
あ、たまってるからなるのか。(笑)
で、これまで書いたのは人通りが多い場所の場合。
人通りが少ない場所でもしづらい場所がある。
その典型が
ホテルの駐車場。ちょっと歩けばトイレはあるんですよ、間違いなく。ホテルですからね。
しかし行けない訳ですよ、さっきから書いてる通り。
そんな時はどうするか。もう迷わずそこらでしちゃいますね。
銀座に比べれば死角はいっぱいあります。ですが、許してくれる環境でもない。
酔っぱらいなんてほとんどいない場所です。
監視
カメラがある場合もある。警備員が回ってる場合もある。
だからこそ、短期決戦が基本です。出来る限り人様に迷惑が掛からない様に自分の車周辺で。
これでもまだまだ良い方です。降りて出来る訳ですから。
一番最悪なのは、追っかけてる途中で限界が来てしまった場合。
これは私はありません。限界間際ってのは何度もありましたが。
この後はあくまでも私ではなく、同僚の話としてお聞き下さい。
その時も車が発進する前からもよおしていた。しかし行くタイミングと場所がなかった。
祈る様な気持ちで「すぐに終了して真っ先に人がいない場所に駆け込む」と思っていたら、運が悪いことにターゲットの車は高速に乗ってしまった。
しかも首都高から中央道へ。追えている車は彼の車だけ。サービスエリアに逃げ込む事も出来ない。
しかし一つだけ幸いなことがあった。
彼は運転ではなく助手席。彼が後部座席で何をしていても追っかけは続行出来る。
迷わず彼は飲みかけの
ウーロン茶を窓から捨てて後部座席に移った。
運転している同僚には「ゴメンよ。ラジオの音を大きくしてくれ。ミラーを見ないでくれ」
と懇願して、ズボンを下げ始めた。堰を切ったように出始めると、すぐに500mlペットボトルでは足りないことに気付いた。
しかし、このとき幸運の神が彼に舞い降りた。なんと手の届くところにもう1本ペットボトルが転がっていたのだ。
すぐに2本目に突入。邪魔になる1本目は窓から外に流して捨てた。
幸いなことに3本目に突入することなく流れは止まった。
2本目も窓から流し、落ち着いてズボンをはいた。
まさか後続の車も窓から流された液体がそれとは思わなかったでしょう。
ほかにも自分で運転していたため、我慢出来ず、レインボーブリッジの上から東京湾に向かってしてしまった同僚もいる。
こんな話で、こんなに長く書くことになるとは思わなかったけど、この手の話ってほんとにいっぱいあるんですよ。先日編集部で馬鹿話をしている時に思い出す様にみんな話し始めたんだけど、そりゃあ止まらないこと止まらないこと。
こんなくだらない話を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
どうか「こんなこともあるんだな」と水に流してください。流さないと臭くなりますから。
・・・おあとがよろしい様で。