2008年04月16日

まーぼ6年生 集大成への道 8

前回、文化の日(11/3)に行われたダブルヘッダーを制して準決勝に駒を進めた我がチーム。
大会のスケジュール上、次回の試合が17日後の20日ということで、時間のゆとりが出来た。
県大会とは言えこれまで試合は、普段と使っているのと変わらない運動公園グランド。
しかし今度の会場は県内で一番の球場、県営大宮公園球場。
当然これまでの会場とはまったく違います。ファールグランドも広いし、キャッチャーの後ろも正式な長さになります。
ベンチもダッグアウトになります。

エラーが無ければそれが一番ですが、何が起こるか分からないのが少年野球。
ファールグランドが広くなった分、エラーが大きくプレイに影響してきます。
そこで出来た時間を利用して市営球場を借りて練習することにしました。
市の代表として県大会準決勝まで行ってますからすんなりと借りる事が出来ました。
普段練習している校庭に比べれば遙かに広い市営球場ではありますが、県営球場とでは規模が全く違う。
でもこうしたスタイルの球場を経験してるのとしてないのでは全然違いますからね。

市内大会開会式の日はこの球場を利用して大会を行っているんですが、その時は本来のダイヤモンドを使わず、外野を利用し2面取って試合を行っています。
ですからこの球場のダイヤモンドを使って練習をするのはこれが初めて。
みんなウキウキ、ふわふわとした感じで練習はスタートしました。
しかしノックをする内にそんな楽しい感じはあっという間に吹き飛びました。
なにせちょっとしたエラー、悪送球があったら、いつもの倍以上走らないとボールに追いつけないんですから。

しかしこれこそがここで練習をした狙い。選手達もそれが分かってきたようです。
そこで今度はまーぼがサードやショートからファーストにバンバン投げて、後ろに逸らした場合のライトのカバーを予習。
ところがまーぼがいくらショートバウンドの難しい送球をしてもファーストがぜーんぶ上手く取っちゃう。
これじゃあ練習にならない、と思いつつも頼もしい気持ちでいっぱいになりました。

そのあとは牽制や送球でファーストが後ろに逸らした場合の走塁練習。上手くスタートすれば2塁どころか3塁にも行けますからね。
そしてそれらの指示を監督が時々ベンチの中に入って、メガホンを使って行いました。これも対策の一つでした。
2学年上が県大会で優勝した時に、ダッグアウトからの指示が上手く伝わらなかったという経験を聞いていたのでこうした対策を立てられたんです。経験があるとないとではやっぱり違うなぁと改めて思いましたね。

3時間の練習はあっという間に終わり、その後はいつもの校庭でバッティング練習。
選手もさきほどまでの練習で手応えがあったんでしょう。じつに良い表情でバッティングをしていました。

準備は万端。あとは当日を待つだけとなりました。
ところが前日は大雨。予報では夜のうちに止むという話でしたが、雨がどれだけ残るのかが心配でした。
しかしそこは県内No.1球場。水はけの良さはさすがでした。
砂入れなどで1時間ほど押しましたが、問題なく使用可能。予定通り1時間遅れで第一試合が始まりました。
ウチは第2試合。時間があるので球場の室内ブルペンに全員で行きました。
室内ブルペンなんてもちろん初めて。まーぼを含めピッチャー達は先を争うようにピッチングをしてました。
室内ですから1球取るごとに「パシーン」と大きく響く。選手はおろか指導者もすっかり雰囲気を楽しみました。
このままアップに入ったら、いつぞやの試合の二の舞。それに気付いた指導者は選手を集めて円陣を組みました。
監督はゆっくりと選手の顔を見てたった一言だけ言いました。

「このでっかい球場で思いっ切り五小の野球をやろうぜ」

「はい!!」

選手の顔にもさきほどまでの楽しいといった雰囲気が消え、引き締まった良い表情になりました。

そして第1試合が終わり、いよいよまーぼ達がグランドに散っていきました。
アップでもノックでも、彼らはいつも通り良い動きを見せてくれました。

そして11時48分。試合が開始されました。

ウ〜〜〜〜〜〜〜

試合開始のサイレンが鳴る中、マウンドのまーぼが1球目を投じました。


と、これが指を離れた瞬間に分かるほどのとんでもないボール球。

ボールは右打席に入るバッターの体にぶち当たりました。

マウンドのまーぼの表情は今までにないくらい強ばっています。サイレンで緊張感が増しちゃったんでしょうね。

こうしてまさかまさかの初球デッドボールで試合の幕が開きました。


続きは後日。
posted by かに at 12:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 少年野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック