2008年03月27日

努力

『努力は報われる』と言う言葉があります。

厳しい言葉になりますが、中学であれ、高校であれ、強いチーム、厳しい環境では必ずしも『努力が報われる』とは限らないと私は思っています。


しかし本人次第で『努力が無駄にはならない』と思うんです。


私は息子の3年間の努力を目の当たりにしてきました。

キャッチャーという交代が難しいポジションに挑戦し続け、苦手のバッティングを少しでも向上させるために色々やってきました。
しかし結果的に春の選抜で1打席。夏の選手権では代走のみ。
3位決定戦が惨敗で終わり、試合後の礼を終えた息子の涙を見た時には私もこみ上げてくるものがありました。

この2年間でチームが出場した3度の全国大会すべてでベンチ入りし、期待と不安、羨望と嫉妬、目標と挫折。色々なものを感じてきた3年間でした。

選手として華々しい活躍をすることは出来ませんでしたが、この期間に培ってきたものは息子にとって大きな財産になっています。


今日、息子は高校の練習のために6時前に出掛けていきました。
今日は練習試合が行われる予定です。
昨日、監督さんと話した時に「早速明日の試合で使います」という言葉を頂きました。

この半年、投手としてトレーニングを積んできたとは言っても、試合という環境で投げるのは皆無。おそらく今日の段階では満足行く結果は残せないでしょう。
それでもグランドで自分の力を試す事が出来るのは息子にとってはこの上ない喜びでしょう。

シニアとは違い、華々しい舞台には縁が遠い弱小高校ではあります。
誰もが知っている有名高校に進んだチームメイトとは全然違います。
しかし全員が真剣に野球に取り組んでいるチームです。これまで努力してきたからこそこのチームに出会うことが出来たんだと思います。
帝京や横浜のようにはなれないチームですが、安房高校のようにひたむきなチームにはなれると思います。

チームに帯同出来るようになって、今日が初めての本格的な練習になります。

シニアでの3年間、怒られながら、怒鳴られながら、殴られながら覚えた野球をどう生かすかは本人次第。今の気持ちを忘れず維持し続けて欲しいです。

今頃はもう練習試合が始まってるかな。
気になるなぁ。見に行けば良かった。(^_^;)
posted by かに at 10:02| 東京 🌁| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
目からうろこです。
かにさんのおっしゃるとおりです。『努力が報われる』ではなくて『努力が無駄にはならない』ですね。
私もそう思います。今私の奥さんとよく話しているのですが、「レギュラーにならなくても試合に出られなくてもいい。精一杯がんばった結果なら」と。
辛く苦しくもがいた経験をその後の高校、社会に出てから活かされることってありますよね。将来の自己形成になるのが野球の経験だと思います。
とにかく前を見据え、しっかりやっていきたいと思います。
Posted by ゆうちろ at 2008年03月27日 10:22
ゆうちろさん、どうもです。

ウチでは入団する時点で「クラブチームというのは、色んなチームのエースや4番が集まるところだから3年間やっても試合に出られるとは限らない。でも試合に出る事が目的で入るのではない。どんな高校野球選手になるかを見据えて入るんだ。だからそのつもりで努力しろ」と話していました。
もちろん中学でもレギュラーになって欲しかったし、なれる力はあると思ってました。
中学野球が終わった今、本来の目的をはっきり思い出していると思います。
ゆうちろさんのところのチームもしっかりとした良いチームのようですから、きっと今後に生きる野球が身に付くと思います。
今を精一杯やって、それを将来に生かして欲しい、そう思います。

Posted by かに at 2008年03月27日 11:33
『努力が無駄にはならない』
実力ある子供たちが集まるクラブチームにはいって努力を怠った者は論外だが、努力を重ねてもチーム事情、怪我等でグランドに立てない場合もありますね。
我が家の長男坊主は論外の方かな。もっと競争率の高いクラブチームでやっていれば違うのか。改めて考えさせられます。
Posted by RK at 2008年03月27日 14:44
かにさんに私も同感です。
ただ、表現は違いますが、私は「努力は必ず報われる」と思っています。ただ、「報われる形は人それぞれ(野球でないかもしれない)で、その時期も人それぞれ」と考えています。大意でかにさんと同じだと思います。
正直なところ、一般に中学硬式の世界は「報われない子」にとってはかなり精神的にキツイ世界だと思います。
それこそ「>怒られながら、怒鳴られながら、殴られながら」という表現。
これは例えでなく、そのままですから(笑)。
それでも野球を続けることのできた子達(控えの卒団生)には本気で拍手したいです。正選手以上に彼らの精神力は立派ですから。ちょっと体格・技術に優位だったからという正選手よりも精神的に出来上がった選手は控えの子に多いですよね。
私はそんな選手たちに本気でエールを送りたいです。
P.S.
先日、うちの次男の野球部が春季大会ですでに敗退しました。相手は県下ベスト8か16くらいは必ず行く高校で、全選手とも特待もしくは推薦という野球部です。ただ、そこを相手に無名野球部の次男チームが延長戦まで追い込んだのには、あっぱれと感じました。そして、そこの高校の4番の選手はシニアの先輩(もちろんシニア時の正選手)だったのですが、彼から「お前のチームにてこずるようでは。。。でも、お前らの高校を見習わなきゃいかんな」と言ってもらえたらしいです。まだまだリベンジの機会はあるで(笑)。
Posted by touch at 2008年03月27日 18:42
今年から息子の学童野球のチームで指導者となりましたがどう考えてもその子の身体能力では努力しても…って子も居ます。
でも頑張っているその子にどんな力を貸してあげられるのかなっと悩み、考えてましたが
『努力が報われる』とは限らないが『努力が無駄にならない』
とのかにさんの考えに私も『その通りだ』と思いウヤムヤがふっ切れました。

ありがとうございます。
Posted by りゅう父 at 2008年03月27日 19:50
先日久しぶりに息子の体に触りました。変な意味じゃないよ^^
見た目はガリガリだけど、上腕、太もも、ふくらはぎ、すべて私の体より太かったです。

試合に勝ったから努力している。試合に出れないから負けたから努力してないのか。ではないんだと体を触って思いました。確かに「まだまだ努力が足りない!」と言いたくなる時もあるけど、子供なりに出来る事は頑張っているのを、認めてあげるのも親だと、かにさんから感じました。
Posted by metoo at 2008年03月28日 17:41
「努力は無駄にはならない」いい言葉ですよね。人間は時々裏切りますが「努力は裏切らない」本当にそう思います。

 息子がシニアの時代は、同じように公式戦ではほとんど使ってもらえませんでした。しかし、あの時代に夜遅くまで練習したことが無駄ではなかったと高校に入って、2年の秋に新チームになってから証明されたような気がしています。
 中学3年の夏季関東大会が終了して、夏休みに行われるブロック大会(卒団生の送別試合のような大会です。)で◎葉北シニア球場で打った柵越えが、今にして思えばフロックではなく努力の結果だったという気もしています。
 最初は練習試合に出ても結果は出ないかもしれませんが、今までの努力は『必ず報われます』そう信じて応援してあげてください。

 ちなみに息子が高校に入って初めての代打での打席は空振り三振でしたよ。入学したてで練習用ユニフォームも出来てなくて、3年生の先輩に借りての代打でした。その先輩に「いい振りしてたな、次は頑張れよ」と言われたそうで感激していたのを思い出します。
Posted by ナル at 2008年03月28日 22:46
今回のコメントへの返礼、すごく苦悩しています。
というのも、どんな状況でも努力が無駄にならないのか?とこの時点であれこれ考えちゃってるからなんです。
努力って人が決めるモノではありません。自分自身で決めるモノです。
自分で決めるモノだけに、ともすれば自己満足になってしまいがちです。
その部分との境界線が今頭が混乱しちゃってまとめられません。
変な返事になっていたらごめんなさい。

RKさん、どうもです。

どんな環境にいても努力は必要です。
現状に満足せず、先を見つめるならば努力無くしてはあり得ませんからね。
現在のチームで満足せず、次のステージの事を話していけば、努力せずにはいられなくなるんじゃないですかね。


touchさん、どうもです。

「報われる」のが、そのチームに在籍している間、という限定付きなら変わらずそうなるとは限らないという考えは同じですが、「いつか」と限定しないなら「報われる」日が必ず来ると思います。それこそが「無駄にならない」という事につながるんじゃないですかね。

ただ「報われる」や「無駄」という言葉。個人の価値観によると思うんです。
ウチの様に試合に出る事をそれとする人もいれば、例え控えでも強豪校でやり通すことをそれとする人もいると思います。
まーぼも東京のチームを選んだ以上、先輩の進んだ高校と対戦する機会もあると思います。
いつかそれらの高校を苦しめる投手になって欲しいと思っています。


りゅう父さん、どうもです。

その子の野球人生は少年野球で終わる訳じゃありません。
中学、高校、大学、もしかしたらその先もあるかも知れません。
そうなるためにも今、身体能力があるなしではなく、どれだけ野球を好きにしてやるか、が一番大事なんだと思うんです。
好きだと思ってやる努力は絶対に何かの役に立つはずです。
野球は楽しいスポーツです。上手くなる事だけでなく、楽しく野球に取り組める選手を育てる、そんなコーチになって下さい。


metooさん、どうもです。

努力が足りてるかどうかって周りの判断じゃないように思うんです。
上には上がいるということを教えてやれれば、最終的に本人が判断するんじゃないですか?
そうは言ってもついつい不満を言いたくなっちゃうんですけどね。
損得勘定無しに子供を認めてやれるのはやっぱり親だけ。
努力と結果を関係なしに認めてやれるのも親じゃないかな。


ナルさん、どうもです。

私自身結果については急がないように心掛けています。
中学時代とは違うポジションをやるわけですしね。
でもまったく求めないではそれまたいけませんから、その辺のバランスを考えています。
とりあえずピッチングの方はデビューを果たしました。その結果については明日にでもアップするつもりです。打つ方はまだまだですね。まぁ、入学前ですから焦る必要もないですしね。
Posted by かに at 2008年03月31日 17:25
>ウチの様に試合に出る事をそれとする人もいれば、例え控えでも強豪校でやり通すことをそれとする人もいると思います。

高校進学の上でここが一番難しいところですね。
特待がゾロゾロといる強豪高校ではBチーム(2軍)でも公式戦で上位まで食い込めるだけの実力を持っていると思います。でも、彼らの多くは一度も背番号をもらうことなく引退となってしまう。
これを「報われない」「無駄」と考えるかどうか。。仮に「無駄」だと考えたとしても、それでもやはりチャレンジしてみたいのか。。。やはりレベルを落としてでも公式戦に出るのか。。。。
高校進学については、個々により価値観も違うし、子供もそれぞれ性格が違うので答えは画一的にならないですね。
Posted by touch at 2008年04月02日 14:42
touchさん、どうもです。

高校選びってものすごい難しいですよね。

◎甲子園が現実的な高校のレギュラーor控え
◎甲子園の可能性がある高校のレギュラーor控え
◎地方大会ベスト8はあり得る高校のレギュラーor控え
◎地方大会ベスト32くらいの高校のレギュラーor控え
◎地方大会1〜2回戦クラスの高校のレギュラーor控え

どれも高校球児だし、甲子園を夢見てるし、どっちが上とか下とかは無いと思うんですよ。
一番下の学校にはあまり頑張ってない高校もあったりしますが、あとはほとんどの学校が少しでも上を目指して頑張ってます。

自分がどのクラスの選手なのか、どのクラスの学校ならレギュラーになれるのか、すごく難しいですよね。
クラブチームにいる選手ってとかく勘違いして身の丈に合わない学校を選びがちです。
身の丈に合わないのを覚悟で挑戦するのか、勘違いして上のランクにするのかではずいぶんと違います。
こればっかりは個々の判断しかないですから、ほんと、難しいんですよね。
touchさんのように男兄弟がいるとある程度の指標が出来ますが、ほとんどの人はそれがわからないですからね。

Posted by かに at 2008年04月02日 19:09
かにさんのおっしゃる事、その通りだと思います。
勉学の場合、学校の先生がそれぞれの子の今の実力と性格、高校の校風から相談に乗ってくれると思いますが、こと野球に関しては学校の先生も情報不足だし。。。結局クラブチームの指導者の意見を参考にするしかないでしょうね。

>クラブチームにいる選手ってとかく勘違いして身の丈に合わない学校を選びがちです。

これもそれぞれのチームの進路方針によるところもあると思います。無理にでも有名高校に入れたいという進路実績作りもありますのでね。。。。
Posted by touch at 2008年04月03日 10:41
touchさん、どうもです。返信遅くなりましてすいません。

勉強は数値化出来るけど、野球は数値化出来ませんからね。
明確な指標というのがないんですよね。
自分の力量と目当ての高校の平均数値を見る事が出来れば、実力にあった高校に進めるんでしょうけど、高校で化ける選手が生まれにくくて面白くないかも知れませんね。

ウチの場合。チーム的にはもちろん一人でも多く有名高校に行って欲しいと言う希望はありますが、実力が違いすぎて泣く事にならないように指導してます。それでもその高校と拘るなら止める事はありませんが、ウチでレギュラーならチャレンジを、控えだった選手は人数が少なくてチャンスをもらえる学校を、と言うのが基本ですかね。
Posted by かに at 2008年04月08日 02:19
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