今日の夕方、予定通り陸上部の顧問の若先生に会って来ました。
学校に着いたのは生徒が部活のため校舎からぞろぞろ出始める時間帯。
ちゃりんこを止め、校舎に向かって歩いていると、すぐに少年野球時代から知った顔が近付いて来た。
「どうしたの?どうしたの?」
何だかうれしそうな顔してやがる。
「別に呼び出された訳じゃねぇぞ」
すかさず答えたら残念そうな顔をしてる。
どうやらまーぼが部活の時間になっても来てない(選挙管理委員があったらしい)上に、俺が学校に現われたもんだから、『これは何かあった』と思ったらしい。
まーぼの名誉のためにちゃんと否定した上で、まとわり付いてくる内の一人に案内をさせて職員室に行きました。
しかしあれですね。学校を卒業して10年以上経ってるっていうのに、しかも父兄として来ているのに、やっぱり一瞬躊躇しちゃうんですよね。扉を開けるのをためらっちゃいました。
意を決して扉を開けて、用件を伝えると、恐れ多くも校長室に通されちゃいました。
またですよ。それでなくてもどきどきしてたのにまたも緊張を強いられる様な環境です。
大体ソファが似合わない様な格好ですし。Tシャツにジーパンですからね。
じつにしおらしく待つこと5分。若先生がやって来ました。
若い女性の先生だという以外に知識はなかったから、どんな先生が来るのか期待半分、ドキドキ半分だったんだけど・・・うん。20代半ば過ぎって感じですかね。
あんまり美人だったら変に緊張してしゃべれなくなっちゃうかな、と心配してたんだけど・・・喋りまくってきました。・・・その辺でお察し下さい。
で、話し合いの方はどうだったかと言いますと、結論的には半分は希望が通ったという形になりました。
クラブチーム組の代表として先生に会ったわけではないんで、希望はあくまでもまーぼ個人のメニューのこと。何故変えたいのかの根拠を話した上で、ゆっくりと希望のメニューを伝えました。
私の方から出した希望としては
○今まで通り短距離の練習は継続させる
○プラスして400〜1000mくらいの中距離の練習もやらせて欲しい
という2点でした。
最初の点に関しては色々な方のアドバイス通り、短距離の重要性は痛感しましたんで、そのまま続けさせたいなと思いまして。
さらに中距離の方は先日コメントにも書いたんですが、ウチの甲子園経験者コーチ(この方は一時中堅校である母校のコーチもやってました)から、「ピッチャーを希望するなら中距離の練習でスタミナを付ける必要がある」と言われたからです。本人に確認するとやはりゆくゆくはピッチャーに戻りたいという希望があるので中距離もやるということでした。
で、希望を伝えた上で先生の対応はと言うと、やはり個人的に別メニュー組むのは難しいらしい。個人競技とは言え部活動ですからね。一人の生徒だけ特別扱いすることは出来ないでしょう。先生の立場なら。まぁこの辺は想定の範囲内ですから落とし所として、こんなのはどうだろうかと提案したらあっさりOKが出てしまいました。
その提案というのは、曜日別に長距離(実質中距離の連続)と短距離の両方の練習に参加するというもの。例えば月水金は短距離、火木は長距離と曜日ごとに練習を変えることが出来る訳です。
提案してみたら先生も「それならば」とあっさりOK。しかも曜日の組み方はこちらで好きに決めて良いということに。
これなら個人行動することなく短距離も中距離も練習する事が出来る。(厳密に言えば陸上部に中距離チームがいないため長距離チームに交ざるという形になっちゃいましたが)
本人の希望はあくまても一日の内で両方の練習することなんだけど、その辺は我慢してもらいました。その希望を通すためには色々障害があるだろうから、実現するのに時間が掛かってしまうでしょうから。
これをきっかけに、他のクラブチーム組の人たちがどう反応するか、それによって理想に近付けられるかが掛かってくるでしょう。
明日からまーぼは試験前休みに入ります。そして試験後から新システムでの練習になります。
実際に試した感想は2〜3週間先になるでしょう。
正直、まーぼもしぶしぶ納得したという所だけど、実際に練習してみてどんな感想を持つのか。それも楽しみです。
アドバイスをくださった方々、とりあえず、こんな形に落ち着きました。
その後の様子も追ってまた書きたいと思います。
ありがとうございました。
2005年09月27日
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折り合えるところは折り合えた感じでしょうか?
これで気持ちを切り替えて、部活のほうも頑張ってもらいたいですね^^
若先生も少々驚かれたと思いますが、それだけ子供も親も熱心に部活動に取り組んでいるんだ・・・とご理解いただけたでしょうね。
あとはまーぼ君にコツコツ努力してもらうだけですね(笑)
子供には、
■自分で工夫して努力できる子
■与えられればきちんとやり通す子
■手を抜きつつやる子
■挫折し辞めてしまう子
がいると思います。
自分のペースで努力してくれれば一番良いのですが、なかなかそういう子はいません。
これからのまーぼ君の考え方の成長も楽しみですね。
ところで、呼ばれたのは校長室ですか?
私も校長室と歯医者はいまだに大嫌いです。
父兄だというのに、学校へ行く用事があると、つい職員室と校長室の前を避けてしまいます。
本能でしょうかね(笑)
まーぼの折り合い点とはちょっと違いましたが、一応目的はそれなりに果たせたという感じですね。
話し合いの内容を伝えてから会ってないから(伝えたのも電話でしたし)感想は聞いてませんが、切り替えてやって欲しいなと思いますね。
まずはその前の試験に全力投球して欲しいですがね。
驚いた・・・でしょうね。
電話ならともかくわざわざ父親が話しに来たんですからね。まぁ若い先生ですから何事も経験と言うことで。(笑)
まーぼはおそらく2番目に与えられると・・・というタイプに近いですね。自分で工夫することはあまり無いです。練習方法などを見つけてくるのは俺の方が多いです。私は自分が経験が無い分、良いと思えば何でも取り入れようとしちゃいますから。
小学校では職員室もあまり抵抗がなかったんですが、中学となるとやはり雰囲気が違うんですよね。なぜか尻込みしちゃいました。きっと自分が小学生のときは怒られたことがなく、呼び出しが中学時代から・・・なんでしょうね。
もしかして・・・きんぎょさんも?