2005年07月23日

高校野球観戦

去年は一度も自分から見に行きたいと言わなかった息子が、

「父さん、仕事の都合が付くなら神宮に連れて行って欲しいんだけど」

こう言いだしたのが2週間前でした。

シニアに入って、高校というものをかなり具体的に意識しだした様だ。

トーナメント表をプリントアウトしてしきりにチェックしている。
もちろん彼の本命は、自ら志望校と言い放った昨年度甲子園出場の修徳高校。

その試合が昨日、神宮第2球場で行われた。
その曜日なら会議だけだろうから行けるぞと言っておいたから、
ヤツは6時には俺を起こしやがった。

てなワケで行ってきましたよ。
普段どこに行くのも車ですから、この日ももちろん車。
サラリーマンの方には申し訳ないんだけど、満員電車に耐えられないんです。もう何年も乗ってないですから。

ともあれ、余裕かまして朝マックなんぞを食いながらノンビリ向かっていたんですが、甘く見てました、朝のラッシュを。もう大渋滞ですわ。

ホントならシートノックに間に合うつもりでいたのに着いたのは試合開始10分前。
しかもそこからチケットを買わなきゃいけない。
どうせすぐ買えるだろうと、これまた甘く見ていたら長蛇の列。やっぱり注目されてるんだね、ディフェンディングチャンピオンですから。
どうにかこうにかあと3人という所まで来て、試合開始のサイレンがなってしまった。

せかす様にチケットを買い、階段を駆け上るとまだその時点では2階席が開放されていなくて、立ち見が多数出ている状態。
なんとかすきまを見つけて、グランドを見つめると、修徳のマウンドにはエースの斉藤君ではなく磯部君が上がっていた。
息子と二人、顔を見合わせて

「しょうがないよね。まだ4回戦だしね」と納得し合う。

ほどなくして2階席が開放されたから、二人でダッシュして2階席へ。
バックネット裏のキャッチャーを見下ろせる席を確保した。

試合の方は修徳が2回に2点をあげたものの、追加点がなかなか取れない。畳みかける様な力強い攻撃を期待していたものの、現実には5回にタイムリーとスクイズで4点をあげ、試合を決めると7回になる2点を叩きだしコールド勝ちとなった。

息子とも話したんですが、去年初めて強豪校(浦和学院、聖望学園)を見た時には打球の早さ、肩の強さに愕然としたモノです。しかしそこまでの衝撃は昨日の試合では感じなかった。もちろん大きな打球も何本もあったんですが。
そう感じたのは何故か?
短期間とは言えシニアに入って上級生の球を見てきたからか、それとも修徳の打球がそこまでではないのか、はたまた記憶が美化されてるからなのか、原因は定かではありません。
とはいえ、動きのスムーズさ、バントの正確さ、送球の正確さ、走塁の的確さ、などなどやるべきことがすべてきちんと出来ていると強く感じました。
どれもシニアでガンガン怒られながら身に付けようとしてることで、それを試合で的確に実戦できるのが強豪校の選手なんじゃないでしょうか。

息子も今教わってることの延長線上に修徳のような強いチームがあると実感できた様で、

「俺やっぱり今のチーム選んで良かったよ」

と嬉しそうに語っていました。

前日の実感を確認すべく行った今日の二松学舎対世田谷学園戦は、
予想に反して世田谷学園の圧倒的な打撃にシード校二松学舎が敗れる波乱となった。
今日は万全を期して1時間前に到着したお陰で、両校のシートノックを見ることが出来た。
その時にはこれは7回まで持つかどうかだな、というのが率直な感想だった。前日の修徳戦で感じたのと同じ様な気持ちになりました。
それくらい守備、送球は差があったんです。
しかしふたを開けてみれば試合開始早々に2ランホームランが飛び出して世田谷学園が先制した。

二松学舎はエースが投げていたのだが、息子でも分かるくらい球に伸びがない。
決して球が遅い訳ではないし、良いコースをついているんだけど棒球という感が否めない。
それに対して世田谷学園のピッチャーは球に切れがあった。ベース近くでスッと加速する様な伸びがある。
1回終了時、得点こそ2対0だったが、これは予想以上に二松学舎が苦しむんじゃないか、というのが息子との一致した見解だった。

そして試合はその予想が運悪く当たってしまいました。エースは4回までに5失点。
2番手も先発とさほど印象は変わらず、結局トータル10失点だった。
随所に素晴らしい守備を見せていただけにとても残念です。

この両校の決勝戦を期待していただけに、残念な結果になってしまいました。

それでも21日に見た修徳のエース斉藤君にはホントに惚れ込んでしまいました。
コールドで終わった試合ですから、もちろんマウンドに登ることはなかったんですが、
毎イニング相手の攻撃を抑えて戻ってくるチームメイトを、ベンチから飛び出しフェアライン手前まで迎えに行っていたんです。去年2年生ながら甲子園のマウンドに登り、チーム内で一番体の大きい背番号1が、小躍りする様に毎回ベンチを飛び出して仲間を迎える姿には感動しました。

必ず彼がマウンドに登る試合を見に行こうと息子と固く約束して2日連続の試合観戦を終えたのでした。



posted by かに at 02:02| 埼玉 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
高校野球おもしろいですよね。
私は息子の高校(西東京大会)の応援に行きました。
残念ながら3回戦で敗退しました。

息子2人は同じ中高一貫校に通っていて
兄は中学で野球を辞めてしまったのですが
弟は中学野球部に入ったばかりです。
兄は数年前中体連軟式野球の都大会で修徳中と対戦しました。
予想通り手も足も出ない完敗でした。
その時に戦った選手が昨年高1ながら甲子園に出ていたので
勝手に親近感を感じて応援していました。
今日は城北にコールド勝ちでしたね。
斉藤くんも2番手で出場したようですね。

かにさんの息子さんが数年後はあの中にいるんですね。
私の妹の息子たちも地方でがんばっているので
しばらくはasahi.comから目が離せません!!
Posted by まみ at 2005年07月23日 16:25
以前にも書きましたが、中1のこの時期に先を見据えているのは立派だと思います。
そうした目標というか、希望を持つのが大切なんですよね。
それに引き換え、うちの息子はボンヤリしていて、自分の進路というか、高校野球について何を考えているか分かりません。というかまだ関心が無いみたいです。
張り合いの無い奴です^^
Posted by ドラ夫 at 2005年07月23日 21:49
まみさん、どうもです。

高校野球を楽しむためには勝手な親近感ってすごい大切ですよね。
知り合いの母校だったり、名字や名前が一緒だったり、そんな他愛もないことでついつい気になっちゃうんですよね。

お兄さんは高校では野球続けなかったんですね。でもその分弟さんが夢をつないでくれるんだから羨ましいですね。
ウチは上が女の子だから息子一人に夢を掛けてます。修徳が現実になるかは分からないですけどね。
Posted by かに at 2005年07月23日 23:13
ドラ夫さん、どうもです。

先を見据えてるのか、夢を描いてるのか微妙な所ですけどね。
1年後にも同じ事を言っていたら大したもんだとは思いますが。

ゲンジ君だって必ずそんな時期が来るでしょうから気にする事じゃないですよ。
ゲンジ君ほどの選手なら有名校からスカウトが来るかもしれないし。

将来、ゲンジ君と息子が甲子園で対戦するなんて夢を描けるんだから、高校野球ってホントに楽しいですよね。
Posted by かに at 2005年07月23日 23:21
息子さんには、是非修徳へ行って、甲子園を目指して貰いたいです。
私は行きますよ、甲子園まで応援に。必ず。

Posted by 星 十徹 at 2005年07月24日 08:36
うちの息子の学校は上手な野球少年の多くが硬式チームに入っている中学時代は軟式野球の世界でそこそこ勝ち進むこともできるのですが、高校ではそうはいきません。
それでも選手たちは甲子園を目指してがんばっていると思うのです、たぶん・・・。
甲子園に出ることはとてもすごいことですが、同じくらい甲子園を目指してがんばることもすごいことだと思って応援しています。

うちも中学で硬式のチームに入ることも考えたのですが、体が小さくで非力なうえに土曜日授業があるため両立は厳しいかなと思い断念しました。
シニアでがんばっている息子さんがうらやましいです。
その節にはぜひ私も応援団の末席にもぐりこませてください。

今年も甲子園観戦行きます!!(実家が近い)
バックネット裏には大きなクーラーボックス持参でスコアをつけながらおそらくは終日観戦していそうなおじさん(おじいさんも)たちがいっぱいいました。
高校野球はいろんな人を夢中にさせますね。


Posted by まみ at 2005年07月24日 13:54
星さん、どうもです。

親としても学費が安いですし、良い野球をするチームですから出来れば行って欲しいとは思うんですが、そこまでの選手に成長できるのやら。
期待と不安入り交じるって感じです。
Posted by かに at 2005年07月24日 23:06
まみさん、またまたどうもです。

ウチのチームでもそうなんですが、小柄な選手の親御さんって、硬式は厳しいのではって思う人多いみたいですね。
これは嫌味とかそういうことではなく受け取って欲しいんですが、体が小さいというハンデは野球をやる上で関係ないと思うんですよね、私は。

体が小さいとか、足が遅いとか、みんななにがしかのハンデを抱えてると思いますよ。まれにすべてに恵まれた子もいますが。

ウチのチームでも140センチにも満たない子が一人、ついこの間140センチを超えたばかりの子が一人いますよ。(勝手に周りはミニモニって呼んじゃってますが)
二人とも今日の試合に出場して、170センチ近い子の球を打ち返してました。

スポーツをする上で体格は良いにこしたことがないんでしょうが、小さくたって細くたって良い選手はたくさんいますから、自信持って息子さんを応援してあげてください。

あ、息子さん食細くありませんか?もしそうならこの夏はガンガン食べさせて、夏に体重を増やす事を目標にしましょうよ。ウチはこの夏3?増を目指してます。

PS.実家が甲子園近くなんて羨ましすぎます。
Posted by かに at 2005年07月24日 23:26
かにさんのコメントについてですが、昨日の西東京大会、都小平対八王子の試合は、ある意味おもしろかったです。その理由は、両チームの体格があまりに違うからです。小平の選手は本当に細い。悲しくなるぐらいユニフォームがだぶだぶでした。一方、八王子の選手は、筋トレの成果か、ユニフォームがはちきれんばかりの体格。TVを見ていると、大人と子供が試合している様に見えました。実際、スイングスピード等は比較にならない程、八王子の方が鍛えられていました。

しかし、結果は4−1で都小平の快勝。すばらぃいゲームでした。都小平は優勝候補実践学園に、サヨナラ逆転満塁HRで勝って勢いに乗りましたね。野球は見た目ではない!中身ですね。
Posted by 星 十徹 at 2005年07月25日 06:08
まさしく星さんの言う通りですよ。

フェンス手前の大飛球もボテボテのピッチャーゴロも同じアウトですから。

しっかりとした走塁が出来れば得点は出来ますからね。
どっかの金満球団が何本ホームランを打っても勝てないのと同じですね。
試合終了の時に相手を自軍より1点でも少なく抑えれば良いわけですから。
Posted by かに at 2005年07月25日 09:50
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