2005年06月27日

自虐モード?

昨日はまーぼとともに佐倉に遠征に出掛けました。

遠征先についてまず驚いたのが、その施設の充実ぶり。
両翼92メートル、センター110メートルの球場。センターにはきちんとスコアボードが。
バックネット裏には場内アナウンスのための部屋、クーラー完備の審判控え室。選手用の長テーブルとイスは当然屋根を完備。トイレも3つ。水道は6つ。
ちょっとした地方球場の様な施設が一つのクラブチームのためにあるんですから。

さてそんな立派な施設を持つチームの選手達はどんな戦いを見せてくれるのか。
第1試合ではレギュラーチーム同士の対戦で2対2の引き分け。
第2試合は2年生の控え組も使いつつ、6対2で勝利。
まーぼはそのどちらにもベンチ入り。もちろん試合には出られませんでしたが。

そして第3試合は1年生チームの対戦となりました。
まーぼはキャッチャーとしてスタメン出場。
1回、普段はコントロールが良いエースが珍しく制球を乱しいきなりランナーを背負ってしまう。すかさず次の打順で盗塁。しかしまーぼが投げた球は1バウンドでショートにどんぴしゃり。際先よくランナーを刺して、勢いに乗り3者凡退。なかなか良いぞ。

しかし4回、またフォアボールでランナーが出てしまう。ここでまた盗塁。今度もかなり良い球が行ったが、ショートがポロッとこぼしてしまい、ノーアウトランナー2塁。バントで送られ、1アウト3塁になってしまう。次のバッターの打球はちょっと強めのセカンドゴロ。タイミングはバッチリ、ホームでタッチアウトだ!と思ったら、どうやらまーぼがベースを隠す様に立っていたからと言うことでセーフの判定に。1点を先制されてしまった。

我がチームも3、4番の活躍で1点を返し、同点にしたが場面はそのあとに起こった。

5回から2番手としてマウンドに登った投手は左のエース。ずっと制球難に苦しんでいて、久しぶりの登板だ。だがこの日はこれまでと比べれば格段にコントロールが良くなっている。
しかし才能はあるのにキツイ練習は嫌いという性格が災いしたか、6回にはストライク、ボールがはっきりとし出してしまう。そしてついにその場面を迎えてしまった。

まず先頭打者をフォアボールでランナーを許してしまう。そして次の打者の時に、低めの地をはう様なワンバウンドの球にまーぼが反応できずパスボール。しかも3盗までされてしまう。さらにその直後にまた先ほどと同じ様な低い球が。またもパスボール。ランナーが生還し、2点目を奪われてしまった。このときにベンチからかなりのヤジが飛んでいた。3塁審判をしていた私の耳にもしっかりとそのヤジは聞こえていた。概ね「キャッチャー止めろよ」といった内容だったと思うんだけど、これがまーもには相当こたえたらしい。
少年野球ではありえないんだけど、シニアでは珍しいことではない。

帰宅後、行けなかった奥さんが「今日の試合はどうだった?」という感じで聞いてきた。
それに対するまーぼの答えは「今日は俺のせいで負けた様なもんだ」と言いだした。
事情のわからない奥さんがさらに突っ込んで聞いていると、例のヤジの話になった。
ここであの時の悔しさが蘇ったのか「試合に出てないヤツにそんな事を言われたくない」と。
確かに性格に記録するならパスボールではなくワイルドピッチといっても過言ではない難しい球でしたから、それを止める難しさは誰よりもまーぼが一番分かってるでしょう。
その難しさも分からない他のポジションのヤツに野次られ、「○○(控えのキャッチャー)に変えられるぞ」とまで言われたのは相当悔しかったんでしょう。

その場面ではこらえていた物が吹き出してしまったのか、「俺だって必死にやってるのに」と泣き出してしまった。
これまでにそういった事はなかっただけに俺も奥さんもとまどってしまった。

「その悔しさ、経験を踏まえてまた次に頑張ればいいじゃないか」
「この前に課題としてあげていたリード面は良かったじゃないか」
「団体競技なんだから敗戦が誰か一人のせいということはないだろう」
「そういう場面でヤジが飛ぶのはしょうがないんだから気にしなきゃ良いんだ」

といった感じで慰めてみるもののまるで効果無し。
何を言っても反論し、逆ギレし、しまいには「一人にしてくれ」と俺と奥さんを部屋から追い出して閉じこもってしまった。
この後俺は少年野球のコーチ会議があったから、出掛けてしまったんだけど、どうやらメシも食わず、風呂にも入らずにふて寝してしまったようだ。

こんなときは何を言っても無駄だろうから、ほっとくしかないね。
まーぼが成長している証拠なんだろうけど、なかなか扱いに困るね。

なんとかこの苦しみを乗り越えて、また一段成長して欲しいモンです。

あー大変な一日だった。
posted by かに at 13:59| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 中学硬式野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
それだけ捕手というポジションは、求められるものが多いという事でしょうか?
確かに大変なポジションですよね。投手の引き立て役からチーム全体の目配りまで・・
息子さんは責任感が強いようですから、全て自分のせいにしてしまったのですね。
しかし、こうした経験を積んでいくのが大事ですから、落ち着いたらうまく励ましてあげてください。
うちの息子に捕手が勤まるかどうか? 記事を読んでいて心配になってしまいました(^^;
Posted by ドラ夫 at 2005年06月27日 19:45
今日、試験前という事で早く帰ったまーぼとまた話しをしました。

どう話したらいいか悩みましたが、
「アドバイスはもうしない。自分で考えて答えを見付けてみろ。お前ならそれが出来る。そして父さんと母さんに今回の事を乗り越えて一回り成長した姿を見せてくれ」

という様な話しをしました。まーぼは「分かった」と答えてくれました。

その時に目を見たんですが昨日とは目の光が変わっていました。もう大丈夫でしょう。

ご心配おかけしました。
Posted by かに at 2005年06月27日 22:29
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