試合は14点差をつけての6回コールド勝ち。
数字的に見れば圧勝ですが、やはり3回戦。そう容易い試合ではありませんでした。
1回の表。
二死満塁から走者一掃のツーベースヒットが飛び出し3得点。
幸先よく得点し、気分良くマウンドに登ったM君でしたが、1回戦2回戦で合計24得点している相手打線がいきなり襲いかかってきました。
四球と連打で2失点。
ギリギリ同点となるタイムリーは防ぎましたが、裏の攻撃を相手に取られてるだけに、何が起こるか分からない、そんな1回の攻防でした。
特に脅威に感じたのが、ファーストを守っていた選手。身長は180cm台後半、体重は80kgを超えるだろうと言う、中学生離れした体格の5番打者でした。
実際、相手の2点目は彼によるタイムリーでした。
その潮目が変わったのは3回の表の攻撃でした。
連打でチャンスを作ると、相手ベンチが動きました。
ベンチから選手が一人走り出てきて、ライトへ。ライトがマウンドへ。そして投手がファーストに入ったんです。
そうです。私が一番脅威に感じていた大柄選手はその場面でベンチに下がってしまったんです。
作戦によるものなのか、はたまた故障などによるものか、相手ベンチの判断ですから推測する事しか出来ませんが、こちらサイドとしては非常に助かりました。
芯で捉えればホームランを打てるかもという雰囲気が溢れていましたからね。
その回は得点出来ませんでしたが、相手打線から受ける圧は明らかに変わった様に感じました。あくまで応援席で観ている私の私感ですけどね。
ただ、その裏の守りくらいから、M君のストレートが走ってきたのを感じました。
初回はしっかり打っていた相手四番も差し込まれ、芯で捉えていませんでしたから。
こうなればそうは点を取られないだろう。
その安心感は攻撃にも有利に働きますよね。
4回に2点を奪って点差を広げ、6回に打線爆発の11得点で試合を決めました。
この勝利で3回戦を突破。
200チーム以上が参加してスタートした大会も、残るのは32チームとなりました。
次週は大一番。シードチームとの対戦となります。
ここまで3試合、しんどい戦いを乗り越えて来た選手たちですから、きっといい戦いをしてくれると思います。
頑張って応援します!
試合内容は点差だけでは語れないものですね。
ファースト君の交代、どういう理由だったのかはわかりませんが、選手起用ってホントに難しいものなんですねぇ。
次はさらにシンドイ相手のようですが、シードチームを撃破して、全国にまた一歩近付いてください!
力があるからって不調の選手を使い続けるのも士気に関わるし、逆もありますよね。
本当に選手起用って難しい。
そういうのをやる立場じゃなくてよかった。、