先日の日曜日。
ウチの試合が思いの外早く終わったため、昼前から予定されていた後輩の応援に行ってきました。
この大会は県南部地区の53チームが参加していて、この時期の大会としてはウチの辺りでは最大の物になります。
その大会で準決勝まで進んだ我がチーム。
対戦相手は隣の市のチームでした。このチーム、私がベンチに入っていた頃はまったく歯牙にも掛けなかったチームなんですが、どうやらここ1、2年はかなり力を付けてきていたようです。
昨年はこのチームから何人かが選抜チームに入り、その選抜チームが関東大会まで進んだという話しでした。
実はその選抜チームに入っていた選手が今年ウチのシニアに入ってきまして、その父兄とこの日の試合会場でばったりと会ってそんな情報を耳にした訳です。
ちょっと顔を出さないでいると、少年野球の勢力図もガラッと変わっているんですよねぇ。私たちがいた頃の感覚で、「大丈夫だ、あのチームなんて大したことないよ」なんてことは言えなくなりました。
何はともあれ試合開始。
2回にタイムリーが飛び出してまずは1点先制。幸先の良い滑り出しに応援席も俄然盛り上がってました。
ところがその裏、ヒットとフォアボールでランナーを溜めてしまい、パスボールも出て1アウト2、3塁というピンチを迎えてしまった。
バッターボックスにはファーストを守っていた女の子。体はチームで一番大きいけどスイングはそれほど力強さは感じられなかった。
初球、2球目と早い球に振り遅れて簡単に2ナッシング。
これなら外の低めに早いの放っておけば大丈夫そうだね。そんなことを一緒に観戦していた父兄と話しました。
ところが!その外角低めの速い球をライト線に運ばれて一気に2者を生還させてしまった。
女の子に打たれたってことで動揺してしまったのか、この回はその後にも連打で2点を奪われ合計4失点。
結局この回の攻撃がのちのちまで尾を引いて、試合をひっくり返すことなく敗戦となってしまいました。
試合後、また相手チーム父兄と話したんですが、なんとあのタイムリーを打った女の子が相手チームの得点源だったらしいんです。彼女の打撃で数多くの試合をモノにしてきたんだそうです。
すいません。女の子だと思って甘く見てました。
息子がピッチャーやってるときも「女の子が打席に立ってるとインコースに投げづらいんだよなぁ」なんて言ってアウトコースの球をヒットされたこと、ありました。
女の子がキャプテンなんてチームもありましたし。
少年野球と言いながら、野球少女も侮れないんですよねぇ。
2007年04月18日
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不思議なんですよね。
確かにスイングとかはちょっと癖があったり、タイミングも取れていなかったりするんですが、次の投球では上手に当ててきて、しかも飛ぶというシーンを何度か見たことがあります。
小学生ぐらいだと女の子の方が力も強かったりするし。。。
調整能力にも優れているんでしょうかねえ。
いま、私が担当している4年生にも女の子が2人います。どちらも頑張り屋さんでバッティングでは男の子以上で楽しみにしています。
ただ、甘えた声で「コ〜チ〜」って言われると「厳しく練習」と思っていても・・・
アカン、ここでも負けてる・・・
女の子の方が、成長が早いですからね〜。
小学生女子を侮ってはいけません。
相手バッターボックスに女子が立つと、
『女の子だからって甘く見てると痛い目遭うよ〜!』
と、選手たちに注意喚起をしますが、
『そりゃ、でぃあコーチ見てればわかるって〜!』
…と、返されます。(^^ゞ
特に4年生の子は身体は小さいですがファイトがあって守備も上手いです。
女の子はサボらないので速度は違えど皆確実に進歩していきますね。
息子のチーム時代、女の子がキャチャー、内野手がみんな女の子とだったチームあり、当市では女の子は完全に「戦力」ですね。
昨年、天敵だったあるチームのショートで3番の女の子。
県選抜にも選ばれたうちのエースから2打席連続本塁打を放ちました。
その子は、野球がしたくて、女子の中学野球できる環境を探して越境していきました。
見るからに打ちそうって感じじゃないんですけどねぇ。
でも打つと飛距離があるんですよね。
スイングなんかは男の子の方が、しっかりとしてるんですけどね。
やっぱり奨学生のうちは女の子の方がパワーがあるってことなんですかね。
>ただ、甘えた声で「コ〜チ〜」って言われると「厳しく練習」と思っていても・・・
こらこら。(笑)あきませんよ、そんなことでは。
選手はみんな平等に。ってやっぱりどっか差を付けちゃいますよねぇ。親父達ならしょうがないですよ。
>『そりゃ、でぃあコーチ見てればわかるって〜!』
さすがでぃあさんのチームの選手はわかってますねぇ。(^^
昨日、神宮のバッティングセンターで5年生くらいの息子よりもするどい打球を飛ばしているお母さんを見掛けました。
満木さんと「まるででぃあさんだね」と話してしまいました。(笑)
6人とは多いですねぇ。
いろんなチームを見てますけど、平均2〜3人といったところじゃないんですかね。
男の子に混ざって野球をやるくらいなんだから、やっぱり気持ちが入っている子が多いんでしょうね。そういう子がチームを引っ張っていくっていうのもいいですよね。
女の子でキャッチャー!それは見たことないですね。
相当気持ちが入った選手だったんでしょうね。
相手チームに女の子がいるということは驚くべき事じゃないんですね。ウチの市は遅れてる方なのかな。
シニアって女の子も入ることが出来るから、チームによっては女の子がいるチームがあります。
先日遠征で対戦したチームにも女の子がいました。その子は高校でも野球を続けるつもりのようです。
欽ちゃん球団の女の子じゃありませんが、将来プロを目指す女の子が出てくるかも、と考えると夢がありますよね。
ウチのシニアで埼◎栄高校の女子野球部と対戦したんですが、この年になるとやっぱり男の子の方が圧倒的に力があるんで、勝負になりませんでした。
でも小学生なら女の子選抜チーム対男の子チームでもかなり良い勝負になるでしょう。へたすりゃ勝っちゃいますよね。