2007年04月03日

感謝・感謝

東京の桜は見頃を少し過ぎていました。

大阪での怒濤の1週間が終わり、昨日は久しぶりに仕事に出掛けました。
案の定、仕事にならないほどボーッとして、完全な復帰はもうしばらくかかりそうな感じです。

仕事では何度も行っている大阪でしたが、この1週間で過ごした大阪はそれとはまったく違うものに感じられました。

ベスト8という成績に終わった選抜大会。
この大会で去年の日本選手権とまったく違う点が一つありました。
次戦の相手をしっかり研究して、情報を持った状態で試合をしたという点です。

以前から告知をしていたからご存じでしょうが、我がチームの対戦相手はM本(長野)とK村学園(鹿児島)の勝者でした。その1回戦は28日に行われました。結果は5−3でM本チームの勝ち。いよいよ対戦相手が決まりました。
我がチームは総監督、監督以下、全選手がその練習を見学しました。
それによって得た情報はその日の晩ご飯後のミーティングで話し合われました。
あまり詳しくは書けませんが、ピッチャーのクセから野手のリードの仕方、守備体系まで、その情報は多岐に渡りました。このようなミーティングは私も始めて見たんですが、驚くことばかりでした。

そして行われた初戦。驚く事に試合内容はミーティングで話した通りになりました。
あの日の記事で『続く2回裏には、相手がミスを連発し、そこに長打も飛び出して一挙4点。』という文章があるんですが、そのミスというのがすべて想定の範囲内だったんです。その後の長打は相手のコントロールミスもあってですけどね。
しかしこうなると、選手も一気にその気になりますよね。
結果はお知らせした通り、8対1の大勝でした。
応援に来て下さった、文球さん、満木さん、PATさん、そしてさとるさんご一家、ありがとうございました。
皆さんにウチらしい野球、ウチらしい応援を見て頂けて良かったです。

続く3回戦の相手は地元関西のK都東チーム。
この日も前日に収集したデータが大いに生かされました。
もちろんそれを生かしたのは選手の頑張り。
初回に2点、4回に2点を奪って余裕の展開。応援席もかなり落ち着いて試合を見ることが出来ました。
ところが5回、連打で3点を奪われ一気に1点差。
しかし直後の6回に連打で4点を上げて一気に突き放す。
最終回はその貴重な追加点をあげたスライダー自慢の3年生投手が登板。
微妙なコースをボールとされてランナーを溜めてしまうが、なんとか最後の打者をピッチャーゴロに仕留めてゲームセットとなりました。
この日応援に来て下さったいけいけA監督さん。前夜に話していたランナー1、3塁での走塁を見て頂けてよかったです。ありがとうございました。

準々決勝の相手は同じ関東のY浜K沢チーム。
昨年秋の大会で敗れている相手です。でもその時はどこかに慢心があっての敗戦でした。
しかしこの日はリベンジに燃えていましたから慢心なんてありません。
エースも前日はピッチングをせず、万全な状態でした。
これならやれる、やってくれるだろう、と確信しての試合でした。
しかし結果は0−6で敗戦。完全に力負けでした。
初回、相手チームの1アウトランナー1塁の場面。ピックオフでランナーを刺した時は、「これでリズムに乗れるだろう」と思ったんですが、予想していたよりずっと相手投手が良かったんです。
球威はさほどではないけど、コントロールが素晴らしい。配球のほとんどがアウトコース。それをストライクゾーンとボールと出し入れするものだから、あんなに上り調子だった打線がまったく止まってしまいました。
そうこうする間に、4回に3点、6回に3点を奪われてしまった。

6回の裏、1アウトランナー無しの場面で、まーぼが代打で出場しました。
これまで文章中にはほとんど登場しなかったんですが、まーぼは全試合3塁ランナーコーチとして試合に出場していました。声を出し、腕を回し、チームのために一生懸命与えられた仕事をしていました。
まーぼのポジションはキャッチャーです。他のポジションとは違い、控えキャッチャーのまーぼが守備に付くと言うのはチームにとって非常事態です。もちろんレギュラーになることを諦めた訳ではありませんが。
それは本人も私たち家族も良く分かっていました。
だからこそ、「とにかく1打席でも打席に立つ。立たせたくなる打者になる。そして1本ヒットを打つ」ということが選抜が決まってから持ち続けてきた思いでした。
そのために神宮に通いましたし、これまで以上に厳しい冬も過ごしてきました。

そして迎えた打席。
まーぼは初球の真ん中高めのカーブを思い切り叩きました。
その打球は鋭い勢いでショートの頭を越えていきました。

やった、ヒット!

と、思った瞬間、レフトが地上すれすれでキャッチ。あえなくレフトフライになってしまいました。

残念ながらヒットにはなりませんでしたが、以前は右方向にしか打てなかったまーぼがレフト方向に強い打球を打てたことは嬉しかったです。
試合後、監督を始め色々な方から「惜しかったなぁ、落ちたと思ったんだけどねぇ」と声を掛けて頂きました。

試合はそのまま得点出来ずに終了。総監督には内緒で持って行っていた『全国制覇』の横断幕は使うことはありませんでした。(決勝戦になったら張ろうと思ってたんです)

この選抜は、チームにとっても、まーぼにとっても、大きな目標を残したまま終了しました。
この思いを今週末から始まる関東大会、夏季大会と持ち続け、また全国大会に挑んで欲しいと思います。

最後に、楽しい思いをさせて頂いた大阪の方々、ありがとうございました。

そしてなにより、我がチームのことを思って頂き、コメントを頂いた、
baseball oyajiさん、Ayigusさん、背番号70さん、RKさん、星十徹さん、おちあいさん、わたのりさん、metooさん、背番号29さん、
背番27さん、文球さん、Skyboys広報さん、プーミーさん、maa3さん、端っこさん、でぃあさん、K太父さん、Qmamaさん、
ねえさん、PATさん、とぉたろ〜。さん、ナルさん、少年野球コーチさん、満木月風さん、リナケイパパさん、ドラ夫さん、
ツバメ30ロウさん、トクさん、とうさん、るっちさん、五十路コーチさん

以上のみなさま。そして期間中台風一過をお読み頂いた多くのみなさま。ありがとうございました。
これからも頑張って書いていきますので、応援よろしくお願いします。
posted by かに at 12:20| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 中学硬式野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Best8、おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
松○、京○東を破ってのベスト8ですから素晴らしいと思います。
といいますのも、両チームともに昨年、次男の下級生チームが練習試合やってボロボロに負けたのを覚えていますから(笑)。
ですから、それらのチームに完勝しての進出ですから本物ですね。
さあ、残された全国大会は全日本とジャイアンツカップの2つでしょう。
再度、全国の舞台に立てるよう頑張ってくださいね。
Posted by touch at 2007年04月03日 13:21
かに兄、お疲れ様ぁ〜
子供たちも親もいろんな経験をした大阪だったね。
あんなに呆気ない悔しい敗北は、きっと皆を強くすると思うよ!
夏は絶対にリベンジしてほしい!
まーぼもいい当たりだったけど惜しかったね。
次こそは是非1本、打ってほしいよね。

甲子園応援もサンキューでした。
後輩中学生軍団で応援人数が100人以上もUPしてパワーをもらえたよ。
皆が2,3年後にはあの舞台で戦ってみたいと思ってくれてるといいんだけどッ!
Posted by Ayigus at 2007年04月03日 23:14
touchさん、どうもです。

どちらのチームもピッチャーが良かったです。連戦で疲れがあったのか、コントロールが甘くなったから大量点が取れましたが、ベストだったらこんなに大差は付かないでしょう。

ジャイアンツ杯は出たことがないから、どうしたら出られるか判りませんが、選手権だけはぜひ今年も出てもらいたいです。
あれがないとあっという間に引退ですからねぇ。
Posted by かに at 2007年04月04日 23:55
Ayigusさん、どうもです。

完全に力負けですからね。あのチームを上回る力を付けなきゃ全国制覇はないと実感したことでしょう。
何となく負けたではなく、必死に食らい付こうとして負けたからみんな悔し涙を流したんだと思います。

それはまーぼも同じ。「良い当たりだったね」と言っても「それでも結果に繋がらなきゃ意味がないんだ」と言ってました。

これって規模は違うけど、そちらの息子達が帰宅時に不機嫌だったのと似てるかな。

甲子園では多くの選手がアルプス初体験だったから、すごく楽しんでましたよ。
キャプテンは取材まで受けちゃって(使われはしなかったみたいだけど)ドキドキしてましたよ。
Posted by かに at 2007年04月05日 00:14
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