広島を舞台にした「夏休みの地図」という映画が6/29に公開される。
その映画の中で『き・た・べ・っ・ぷーと言いながら子供が学校でみんなの前でオナラをし笑いを取る』そんな子供のお遊びとしてのワンシーンがあるらしい。
人から見ればたわいもない子供の遊び、となるんでしょうが、当の本人、北別府氏の立場はそうではない。
以下は北別府氏のブログからの引用です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実は我が家の子供たちもそうやって学校で冷やかされ学校に行きたくないと言ったことがあります。
私も実は球場で随分名前を使って野次られました。私は当時はプロの野球選手。プロであり、大人だから我慢もできるというもの。
しかし子どもたちはそうではありません。
自分たちが持って生まれた「名前」という大切なもので、傷つきやすい年頃の子どもたちが悩み苦しむ姿を見て私もどんなにか苦しんだことか。これは初めて皆さんにお話する事実です。
この映画、教育委員会の推薦もあるそうな。映画としては大変に良いものらしい。
しかしこのシーン、監督を始めスタッフも誰一人問題だとは思わなかったらしい。こうやって人というのは気づかないうちに人を傷つけてしまう事があるという事を、皆さんの心に留めていただき、反面教師としていただきたいと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
名前というのは自分がそうであると主張する一番のアイデンティティ≠セと思います。
自分がそうだと名乗り、他者がそれを認めて初めてそれが人の名前になる。
私がいくら「私は福山雅治です」と名乗っても、周りが一切認めなければ(当然認めないよね)私は福山雅治ではないと言う事になる。
回りくどい書き方してますが、人の名前というのはそれくらい大切なものだと思うんです。
その名前をもじって人をからかうって、すごくありがちな行為。
もしかしたら私もこれまでやって来てるかも知れない。
いや、記憶にないだけできっとやって来てるだろう。それくらい良くある行為なんだと思う。
そんな良くある行為が人を傷つけるということを、私はどれほど認識していただろう。
私自身、迂闊なことをペロッと喋っちゃうタイプだから、よくよく気をつけないと気付かない内に人を傷つけているかも知れない。
特に多感な中学生と多く接してるしね。
今後もっと自分の言動に気をつけよう、北別府氏のブログを読んでそんな風に痛感させられました。
2013年06月28日
この記事へのトラックバック
コレに限らず、私も気付かないうちに人を傷つけるような言動をしてるタイプだと思います。
反省。。。
周りの人が何を嫌い、何に傷つくのか、それは誰も分からないと思います。
知らない内に人を傷つける、これは誰にも起こりうること。
だからこそ、軽々しくあれこれと発言するのは気をつけなければいけないですよね。