またしても野球少年に悲劇が起こってしまった。
どんなものでも使用法を間違えれば凶器になる。それは金属バットでも同じ事。暴走族の少年が持ち歩いてたりするくらいですから。
そのために指導者は事あるごとに周囲への配慮を言い聞かせている。しかし子供というのは大人の言うことを100%理解することは出来ない。それは仕方のないことです。
だからこそこういった事故は大人の目の届く週末よりも、目の届かない平日に起こりやすい。
今年の2月にも軟式ボールが心臓に当たり、心臓震とうで死亡している。
そのときにもエントリを書いてるけど、子供に完全に危険性を理解させることがどれほど難しいことなのか、今回のことも踏まえて痛感した。
ウチのチームでも先日、低学年の中心選手が木から落ちて骨折した。
命に別状のある場所のケガではなかったのは幸いだった。
子供の体というのは大人が考える以上にもろい。筋肉量も少ないからダイレクトに体内に衝撃が伝わってしまう。
ノックの時に「体に当ててでも前にこぼせ」と指導しているのは、果たして良くないことなのだろうか。
指導者は野球の技術、知識だけではなく、危機管理能力、危機意識も必要なのかもしれない。
2005年05月09日
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