2007年02月01日

大相撲八百長疑惑

プロ野球のキャンプインの日だっていうのに、野球とはまったく関係ない話をひとつ。

あるあるの捏造問題の影に隠れて、あまり世間的には大騒ぎになってないけど、相撲界は今、八百長疑惑で大騒ぎになってます。

そのきっかけとなったのが週刊現代の記事。
言わずと知れた私のところと同じ出版社の雑誌です。
ウチにいて週刊現代、週刊現代にいてウチに、といった動きがあるくらい近い存在でもあります。

今回八百長疑惑の記事を書いた武田さんというノンフィクションライターは、昔からずっと週刊現代で活動している人で、私も何度もお世話になったことがある人です。

かつて若貴ブーム全盛の頃、私は相撲担当をしていました。
新聞記者が偉そうにしているやりにくい世界で、右も左も分からない私にあれこれ教えてくれたのが武田さんでした。

武田さんはそれ以前から相撲をずっと取材されていて、人脈もあり、なにより相撲が好きだというのが良く分かる人でした。

八百長疑惑と言えば、週刊ポストの専売特許みたいなところがあったんですが、その蓄積があったからか、今回の協会の対応は妙に早かった。
すでに当の朝青龍を始め、10数人の力士に事情聴取を終え、その全員が否定しているそうです。

そりゃあ肯定なんてする訳はないですよね。
聴取する側が「八百長はない」というスタンスで話を聞いてるんですから。

今回本当に朝青龍を中心とした八百長があったのかは私もわかりません。
しかし過去の相撲界に八百長が存在していたことはおそらく事実です。私もかつて噂はいくつも聞いたことがありました。(ちなみにそれは若貴以外の力士の話です。)

そしてなにより相撲界を長らく取材している武田さんがここまで確信持って書いているのだからなにかしらの問題があるのだと私は思ってます。

一般の方って、新聞、テレビはウソをつかない。雑誌は適当なことを書く、そんな風に思っている人多いですよね。
しかしあるあるの捏造問題でテレビでもこんなウソをつくんだと、初めて気付かされたと思います。正直雑誌の中にはこれに近い記事作りをするところもあります。さすがにどことは書けませんが。
新聞だって大きな事件ともなれば、噂レベルの話を裏付けもなしにどんどん記事にしていきます。それが間違いだったと分かっても一切訂正をしません。かつてそれで訂正したのは、松本サリンの時だけでしょう。

ちょっと話が逸れすぎましたね。

皆さんのもとに届く情報というのは、星の数ほどあり、その中には虚実入り交じっています。それを取捨選択する目をしっかりと養っていかないといけない。
寂しい世の中になりましたよねぇ。
posted by かに at 11:10| 東京 ☀| Comment(17) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
仕事関係で新聞記者の方に取材された経験がありますが、超有名新聞社の方でも、取材記者によりけりだなあ、といったところでしょうか?
私の場合、お話させていただいた内容とはかなり違った解釈をされてしまったなあ、と歪んだ記事にされて腹が立ったという記憶があります。
使ってもいない単語を使われたり・・・。
また、他誌ですが、記者の中には「アナタのさきほどの発言は○○という解釈が出来る。今更、弁解しようとも絶対に○○と書かせていただきますからね!」とか・・・。
くだらない話ですみませんが、現実に見かけましたね。日常茶飯事かどうかは知りませんが。。。
Posted by ど親父 at 2007年02月01日 11:57
はじめましてTOHと言います。
「さとる」さんのブログから飛んできました。
相撲って以前からそういう記事や話ってありましたよねぇ。
でも、ほんとなのか?・・・
記事ひとつであっというまに世論が変わりますから・・・。
Posted by TOH at 2007年02月01日 13:53
相撲がヤオであっても驚きませんね。興行とはエンターテーメントですから、人為的な演出はあってしかるべきです。しかし、相撲界のヤオ演出は下手くそですね。朝青龍一人勝ちでは、大衆の興味を引き付けることはできません。適当に満遍なく星を散らしていかないとねぇ。角界は共存共栄の村社会に生きていることを再認識したほうが良いんじゃないでしょうか?
若貴のヤオ拒否くらいから歯車は狂い始めていたってことでしょうね。
Posted by 館長・P助の父 at 2007年02月01日 15:53
スクープを記事にする仕事の人って大変だよねぇ。
驚くようなネタを見つけて世間をあっと言わせたときは持てはやされるけど、内容がちょっとでも反感を買うような文章になったときは叩かれたり訴えられたり・・・。
Tスポみたいに堂々と“絶対嘘だろぉぉおおお!”みたいな新聞は気が楽でいいよねぇ。
見出しに本当っぽく「UFO出現」って書いといて、新聞を広げたら「か!?」とか付け加えてたりさ。(笑)
あたしはそういうくだらなさがすごく好きなんだよね。(なんの話しだよ・・・)

そいやぁ〜こないだ次男が取材を受けてたとき、
「すぎたにこぶしく〜ん」って呼ばれてたよ。

「誰だよ、それ・・・(-_-)」

って思ってたら、次男は「名前ぜんぶ違うんですけど・・・」ってちゃんと否定してたわ。(笑)
取材するならせめて名前ぐらい覚えてきて欲しいよねぇ。
Posted by Ayigus at 2007年02月01日 16:12
 私も一応、情報通信で飯を食べてきた人間ですが、情報の真偽を取捨選択するのも技術だと考えます。
 聞く耳は持つべきだと思いますけど、その情報を取るか捨てるかは、自己責任で、ということでしょうか。

 プロレスのようにショー的な要素が相撲にも少しありますよね。「ショッキリ」相撲なんかを見るとそう思います。
 でも、プロレスもそうですけど、ああいうちょっとふざけたようなショーでも、真の実力が伴わないと大怪我になるでしょう。素人にはできませんよね。^^
Posted by ナル at 2007年02月01日 16:43
Posted by かんちゃん at 2007年02月01日 21:38
どうしたら、カニさんにメ−ルを送れる
のでしょうか??ナルさんの話も興味があり
勉強になりたいです。メ−ルアドレスの欄に
書き込みをしているのですが・・
仕方ないのでHPのアドレスを載せました
名も泣き弱小です。良かったらメ−ル下さい
Posted by かんちゃん at 2007年02月01日 21:40
私は,新聞やテレビも含めて嘘をつくことがよくあると思っています。
まぁ,新聞については意図的に嘘をつくことはあまりないとおもいますが,真実を隠していたりすることは多々あるかと。

テレビとなると,今回の「あるある」騒動のように,科学的根拠が取れていない(=ウソ)ということで番組が打ち切りになるのなら,江●さんとか,細●さんの番組はどうなのよ?いったい,誰が科学的な裏づけをとったの??と言いたい。

ああいう番組はエンターテイメントだと割り切ってしまえばとても楽しい番組なんですけどね。
Posted by K太父 at 2007年02月01日 22:58
ちょっと話がずれますが、水伝と呼ばれる怪しい話が、良い話として出回っていましたね。
詳しくは下のURLで(頭のhは削ってあります)
ttp://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/

情報が氾濫している今の状況で、取捨選択する感覚を持つことは非常に大事ですね。

マイナスイオンなんてのもそんな類ですし。。。
Posted by 端っこ at 2007年02月02日 00:54
ど親父さん、どうもです。

発言を曲解されて意図しない内容の記事になってしまうということは珍しいことではないですよね。
決して許されないことですが、新聞でも雑誌でも、始めに結論ありきで取材する記者は存在します。いやこれは記者だけの問題ではありません。
こういう内容にしたいから、こういう内容のコメントを取ってこい。そういうことは日常的にあるでしょう。
これってあるあるの捏造と同じ論理ですよね。報道機関はそうした編集の仕方を自分でしているにも関わらず、関西テレビを責めている。
だからこそ、マスコミの言うことを全部真に受けないで、取捨選択出来る目を持って貰いたいんですよね。難しいことでしょうけど。
Posted by かに at 2007年02月03日 23:57
TOHさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

ホントかどうかはご自身で考えるのが一番良いと思います。
そういう事を考えながら情報を受け取ることで、取捨選択する力が培われていくんだと思います。

なんか上から目線的なコメントですいません。
これからも「小太りの人」同様、よろしくお願いします。
Posted by かに at 2007年02月04日 00:05
館長・P助の父さん、どうもです。

最近に限らず、昔もヤオ演出が下手な力士っていましたよね。
素人目で見ても、「あ、これくさいぞ」って思える取り組みがあったりしました。
プロレスでも本当に大手の選手はそんなことありませんが、弱小団体の名もないレスラー辺りだと、不自然きわまりない戦い方するへたくそなのがいたりします。
演出するにも技術が要る。それを認めているから私はプロレスが結構好きなんですよね。
Posted by かに at 2007年02月04日 00:10
Ayigusさん、どうもです。

先日同僚と「Tスポの見出しを付ける仕事って楽しそうだよね」って話してたんです。
タレントのモンキッキーと山川絵里香が結婚しましたよね。その一報を報道したTスポはなんて見出し付けたと思います?
『猿と人間が結婚』ですよ。すごいと思いません?

しかし「こぶしくん」って。どんな名前やねん。ちょっと考えればわかるだろうに。ねぇ。
Posted by かに at 2007年02月04日 00:15
ナルさん、どうもです。

家に溜まってしまったものと同じで、捨てる判断をいかにするか、が重要であり、難しいところなんですよね。
これを見誤ると大きな損害を受けてしまうことになる。
だからこそ、どんなことにもよーく耳を傾ける必要があるんですよね。

昔、相撲担当をしていた頃、地方巡業でしょっきりを見たことがあるんですが、あれ、本当に面白いんですよね。
下手な芝居見るよりよっぽど面白いですよね。また見たくなりました。
Posted by かに at 2007年02月04日 00:20
かんちゃんさん、どうもです。

メール送らせて頂きました。
よろしくお願いします。
Posted by かに at 2007年02月04日 00:21
K太父さん、どうもです。

エンターテインメントと真実の境界線。
それを判断するのはすごく難しいですよね。
私が先日エントリーした都市伝説の話。
あれなんてその典型ですよね。ホントっぽいけどどこまでもウソくさい。でもだからこそ楽しいんです。
はなっからなんの疑いを持たずに信じ込んでしまっている、それも良くないことだと思いますね。
Posted by かに at 2007年02月04日 00:30
端っこさん、どうもです。

この水伝の話、ちょっとだけ聞いたことがありました。なるほど読んでみれば納得ですね。
とすれば、サボテンに話し掛けるときれいな花が咲くというのも眉唾ですかねぇ。

マイナスイオンの話ってなんでしょう?それは聞いたことないですねぇ。
良かったら今度教えて下さい。
Posted by かに at 2007年02月04日 00:34
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