2006年09月12日

出身チームの惨状

一昨日の日曜日。午前中にシニアの練習を抜け出して少年野球の秋季大会を見に行きました。

ここ何ヵ月も息子の方を優先して、日曜はほとんど河川敷に行っていたから、現在のAチームの試合を見るのはかなり久しぶりでした。

その間、ほとんどの試合で負け続けているということはウワサで耳に入っていました。

現在のAチームは6年生が5人、5年生が7人という、チームの歴史上、最大と言っても良いくらいピンチの状態です。
しかもわずか5人しかいない6年生のうち二人は月に1、2度来る程度。実質3人しかいないと言って過言ではないんです。
さらに5年生の一人は春に入ったばかりの素人君。

さぁ、計算してみて下さい。

(5+7)−2−1

答えは簡単。9ですよね。

つまりどんなことがあっても9人はスタメンを外れることはないんです。

それでもその9人がしっかり自覚してやってくれれば良いんですが、残念ながら現実は逆。
前日の土曜の練習でも、無駄話は多い。全力疾走しない。ボールへの集中力が低い。
その都度監督が注意してるんだけど、どれも今ひとつ効果が出ていない。

俺がブチ切れて注意するのは簡単なんだけど、こちらはたまにしか来ないコーチですからね。
のど元まで出掛かってましたが、かなり頑張って自重しましたよ。

しかし一つだけ我慢出来ずに注意したことがありました。
それはスパイクのこと。
普通、アップが終わったらスパイクに履き替えますよねぇ。
それが数人の選手はキャッチボールになってもバッティングになってもスパイクに履き替えない。
どうしたんだろうって思って、休憩のあとに聞いたんですよ。
そしたら持ってきてないって言うんです。練習のときはトレシューで全部やってるみたいなんですよ。

これにはさすがに「はぁ??」って思いましたよ。
私もたかだか5〜6年しかコーチをしてないし、限られたチームのことしか知らないけど、ノックやバッティングの時にスパイクを履かないで良いなんて聞いたことありませんでしたよ。

しかし、これは選手だけの責任じゃないですよね。今まで許してきた監督、コーチにも責任がある。
数ヶ月前にも同じ事で選手を注意していたのを監督は聞いていたはずなんですけどね。


ちょっと話が逸れちゃいましたが、そんなことが前日にあり、そして迎えた試合当日です。
先発はエースのT君。監督の息子です。彼は低学年の頃からずっとエースです。
6年生にして165センチと恵まれた体格で、肩も強い。少々コントロールは悪いけどスピードはある。そんな投手です。

初回はそのエースが三者三振に切って取り好調の立ち上がりでした。
しかしその後はウチの悪いところが、わかりやすい形で出た展開でした。

ピッチャーがフォアボールでランナーを溜める。

得点を与えたくないと野手が固くなる。

その結果エラーで点を与えてしまう。

それでも打線が頑張って1点づつ返していき、終盤で1点のビハインドで最終回を迎えました。
相手も緊張してきたのかエラーを繰り返し、ノーアウト満塁となった。
ここでまず四球で1点を返してまず同点。さぁ、イケイケだという盛り上がる展開。
しかも続くバッターのカウントは0−2 当然待ての場面だと思ってたら、バッターがバットを振ってしまいポコンとファールゾーンに上がってしまう。どうやら待てのサインが出てなかったみたいなんですよね。これで1アウト。
続くバッターはこれまで3三振のバッター。相手投手のスピードにまったくついて行けてない様子だった。
ここは短く持たせて転がすだけで良い、私はたまらずベンチにいるコーチに声を掛けちゃいました。
コーチは高校まで野球をやっていた人だから、当然そんなことは分かってます。
すぐにバッターに短く持つように指示を出してくれました。初球は空振り。するとまた思いっきりバットを長く持っちゃってる。
戻っちゃってるよ、とまたコーチに声を掛けたんですが、今度は選手に指示を出してくれない。
結局思いっきり長く持ったままで2回のフルスイングで三振。これで2アウト。
そしてその後はピッチャーゴロで勝ち越せず。
試合はそのままサドンデスになったんですが、与えてしまった2点を返すことが出来ず試合終了。

先週も負けているため、これで決勝トーナメントに進むこともなくなりました。


そしてこの観戦でウチが負け続けている原因がはっきりとわかりました。
選手の練習態度ももちろんあります。
しかしそれ以上に問題なのは大人です。

まずはバラバラのベンチ。監督は熱意はあるものの野球素人です。経験者のコーチがベンチに入ってるんだから、監督の横についてあれこれアドバイスをすればいいんですが、お互いが両端にいる状態。これではベンチワークが機能する訳がありません。
普段、監督を補佐するコーチが仕事で休みだったからというのもあるかもしれませんが。

そして応援席のお母さん達も負け癖がついてるのか、選手と一体となって盛り上がるという雰囲気がない。

つまり指導者の一体感、母集団の一体感がまったく感じられないんです。

正直ここまでとは思いませんでした。
私がベンチ入りしていたとき、つまりまーぼが6年生だったときは幸いにしていくつかの大会で優勝し、それ以外の大会でもそれなりの好成績を収めることが出来ました。
それはもちろん選手の頑張りがあったからというのが一番ですが、それ以外の要素を上げるとしたら、指導者の一体感、母集団の一体感、そして選手も含めた全体の一体感があったから、その好成績があったのだと思っています。

それが今はすっかり失われてしまっているように感じられてなりません。
この市内大会が終わったら今年もあと2〜3個しか大会は残っていません。
この時期まで放置してしまった私もちょっと反省しています。

あと数ヶ月すれば、ゴールデンエイジの4年生が大量に高学年に上がってきます。
そうなればもう少し状況は変わるでしょうが、その前に6年生達に勝利の味を思い出してもらいたい。

この時期に来て私に出来ることがあるのだろうか。悩んでしまいます。
posted by かに at 03:08| 埼玉 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 少年野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
少年野球は勝つことが全てではないと私はずっと思っていました。
しかし、勝つことがチームの求心力になっていることが分かってきました。
チームは他人の集まりです。いろんな価値観の人が集まっているワケです。
「勝つ」ことでいろんな不満は封印されるが、そうでないと・・・
指導者間もオカンたちの間も指導者とオカンの間も・・・
Posted by さとる at 2006年09月12日 09:15
その監督さんって、エース君の親父さんなんですよね?勝たせてあげたいってずっと思っているんじゃないですか?

かにさん、遠慮せずにもっともっとでしゃばっちゃいましょうよ!だって、6年生達の為なんですから・・・(その前に呑ミニケーションも忘れずに^^)
Posted by とうさん at 2006年09月12日 13:18
シニアと少年野球のギャップも、惨状の度合いを増しているかも知れませんね。

相当歯がゆい思いをしたのではないでしょうか?
シニアチームを見学する企画は如何でしょうか?

現行指導者に勝ちたい気持ちがあればですが。。。
Posted by 背番号29 at 2006年09月12日 13:20
同じく!ジレンマ?ってやつでしょうか?
手を出して良いのか、声を出して良いのか、これではいけないと解っていても何も出来ない。
息子をチームに持つお父さんが、私以上に一生懸命やってる姿を見ると、手伝わなければと思いますが・・・結局は審判や配車などしか手伝えません。

先日の強豪チームに勝つために、監督さんはヒットエンドランを多く使う事を選択し、前週からエンドランの練習ばかりしていました。私もピッチャー役として何百球も投げました。でも、試合が始ると送りバントのサイン。子供たちは戸惑いバント失敗しチャンスを潰しました。

監督自信が選択したエンドラン、あれだけ練習したのにどうして一度も使わなかったのか?
私には聞けませんでした。
Posted by metoo at 2006年09月12日 17:51
<続くバッターのカウントは0−2 当然待ての場面だと思ってたら、バッターがバットを振ってしまいポコンとファールゾーンに上がってしまう。

 こういう場面で、監督は子供をちゃんと叱ったでしょうか?当然強く叱らないといけないと思います。0−2で振るということは、ど真ん中に来て、絶対結果を出せると確信した時だけです。こういった積み重ねが、チームを強くすると思います。監督、コーチが叱らないんだったら、かにさん、後で子供を呼んで、どうしてこの場面で、簡単に振ってはいけないかを、注意して、言い聞かせてやってください。
 かにさんも良く解っていることとは思いますけど、差し出がましいことを言ってしまいました。ごめんなさい。
 うちの監督は、練習の時は、常に(暇なく)子供達に注意をして、どうして駄目なのかを説明しながらやっています。もちろん良く出来た時には、控えめに誉めてもいるようです。注意ってか、まあ、ちょっと激しい言葉遣いでの注意ですがね・・・。(ばかやろう、やる気がないんだった帰ーれよ。頭使ってよく考えろバカじゃ野球は出来ねーんだよ。・・・ってなもんです。)
 でも、かにさん、小学生のところには、たまにしか行かないんですよね。無理か〜。
Posted by ナル at 2006年09月12日 20:32
その9人は現状になんの心配や不満が無いのでしょうね。
ダラダラした態度にそれが表れてます・・

つい2年前、県大会決勝に進出したチームがこれでは・・
衰退ぶりは明らかですねぇ。残念ですが。。。
Posted by ドラ夫 at 2006年09月13日 00:47
さとるさん、どうもです。

今まさに我がチームでは「そうでないと・・・」の部分が噴出しています。
息子が5年生の時にもありました。と言ってもそのときは2つの大会連続で1回戦負けをしたというだけでしたが。
今のチームはほとんどの大会で1、2回戦負けですからね。どっかで膿が出尽くしてくれればいいんですが、慢性的に指導者不足の状態ですから打開も難しそう。

だからこそ、今私がその中に入ると、苦言ばかりになっちゃう。それは自分も言われる方も楽しくないですからねぇ。
Posted by かに at 2006年09月13日 15:27
とうさん、どうもです。

監督はそりゃあ勝ちたいでしょうし、つらい状態でしょう。
6年生は低学年の頃からずっと人数が少なく、必然的に親父コーチも彼一人。どうしたって他学年のコーチに頼らざるを得ない。

だからこそ去年は低学年をみていた私にも声が掛かったんですが、時間を多く取れないから低学年をみていた訳で、(低学年は遠征が近いですから)期待に答えられてはいない状況です。

シニアの方も大会真っ最中ですから、練習のみの土曜にちょっと顔を出せるだけですからね。行ったときには出来る限りのことはしているつもりですが、やはり毎週見ている監督、コーチ以上は影響力を出せませんね。

呑みニケーションは月一回のコーチ会議あとにあるんですが、それもここ数ヶ月行ってなかったし・・・。今月は行ってみますよ。
Posted by かに at 2006年09月13日 15:42
背番号29さん、どうもです。

まさしくおっしゃる通り。負け続けている少年野球より勝ち続けているシニアの方につい足が向いちゃうんですよね。息子もいますしね。

他チームを見るというのも確かに良いアイディアなんですが、ホントに上手くなりたいと思っているのか微妙な現在、ウチのシニアを見せることがどれだけ意味があるのか。
「すげえなぁ、上手いなぁ」で終わっちゃう気がします。
プレイではなく、それ以外の声出しや全力疾走を見てもらいたいとは思いますが、そこに気付いてくれるかどうか。
Posted by かに at 2006年09月13日 15:47
metooさん、どうもです。

これでもまだ私は声を掛けてる方なんです。
息子が6年の時の監督、S君父も現在同じ立場ですが、ほとんど練習にも行っていない状態です。
彼が言うには、選手が本当に上手くなりたい、強くなりたいという気持ちがまったく感じられないから、熱くなれない、怒鳴れないということのようです。

私もこの試合後すぐにシニアに戻ってしまったから、最終回ノーアウト満塁でなぜ『待て』のサインを出さなかったのか聞けませんでした。勝てる選手がいるのに勝たせてやれない、こうすれば勝てるのにという思いはあるものの、一生懸命考えている監督を否定するようなことをいうことが果たして正解なのか、難しいです。
Posted by かに at 2006年09月13日 15:53
ナルさん、どうもです。

確かに、なにが良くて何がいけないのか、それをはっきり伝えてやることが今後に繋がりますよね。
ましてやそのファールフライを打っちゃった選手は5年生ですから。今、それを理解させてやることは来年に繋がることになります。
試合後、すぐに移動してしまったから、話す時間がなかったんですが、監督も含めて話をした方が良かったのかも知れません。

今週末は行けるかどうか微妙なんですが、時間を作って話をしに行くことを考えたいと思います。
Posted by かに at 2006年09月13日 15:58
ドラ夫さん、どうもです。

唯一の救いは試合後、5年生も含めて数人が涙を流していたことです。
その気持ちを指導者が上手く利用出来れば、来年には復活出来るかも知れません。残念ながら今年に間に合うかは微妙ですが。

今年の初め、監督は抱負として「3年間で2回も県大会決勝戦に行った伝統を絶やさないように」という趣旨のことを話していましたが、それは野球面のことしか見ていなかったんでしょうね。
本当に大事なのは、指導者の輪、選手の輪、母親の輪なんです。昨年低学年にいるときには母達に散々言って聞かせてたから、数年後には昔通りのチームが出来上がるでしょう。
やはりそういうことも言葉にしないと伝わらないんでしょうか。
Posted by かに at 2006年09月13日 16:03
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