新チーム発足から3週間が過ぎた。
この間の練習で一番言われたのが声の出し方。
とにかく声を張り上げるのが苦手な2年生。それでも自覚からか、合宿が終わる頃には多少出るようになってきた。
総監督もそれを認識してきたのか、声出しに関して次なるステップに移ったようだ。
それが『野球の言葉を話そう』と言うことでした。
声出しと言うと、「バッチコイ」や「ナイピー」「ナイラン」といった言葉が一般的です。
当然選手達もそれらの言葉を使っていた。
これを聞いた総監督が選手を集めて言った。
「野球にはバッターと言う言葉はあるけどバッチと言う言葉はない。同じようにナイランと言う言葉もない。きちんと野球の言葉を使いなさい」
それによって、現在は「バッター打って来いよー」「良いランナーだー」と代わり、縮めていた言葉も「ナイスピッチング」や「良いボールだ」に変わった。
チームメイトに対するヤジも「このバッター引っ張るしか出来ないよ」とか「ステップが多過ぎないかー!」といった感じで、より具体的になり、仲間の悪いプレイを的確に指摘出来るようになってきた。
なんだかちょっとだけ3年生達の練習風景に似てきましたね。
この変化は2年生の父兄にも飛び火してます。
選手が禁止されてるんだから、父兄だって「ナイピー」とか使う訳にはいきませんよね。
選手だけでなく父兄までさりげなく教育してしまう。
総監督おそるべしです。
2006年09月01日
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すみません^お座布団一枚さしあげてっ〜〜!
単なるかけ声ではなく、正しい言葉をかけあうことで次第に意味のある励ましや激になっていくって算段ですね。
小学生でも同じような気がしますね。
長男に言ってみよっと^^
あまり省略するような言葉は使わなかったよね。
あたしも小学校まではドサクサで使ってたけど、それを聞いてから止めたよ。。。
シニアでは「さぁ来ーい!」とお上品に横から言ってました。(選手より大きな声だったけど。笑)
うちの兄弟はいまだに守ってるよ。
恐るべし、総監督の教育・・・だよね。(^-^;
「(こんに)ちわっ!」
「(おねがい)しやすっ!」
「(ありがとうございま)したっ!」
何が言いたいのか?
昔からアル、悪い習慣だと思います。
「いけいけ!ひ○ね○!」
↓
「いけいけ!ひ○○ね○○!(早口)」
となるわけですね^^
私も良い意見だなぁと思ってここに書いたんですが、総監督に「ザブトン一枚」なんて怖くてとてもじゃないけど言えません。
飲んでるときは良い親父ですが、グラウンドにいるときはオーラがあって声を掛けることもためらわれますよ。
自分自身やチームメイトにきちんとした野球の言葉で声を掛ければ、掛けた言葉の意味がはっきりと理解出来て、より実践的なのだと思います。
考えてみると、「バッチコーイ」なんて結構なんとなく使っちゃってますもんね。
これは小学生でも出来ることだからお勧めしますよ。
親でもきっちり教育されちゃいますよね。
技術だけじゃなく、取り組む姿勢から楽しさ、厳しさまで、ホントに総監督からは多くのことを教わってますよ。
卒業した後も忘れることなく、流されることなく総監の教えを守っていけば間違いなく良い選手になりますからね。
これだけの基礎を教わっていることに感謝しないといけないですね。
挨拶はきちっとしないと、やっぱり気持ちよくないですよね。
私も
>「(おねがい)しやすっ!」
>「(ありがとうございま)したっ!」
はイヤですねぇ。
とかく体育会系の人間はこういう挨拶の仕方をしてしまいがちですよね。
それが社会人になっても直ってない人をかなり見掛けますよね。ものすごく浅く見られるから直した方がいいですよねぇ。
ちなみに私は名称を略すのは昔から嫌いでした。
我が横浜ベイスターズのことを『ベイ』と略した長嶋茂雄を私は許しません。私の周りで『ベイ』と言った人間は100%直させてます。それがデスクでもです。
ところがヒ◎シネ◎マをヒガ◎リと略すのだけはオッケーなんですよねぇ。何でですかね。