2011年04月18日

壮絶な試合でした

昨日行われた少年野球の試合大会決勝戦。

結果は残念ながら逆転サヨナラ負け。ものすごく悔しいけれど準優勝という結果でした。
しかし近年まれに見る壮絶な決勝戦。
低学年の試合としても近年まれに見る壮絶な試合でした。

相手は先週もお伝えした大型投手がいるチーム。
実はこのチーム、創部以来市内大会で優勝経験が無かったそうです。
そうした中での決勝進出。チームをあげて低学年選手を応援している。
優勝したいというモチベーションが高いことは間違いありません。
ウチだってもちろんその気持ちは高いし負けていない。
加えてその直前に行われた高学年の決勝戦で、先輩達が見事勝利を収め優勝を掴んでいる。
ダブル優勝するぞ!と気合い十分です。

試合は初回、立ち上がりで球がうわずっている相手投手からクリーンアップが連打で2点を先制。
イイ感じで立ち上がりましたが、相手も決勝に勝ち上がったチーム。
中軸の長打ですぐにその裏に1点を返されてしまいました。

続く2回。
いよいよ相手投手が本領発揮。外角いっぱいストレート(って変化球がある訳じゃないんだけど(笑))連投で三者凡退。
連続三振を食らってしまいました。
すると流れが一気に相手に行ってしまった。
強打とミスで4失点。逆転を許してしまった。

ここからが壮絶な試合の始まりでした。
4回、3点を取って追い付いたのだが、その裏に2点を奪われ再度突き放されてしまう。

そして6回。
試合時間の関係でこの回の攻防が最後のイニングになる。
2アウトを奪われた後、絶体絶命の場面で打席に立ったキャプテンのN君。
ショート深くに転がった打球に必死のスライディングで1塁セーフの内野安打。
すかさず盗塁で2塁を奪うとここでレフト前ヒットが飛び出して本塁クロスプレーながらギリギリセーフでまず1点。

さらに盗塁で2塁に進んで一打同点。
もちろんベンチも応援席もヒートアップ。
そこで飛び出したのが左中間を真っ二つにやぶる2ランホームラン。これで1点勝ち越しました。
激走した打者のF君はホームイン後嬉しさのあまり号泣。
ホームインがヘッドスライディングだったから、顔中の砂が涙で濡れて真っ黒な顔になっちゃいました。

あとはその1点を守るだけ。
しかしそれが低学年にどれだけ難しい事か。
先頭打者に四球を与えてしまい、すかさず盗塁されてノーアウト2塁。
もはや同点を覚悟しているその展開に、続く打者を三振。さらに次のバッターもセカンドライナーで2アウト。
あと一人で念願の優勝というところまで来ました。

しかし続く打者の打球が1塁線ギリギリに転がるゴロ。
これを投手が拾って1塁にトスするがセーフになってしまった。
これで同点。
こうなると意気上がるのは相手ベンチ。
2盗3盗で2死3塁。

そして打者が打った打球はサードの後ろにぽてんと落ちるヒット。
この瞬間、3塁ランナーがホームインしてサヨナラ負けになってしまいました。

ベンチの選手はもちろん、応援のお母さん達も涙していました。

指導者として、こういう悔し涙を流させてしまったのは私自身もすごく悔しいです。
しかしこれだけの試合が出来たのは、毎週グランドに行って選手を指導しているお父さん監督、コーチのおかげだと思っています。
これだけ熱い試合を見せてもらったことに感謝の気持ちで一杯です。
負けたことは悔しいけど、低学年でこれだけ気持ちを込めて試合が出来ることは素晴らしい事です。
ウチも2死から逆転しましたが、相手も2死から逆転した。
この2チームの選手達にありがとうと言いたいです。

あまりの熱い試合を見たため、すっかり河川敷に行くタイミングを失っちゃいました。
電話で結果を聞いたら、大量得点でコールド勝ちをしたとか。良かった良かった。
シニアの方も悔しい負けを経験していますからね。

勝ちでしか得られない経験もあるけれど、負けても得られるものはたくさんある。
シニアの選手がそうであるように、少年野球の選手達にもこの悔しい負けから多くの物を得て欲しい。
それだけの価値のある試合をしたと思っています。

来月には早くもリベンジのチャンス、低学年のリーグ戦があります。
ブロックを勝ち上がれば決勝でまた今日の相手と戦うことが出来る。
それを目指して選手達は頑張ってくれるでしょう。
私もお父さん監督、コーチのお手伝いをしていこうと思います。

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posted by かに at 10:14| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 少年野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ホントに壮絶な試合ですね。
低学年の試合で、こんな試合になるなんて、決勝戦でも珍しいことでしょうね。
今回は残念でしたが、それでも立派な準優勝。
この準優勝で自信もつけたでしょうし、悔しさも味わったでしょうし、選手たちは益々成長するんでしょうね。
そして、近々、優勝して、かにさんをうれし泣きさせてくれるのでは?^^
Posted by PAT at 2011年04月18日 21:25
決勝戦にふさわしい内容。
めったに見られるものではありませんよね。
子供達、本当に良く頑張りました。
この負けは、きっと次へ繋がって行くと思います。

あ〜っ、この頃に戻りたいなァ・・・。
Posted by ハッシー at 2011年04月19日 10:20
PATさん、どうもです。
うれし泣きしたいなぁ。泣き虫だからね、私は。
そうなるように私も頑張らなきゃ。

ハッシーさん、どうもです。
私も戻るなら息子がこれくらいの年齢に戻れたらいいなぁ。
そうなったらきっと今と違う選手生活をしていたでしょうから。
Posted by かに at 2011年04月19日 18:36
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