私はこれまでに何度か、“小学生時代のまーぼはバッティングが嫌いでした”と書いてきました。そうは言っても、ほとんどの野球少年がバッティングは好きですから、実感が湧かなかった人が多かったかもしれません。
そこで今日は、決定的なものをお見せしようと思います。
それは一昨年、まーぼが最終学年を迎えた平成16年2月21から同年9月23日まで合計42試合の記録を元にした、まーぼの打率と防御率です。(ひじ痛などで欠場あるためまーぼが出場したのは実質38試合です)
これを出すと知ったら、まーぼは決して良い顔はしないかもしれませんが、済んだ事は良い事でも悪い事でもすぐに忘れてしまう彼ですからきっと許してくれるでしょう。(笑)
まずは恥ずかしい方から。つまりバッティングです。
試合数38 打席数111 打数92 安打14 打率.152 得点23
単打12 2塁打2 3塁打0 本塁打0 塁打数16 打点9
盗塁22 犠打5 四死球14 三振5 出塁率.264
いかがですか?コメントしづらいでしょう(笑)
最終学年で、しかもチームナンバーワンの体格を持っていながらこの長打率の低さ。
唯一の救いはチームで一番少なかった三振数くらいですかね。ほとんどが早いカウントから打ち、引っ掛けてサードゴロって感じでした。
これは5年生のとき、気の弱いまーぼはとにかく見逃し三振が多かったんで、親子での約束から凡退しても良いから見逃し三振はやめようって話し合った結果だと思います。
さてさて、このあとはピッチングの方です。
試合数32 勝利23 敗戦3 引き分け2 セーブ2 投球回数154.67
打者数606 打数520 投球数2288 被安打100 被本塁打1 四球64
死球14 三振88 失点46 自責点37 失点率2.08 防御率1.67
バッティングと比べてピッチングの数字は、よくぞここまでと誉めてやりたくなりますね。特にこの中で一番うれしいのは被本塁打1。県内でも自慢の外野陣だったから出来た記録だと思います。
今回の記録は9月23日までのものですが、これ以降、この年の末までに14試合やって10試合に登板。失点は9。ですから防御率はもうちょっと下がると思います。
特に誇らしいのが県大会出場をかけた県南部地区大会。1回戦、2回戦に登板して2試合とも0封。チームメイトの気持ちが乗り移った素晴らしいピッチングでした。県大会でも決勝以外の3試合に登板。それぞれ2点ずつ失点しています。
(少年野球なんで、もちろんコールドがあります。計算したスコアラーによるとコールド勝ちした試合も7イニングやったことで計算しているそうです。ですから防御率は正確な数字じゃないかもしれません)
こうして並べてみると、いかにまーぼがピッチングオンリーの6年生を過ごしていたか、お分かりいただけるでしょう。よくよく見ると打率と防御率がほとんど一緒(笑)。こんな選手珍しいでしょう。
そんなまーぼも今はバッティングが好きになり、積極的にバットを振るようになりました。他の子とはスタートラインが違いますから、中学生の間にバッティングでどれほどの結果を出せるかわかりません。投げてりゃ良かった小学生時代とは違います。これからもっとがんばって周りを驚かせるような打力を身につけて欲しいと思いますね。
2006年01月12日
この記事へのトラックバック
息子達のチームで一番打率の低い子と同じぐらいでした。ただ、打席数が半分ですが。。。
才才−!!w(゚o゚*)w
すごいじゃんかぁーー!
と驚いていましたよ。
かに兄がピッチャーに未練があるのも無理ないかもなぁ・・・。
でも今のチームは1年生の投手は豊富だからねぇ・・・
なかなかそこに入っていくチャンスは少ないよねぇ。
うーん、もったいないかも。
ちなみに、次男に続いて打率を話したら、
( ̄◇ ̄)エッ・・・
と止まってしまいました(笑)
なんだか、聞いてはいけないようなコトを聞いてしまった・・・と言う顔をしてましたけど(^-^;
でもさ、あれだよ、あれ、うちのチームの子も2割位の子はゴロゴロいたし、まぁ〜バッティングが好きになったくれただけでも収穫じゃーーん♪
これからだよね、これから。。。
がんばってー、まーぼ!
23勝3敗とは恐れ入りました^^
欲を言えば、奪三振が少ない気もしますが、防御率がこれまた凄い!
現シニアで投手を経験してほしいと思うのは、私だけですかね?
小学生のチームの場合、9割がたエースで4番です。特に、大型の本格派投手は、間違いなくホームランバッターですよね。
だから、絶対にHRバッターとして大爆発されると確信しています。
そうでなければおかしいですよ。
まさにプロ野球の投手のようでしたね。
ある意味俺自身も許していた部分でもありますし。本当なら投げるのも打つのも練習させるべきなんでしょうが、好きじゃないのにやっても効率が上がらないと思って、ほとんどピッチングと守備に時間を使ってましたから。個人練習の時だけですが。
シニアに入って一番の変化はそこの部分なんですよ。バッティングが好きになった事です。
好きになったからでしょうが、小学生のころでは考えられないくらい素振りしてますし、実際振りも良くなってます。人から見ればまだまだでしょうが、驚くほど良い打球が打てるようになりました。成長過程はひとそれぞれ。シニアでも投手を出来るのが理想でしたが、それでは現段階でもバッティングを一生懸命やらなかったかもしれません。
ピッチャーをやれないのは、お前は中学ではもっとバッティングをがんばれっていうことなんでしょう。スピリチュアル的に。(笑)
えっと、三振はですね、ここぞという時以外は狙わせないようにしていたんです。守備に自信がありましたから。4球5球使って三振狙うより、少ない球数で打ち取る事を考えて投球させてましたから。キャッチャーのS君もそういうリードをしてました。球威が多少あったから、よほどのバッターじゃなければ外野の頭を超えられる事もなかったですし。
その方がチームのリズムも良くなるんです。逆に三振取りまくってる時の方が意外に攻撃が振るわなかったりしたで。守備からリズムを作っていくチームだったんですね。
まーぼの師匠によると、まーぼは右と左のリストの違いが大きすぎるらしいんです。
右が強くて左が極端に弱い。だから振るときに強い振りに耐えられなくて、左の脇が開いちゃうらしいんです。
原因が分かっていたんで、私も焦ってなかったし、長い目で見て、筋力トレーニングして現在のフォームで打てるようになったと思ってます。
逆に言えば、6年の時はあれこれいじらないようにしていたんです。
あれこれやってピッチングの方に影響が出たりするのが怖かったんで。
昔のままなら絶対に打てなかった方向にきちんと打てるようになったし、これからどんどん上昇していくって私も信じてます。