2009年01月16日

苦悩

<<このエントリーは私の息子が卒業した中学の野球部について書いた内容です。中学野球部全体について書いた物ではありません。ご了承下さい。>>


息子が三年生の時に関わりだしてからかれこれ7年半。
少年野球のコーチとしてこれまで7代の卒団生を見送って来ました。

一番最初の卒団生は昨年夏に高校野球を引退しました。
その代のキャプテンは中学野球部から強豪公立に進み、高校でもキャプテンとして活躍。春の県大会で優勝するなど素晴らしい活躍を見せてくれました。

どの代の選手もそれぞれの選んだ環境で頑張って野球を続けてくれています。


ところがここ数年。野球を辞めてしまう卒団生が増えてきました。


先日の夕方、近所を自転車で走っていると、数年前に卒団した中学生とすれ違いました。

そのすれ違った中学生がかつての卒団生だと気付いたのはすれ違って少ししてからでした。

髪は伸びてちんたらと自転車をこいでいるその姿は私が知っている姿とはまるで違っていました。


実は彼を始め、辞めてしまった卒団生のほとんどが中学野球部に進んだ選手です。

昨年卒団したばかりの元エース君も顧問との問題で野球部を離れてしまったらしい。
素晴らしい素質を持った選手で、彼なら投手してとはいかなくても、内野手としてならウチでも十分にやっていけたでしょう。
今さらですが強く誘っておけばと悔やんでしまいます。

もちろん野球部にも楽しく続けている選手は何人もいます。
ですが、大好きな野球を毎日出来る環境にありながら辞めてしまうのは明らかに異常事態だと思います。


今年もたくさんの六年生が卒業し、ほとんどの子がその中学に進学します。

先日の体験見学会にも3名の六年生が来てくれましたが、この中からうちに入るのは良くても1人。
他の2人は結局中学野球部を選んでしまうかもしれない。


進路の決定に部外者が口を挟むことは出来ないけど、正直な気持ちは中学野球部に進んで欲しくない。


野球を大好きにしたい。長く野球を好きでいられる選手を育てたい。

少年野球のコーチとしてそんな気持ちで日々取り組んでいますが、実際、卒団してしまえば、彼らの野球人生に関わることが出来ない。

悔しいですね。
posted by かに at 17:41| 東京 ☀| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
学校によっては校外コーチを受け入れているところがあるようです。
もし有志が望めるのなら手を挙げていただき、学校側もプライドを捨てていただき、受け入れて欲しい!

簡単ことです!
校長の権限で許されています。

わずかですが、素晴らしい顧問の先生がいらっしゃいます。
もっと増えて欲しいんですよね!

Posted by 肉団子3兄弟 at 2009年01月16日 20:38
はじめまして

>進路の決定に部外者が口を挟むことは出来ないけど、正直な気持ちは中学野球部に進んで欲しくない。
果たしてそうでしょうか??
中学野球部に進んだことが辞める原因だったり野球が嫌いになったりすることと直接結びつけるのはどうかなと思います。
このような考え方の方が野球を長く続けていく選手を育てられるのだろうかと疑問を感じ辛口なコメントになってしまいました。
全てはその子次第です。
中学野球部が全面的に悪いとも受け取ってしまう記事ですが、双方に良い面もあれば悪い面もあると私は思います。
Posted by シニア母 at 2009年01月17日 01:44
 …実際問題として公立中学校では、熱意ある顧問の先生を長年に渡って確保するのは難しいでしょうね…。
(って、進学先が私立中だったら的はずれな意見ですが、…公立ですよね?件の中学校。)

 でも!

>卒団してしまえば、彼らの野球人生に関わることが出来ない。

 こう言い切ってしまうのは早計ではないかと思いますが。
私自身は、まだ直接関わった選手を送り出した経験は無いけれど…。
 かにさん程の人が上記のような事を言うのは、
正直意外です。
Posted by でぃあ at 2009年01月17日 09:48
小学生くらいの年頃の子が野球をやるきっかけとなったことは父親とのキャッチボールとか又チーム選びについても友達がいたから、近所から近いから・・・とこの時点ではチーム選びを重要視していないと思います。子供はです。ここに親の意見や希望が入ると又違ってくるとは思いますが。
野球だけではなく、どんなスポーツでも子供が本当に好きになれば毎日いくらやっても飽きないと思います。
何よりもその子次第だと私も思います。

シニアのチームでも監督さん、コーチをはじめ練習や試合の後に美味しそうにタバコを吸う大人。それを見ていた子供がいつかは吸ってみたかったと、それだけ大人の行動は子供の潜在意識に影響を与える。

卒団してしまえば、彼らの野球人生に関わることが出来ない。苦悩と?
指導者とはそんなものではないと思いますよ。


Posted by 高一母 at 2009年01月17日 11:23
監督さんもカニさんと同じ考えのもとで指導されてるのでしょうかね?
東練さんのチームでなくて良かった!
Posted by ニモ at 2009年01月17日 12:55
肉団子3兄弟さん、どうもです。

実は今後、息子が野球部にいるウチの少年野球チームのコーチや近隣チームのコーチが外部コーチとして練習に参加する計画もあるようです。
以前もそういう外部コーチがいたこともあるんですが、諸々の関係で長続きしなかったんです。
その諸々の部分についてはあまり書けないんですが、親父コーチの熱意で野球部の空気を一新して欲しいと願っています。
顧問の先生も決して悪い先生じゃないんです。ただ生徒と上手くかみ合っていないというか。


シニア母さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

言葉足らずの部分が多くて誤解を与えてしまったようです。
まずはそれをお詫びしたいと思います。

まず中学野球部全般を批判したと受け取られてしまったとしたら申し訳ないです。
そんなつもりは毛頭ありません。
私は数年来、息子の通っていた中学野球部の現状を見聞きしてきたことの感情として、あの言葉を使ったんです。
辞めた原因についても、本人達から直接聞いたわけではないです。
きっと原因は一つではないと思います。
ただ、かつてグランドを走り回っていた姿を見ている選手達が野球から離れてしまった、という事実だけはある。とにかくそれが残念なんです。
具体的な現状について書けば分かり易いんでしょうが、それは勘弁して下さい。実情を隈無く観察してと言うことではなく、あくまで見聞きしたことを元に感想として書いたものですから。
とにかく誤解を与えてしまったことをお詫びします。すいませんでした。


でぃあさん、どうもです。

これまた言葉足らずですよね。
文中の中学はまーぼも通っていた公立中学校です。
先にも書きましたが、決して顧問の先生が熱意のない人というわけではないんです。
ただ生徒との関係が上手くかみ合っていない。
かみ合わない原因は顧問にも生徒側にもある。
そしてかみ合っていないことが原因となってさらに環境を悪化させている。
そしてそれを改善しようという動きがこれまで無かった。
だからあのような言葉を使ったんです。

そして野球人生の事についてですが、彼らが続ける辞めるの決断をすることに関わることが出来ない、ということのつもりで書いたんです。
ウチのチームにいる選手ならば、辞めたいという気持ちがあることも知ることが出来るし、それについてアドバイスや意見を言うことが出来る。
しかし彼らの決断を、私は知ることも出来なかったし、意見を求められもしなかった。
だからあのような言葉になったんです。
私にとって少年野球で関わった選手達はみんな可愛いです。
出来ることなら将来高校野球やその先の野球で頑張る姿を見たい。
ただそうなる前に、辞めたという事実を突きつけられる。それが寂しいんです。


高一母さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

重ね重ね言葉足らず、申し訳なく思います。
先にも書きましたが、彼らの決断の時に直接関われる状況にない、それを一言で済ませてしまったのが間違いだったんだと思います。すいません。
辞めてしまった子が中学生として道を外れて校則に違反するような反社会的な方向に行ってしまったと言うことではありません。
少年野球時代の坊主頭を知っている私にとって、いわゆる一般的な中学生の頭になっただけで「髪が伸びて」と感じるんです。私が普段見ている野球少年達はみんな坊主頭ですから。
本当に誤解を与えてしまってすいませんでした。


ニモさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

私のブログはあくまで私個人の意見を書いているのですから、監督はまったく関係がありません。
これまで何度も書きましたが、今回の意見は、数年来私が見聞きしてきた息子の出身校の野球部の実情を考えて、正直な感想として書いたまでです。
シニアと中学野球部という観点で書いたものでは一切ありません。
ですから中学野球部全体を否定したつもりは毛頭ありません。
私の言葉が足らないためにそのような誤解を与えてしまって申し訳ありません。
ただ、一つだけお願いです。
このブログではこれまであえてチーム名を出さずにやってきました。
ほとんどの方が私が関係しているチーム名を分かっているのは承知していますが、それでも固有名詞を出すのだけはご勘弁下さい。お願いします。
Posted by かに at 2009年01月17日 22:45
野球を続けることにこだわる必要はないと思いますよ。

中学の野球部は顧問の先生が1人で見ているケースが多いですから、指導の仕方に疑問な学校もあるでしょう。
野球が好きなのに顧問の先生と合わなかったというつまらない理由でやめてしまうなんて、見るにしのびない。
だから
>正直な気持ちは中学野球部に進んで欲しくない。
なのでしょう。とても良くわかります。

けれど、挫折して野球をやめてしまっても何か他のことに打ち込めれば挫折も含めてそれまでの経験は決して無駄にはならないはずです。

子供の野球は上手になることは目標であっても目的ではないと思いますよ。
Posted by Skyboys広報 at 2009年01月17日 23:41
Skyboys広報さん、どうもです。

確かに「野球を続ける」と言うことにこだわりすぎていたのかも知れませんね。
野球以外に熱中出来るものを見つけ、それに打ち込んでいるのなら失望する必要もないのでしょう。それが他のスポーツであれ何であれ。考えさせられました。ありがとうございます。
Posted by かに at 2009年01月18日 00:08
固有名詞という認識がなかったもので申し訳ありませんでした。

すべては見る人の受け取り方です。
言葉不足との事ですがブログを管理している人の感情など何を言いたいのかなど奥深いところまでを察することは中々難しいことです。
ここまで長く続けていらっしゃいますがカニさんのブログは最初から記事の内容、又画像からもすぐにどこのチームであるかが見る側からは分かってしまいます。
ブログを通しチームを紹介したい気持ちや自分の子供が頑張っていることなどを世間の人に公表したいって言うのが本心なのではないでしょうか?
自分の思ったことを書く、それも結構ですが、全てをシークレットにしていないカニさんのブログでは書く側もそれなりの覚悟を持って書いているのではないでしょうか?
私もシニアにいた経験を持つ父兄ですがシニアの印象が悪くなるなと、思った記事も多々拝見させてもらいました。

ついでになりますがマーボくんの進学された高校も一目瞭然ですよね。
コーチの立場であるカニさんですがそれ以前にごくごく普通の父兄なのですから。
親が子供を潰さないよう頑張ってください。
Posted by ニモ at 2009年01月18日 10:56
かにさんのお友達の仲にもブログで何でも書いて構わないという方もおられますが果たしてそうでしょうか?
Web上の世界は公共の場と変わりがありません。
その先には、不特定多数の第三者が多数存在し、誰もが発信した情報を見に来る可能性があるのです。最低限この点を常に認識し、自分の情報をどのように伝えたいのか、どのように伝わるかを考えながら情報発信していくことが大切ではないかと思います。
もし以上のことなど関係なくやると言うのであれば自分だけの日記で楽しみ公開などしなければ良いのです。
かにさん自身の職業柄、言葉や活字の意味、影響力などをもっと考慮できないものかと思います。
Posted by 匿名希望 at 2009年01月19日 10:14
ニモさん、匿名希望さん、コメントありがとうございます。

まずは私の文章力の無さが原因で不快な感情を抱かれてしまったことをお詫びしたいと思います。
私自身は文章に携わる仕事をしていますから、いかに相手に伝えるか、いかにしてスムーズに読んで頂けるか、を常に考えて書いてきました。
しかし、長く続けてきたが故に私自身に甘えが生まれ、今回のように誤解を生む結果を作ってしまったのだと思います。
今回のことを教訓に、より分かりやすい記事を書けるように注意していきたいと思います。

『台風一過』は私個人のブログです。
ブログ名の横にも書いてありますが、私の身近に起こったことを書いていく。
それがこのブログのテーマであり主題です。

その上で「決めごと」にしてきたのは、「固有名詞も出さない」「誹謗中傷はしない」ということです。
それがチームメイトであれ、対戦チームであれ、その考えを通してきました。
記事の中では読んでいる人により理解してもらうために、便宜上イニシャルなど使っています。
近い環境にいる人がそれを読めば確かに一目瞭然。試合結果や経過などを書いたりしていますから、どのチームを表しているのか、手に取るように分かるでしょう。
ですが、これまでの私のブログを読んでくれている多くの人は、その決めごとを暗黙の内に理解してくれて、コメント欄でもあえて具体名を出さずに書いてくれていました。

ブログというのは確かに私が一方的に発表した物を読んで頂く場です。
しかしホームページなどと違い、コメントというツールによって筆者と読者がコミュニケーションを取ることが出来る。それがブログの良さだと思います。
そしてコメント欄を通じたコミュニケーションで読者と信頼関係を結ぶことも出来る。
だからこそ、私はこれだけ長くブログを続けてこられたんだと思っています。
実際ブログがきっかけで信頼出来る友人が何人も出来ました。

私が関わっているチームのことが、読んでいる方に一目瞭然なのは十分理解しています。
それくらい身近のことを、ある意味「包み隠さず」書いていますから。
実際に起こったこと、それについて感じたこと。それをあくまで「個人の視点」で書いていく。
それが『台風一過』だと思っています。

その上でどのチームにも迷惑が掛からないように配慮して書いているつもりです。
もし私のブログが原因でチームに迷惑が及ぶことがあれば、私はいつでもブログを閉じる覚悟は出来ています。
私のブログはチーム関係者にも多く読者がいますが、それらの方から苦情を言われたことはこれまではありません。
ですが、それに甘んじることなく、注意して書いて行かなければならない、それは重々覚悟しています。

今回書いたことをご理解頂けた上で今後も『台風一過』をお読み頂き、コメントなどを頂けるのでしたらありがたく思います。
それが例え反対意見でも構いません。私の意見、考えが絶対で、他を受け付けないなどというつもりはありませんから。
しかしそれは私の意見に対してであって、私の仲間についてまでと言うのは止めて頂きたいです。
匿名希望さんがどなたのことを言いたいのかわかりませんが、私のブログで、私の友人の事を誹謗するのは今後一切しないで下さい。

長くなりましたが、これでいただいたコメントについての私の気持ちはすべて書かせて頂きました。
これ以上の返信は考えていません。
今回のコメントについてお返事頂いても、さらにその後にコメントをするつもりはありませんのでご了承下さい。
Posted by かに at 2009年01月21日 11:02
私は以前、「もっと、まーぼくんの様子について
書いて欲しい」とリクエストした読者です。
息子がシニアを希望していたのをきっかけに
拝見させていただくようになり、とても参考に
なりましたし、今も楽しみに拝見させていただ
いております。このブログを読んで、シニアに
対して悪いイメージをもったことはありません
。これからも楽しみしています。まーぼくんの
成長を伝えて欲しいので、応援しています。
Posted by 応援しています! at 2009年01月21日 12:12
応援してます!さん、コメントありがとうございます。

すごく嬉しくなるコメントありがとうございます。
とてもとても励みになります。
最近はあまりしっかり練習を見ていなかったんですが、これからまた練習観戦の機会を増やしていこうと思っています。
そうしたらまたまーぼのことも書いて行きますので、お時間があるときにぜひ読んで下さい。
今回は本当にありがとうございました。

Posted by かに at 2009年01月22日 15:15
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