専門的な知識が無くても文字だけでなく写真や動画を発信する事が出来る様になりました。
スマホ1台で生放送まで出来るんですから、すごい世の中になったもんです。
私もこの台風一過というブログを通じて10年以上発信してきてますが、正直、今の環境に戸惑いもありますね。
言葉にせよ映像にせよ、何かを発信すると言うのは責任が伴う。
でもそんな責任のことなんて全く考えていない発信者がどれだけ多いか。
炎上って言葉が定着してもう何年も経つけど相変わらず炎上は絶えないし、信じられない発信も絶えません。
最近話題の某女優のYouTube配信なんかは、もはや法的にグレーゾーンなんじゃないの?って感じたりするんだよね。
夫である2時間ドラマの帝王が反逆に出れば配信してる映像のほとんどを削除しなきゃいけなくなるんじゃないかな?
別居中の旦那の家に勝手に入って、ノートやら手紙やらを持ち出して、それをネットで公開って・・・完全にアウトじゃない?
数日前には自らのまとめサイトのアクセスを増やすために俳優の中傷記事を書いた男女が逮捕されましたね。
この様に気軽に発信出来る様になった反面、誹謗中傷を発信する事も簡単に出来る様になった。
しかもそれが拡散した場合、最初に発信した人間が止めようと思っても止められないほどの広がりを見せてしまう。
発信者が自分の投稿を削除してもその痕跡はネット上のどこかを残ってしまう。
某女優の騒動に関しては真偽は分からないけど、一方の思い込みでこうやって発信が出来ちゃうんだよね。
例えばね、一方的にフラれた女性がその思いの丈をある事も無い事も含めた誹謗中傷動画に録り、そのアドレスを相手の会社でばら撒く。今回の件はそれをもっと大規模にした様な事件じゃない?双方とも有名人と言うインパクトを考えると。
ネット上で人を誹謗中傷したりしてるのが、物事がよく分かってない子供だけでなく、もう分別がついてなきゃおかしい40代50代も珍しく無いって言うのがこの問題の根深さ。
件の女優なんてもう60歳だからね。
インターネットが広く普及してたかだか20年程度。
SNSが定着して10年そこそこかな。
だけどそれに対する正しい接し方、関わり方に関してはこの10年、20年遡ってもほとんど進歩してないんじゃないかな。
飲酒運転が厳罰化によって多少なりとも減った様に、ネットでの誹謗中傷や不正な発信には厳罰が必要なんじゃないかな。