えらい長いタイトル付けてみました。
巨人・鈴木尚広と言う足のスペシャリストの話です。
アンチ巨人である私ですが、もはや職人と言っても良いくらいの走塁技術を持っている鈴木選手の事は、一プロ野球選手として認めております。
代走としてコールされるだけで歓声を浴びる選手なんてそうはいないですからね。
先日の巨人との3連戦、2戦目である5/9の試合でこの鈴木選手の足でやられましたね。
先頭寺内を死球で出すも、続く鈴木尚がセカンドゴロでアウトカウントを取るものの、ランナーは入れ替わって鈴木尚が一塁走者。
その鈴木が盗塁とワイルドピッチで一死三塁の場面からショートゴロの間に生還して勝ち越しの得点を奪われました。
チャンスがありながらなかなか2点目を奪えず、完封目前のドスコイ山口が最終回に同点とされ延長戦に突入。
巨人のストッパー澤村を打てずにいたベイスターズに対し、結果ノーヒットで勝ち越し点を奪った巨人。
やはり必殺の得点パターンを持つ巨人の凄みを感じました。
敵ながら「あの形で得点されたら仕方ない」と思ってしまいますから。
昔で言う川相のバントみたいなもんだね。
で、タイトルの話。
今日の中日戦の最終回。
今日は守護神山崎の状態がすごく悪かった。
結果的には抑えたけど、一つ間違えればと言うギリギリの勝利でした。
4対3と1点リードの最終回。
先頭のエルナンデスにいきなりヒットで同点のランナーを出してしまう。
この後、高橋周平は三振に切るが、明らかにボールが定まってなくて本来の山崎とはかけ離れてる事はよくわかりました。
続く代打小笠原は何とか打ち取りましたが、あわや逆転ホームランかと言う大きなライトフライ。
さらに次の代打福田には粘られて四球。
ツーアウトながら一、二塁となってしまいましたが、大島をサードゴロに抑えてゲームセット。
辛くも勝利しました。
で、私が感じたのは、エルナンデスがヒットで出た後、中日に鈴木尚広の様な代走のスペシャリストがいたら、かなりヤバかったと思ったんです。
すかさず盗塁してノーアウト二塁。高橋周平の三振でアウトを一個取るものの、小笠原のライトフライでタッチアップしてツーアウト三塁。
結果として四球とサードゴロでは得点にはなりませんが、ランナーが三塁にいるとなると、投手に掛かるプレッシャーは格段に違いますからね。
盗塁が出来るランナーが塁上にいれば、そうはさせじとリードが変わり、ヒットを打つ可能性が高くなる事も考えられる。
今日の中日戦では四球の福田に代走を出してたけど、俺はその前のエルナンデスに代走出された方がイヤでしたね。
ベイスターズも(捻挫で登録抹消してしまいましたが)梶谷と言う去年の盗塁王がいます。
しかし代走のスペシャリストと言えるほどの選手はいない。
夏を過ぎてしんどい試合が続いた時に、ノーヒットで得点を奪える様な代走のスペシャリストの存在が欲しいんですよねー。
まぁ、一朝一夕に作れる存在では無いですけどね。