週半ばから傘マークが付いたり消えたり、一体どうなるのか全く落ち着かない週末でしたが、何とか雨は降らず。
予報ほど気温は上がらなかったけど、久しぶりに雨が降らない幸せな週末でした。
そんな中、春季大会準々決勝が行われました。
これまではホームグラウンドでの試合でしたが、今回は相手ホームでの試合。
当然相手は気合入れて応援してくるだろうし、こちらも負けずに応援しなきゃと気合入れてました。
が、選手達はそれ以上に気合が入ってたみたいでした。
1回の表。
先発のエースが相手打線をセカンドゴロ、三振、セカンドフライに切って取る。
ストライク先行で速いテンポで攻守が交代となり、攻撃へのリズムも良かったのかもしれない。
先頭打者がライト線を鋭く破るヒットで出塁すると、そこから恐ろしいまでの連続攻撃が始まりました。
ヒットと四球で全くアウトを取られないまま7番打者まで出塁すると、相手ベンチはたまらず投手を交代。
8番打者がアウトを取られるが、続く9番から3番までがまた連続出塁。
この時点で打者一巡。
その後、4番のM君が高〜いショートフライ打ち上げ2アウト。
しかしまたそこから連続出塁。
当然ながら得点は次々と入っていきます。
二巡目の最後の打者、9番打者もヒットで出塁すると、まだ1回にして3打席目の1番打者がまたも鋭い打球で出塁。
それでも止まらぬ我がチームの打線。満塁で4番のM君が打席に向かいました。
前の打席で打ち損じているM君は気合が入ってました。
高めのストレートを振り抜いた打球は打った瞬間にそれと分かる大飛球。
センター奥の外野ネットを遥かに超えるホームラン!
トドメと言うにはあまりに強烈な打球でした。
結局5番打者も出塁しましたが、盗塁で刺されてようやく3アウト。
打者23人で20得点と言う超ビッグイニングでした。
私もこのチームに関わってかなりの数の試合を見てきましたが、ここまでの攻撃は見た記憶がありませんでした。
ここまで選手達が気合が入った原因。
それは同じグランドで第一試合を戦ったライバルチームの選手達が見ていたからでした。
このライバルチームには少年野球時代に名を馳せたすごい選手が多数在籍していて、一年生大会でコテンパンにやられたんです。
そんなライバルチームは第一試合、我々の目の前で17得点の大勝。
きっと気持ちよく我がチームの試合を観戦するつもりだったでしょう。
しかし、そんなライバルチームの大勝を霞ませるほどの我がチームの打線爆発。
1回終了時点で荷物をまとめて帰って行きました。
きっと一年生大会でコテンパンにやっつけた事もこの日の試合に大勝した事も吹き飛んだ事でしょう。
準々決勝で二桁得点を取った同士の準決勝。
間違いなく厳しい戦いになると思います。
是非ともこの試合に勝って決勝進出を果たして欲しいと思います。