この土日は仕事が忙しく河川敷に行けなかったのは昨日書いた通り。
その代わりに神宮球場で東亜学園対都立片倉の試合を見て来ました。
仕事の関係で12時までしかいられないから、早いイニングで得点を取って優位に試合を進めて欲しいなと願ってた。
ところが試合展開はその願望の真逆。序盤3イニングで5失点で苦しい展開になっちゃった。
取られたら取り返せば良いんですが、相手投手が良い投手なもんだからそれもままならない。
140km台のストレートと110km前後の変化球でまったく自分のバッティングをさせてもらえない。
捕手のリードも上手いなぁと逆に関心させられちゃった。
そんな試合展開の上に、さらに私をイラっとさせてくれたのが私の周辺の観客。
前は金髪のドキュンカップル。右は老夫婦。後ろは小さな女の子3人を連れたファミリー。
この方達、それぞれが試合の状況で感想をもらすんですが、これがどれもこれも的外れでねー。
まぁ、だからと言ってそれを指摘してしたり顔する様なイヤな人間ではないですよ、私は。
それぞれがそれぞれの感じ方で観戦すれば良い。
とは言え、ちょっとはイラっとしちゃいますよね。
で、そんな修行の様な状況の中、相手投手の快投は続き、5回(だっかな?)にようやく初安打。
だけどそのヒットだって会心の当たりではない。依然として攻略出来てるとは言えない状況。
その時、珍しいバシッと芯で捉えた打球が外野に飛んだ。いや、ちょっと芯を外れてたかな。ともかく打たされてるって感じではない打球は久しぶりだった。これがきっかけになればなぁと感じました。
しかし後ろのファミリーの長、お父さんはそう感じなかったみたい。
「あ〜、上げちゃダメだ〜。転がさないと〜。」
そりゃあまぁ、そうなんですけどね。
と、この父の言葉に、たぶん小学校低学年であろう娘がこう言いました。
「でも上げなかったらホームラン打てないじゃん」
!!
お父さんはそれに返答出来なかった。
外野ながら俺ならこの問い掛けにどう答えるのが正解か、考えちゃったよ。
野球選手に対してなら例え小学生であっても色々説明する言葉もあるんだろうけど、野球に詳しくない人、特に小さな女の子に対し、この質問に対する明快な答えが出て来なかった。
試合終盤は観戦しつつもこの質問の答えばっかり考えちゃってた。
人に何かを説明すって難しいねぇ。