2012年05月15日

危険運転致死傷罪

危険運転致死傷罪って何なんでしょうね。

亀岡での18歳少年の暴走事故での危険運転致死傷罪の適用を断念したという報道がありました。

この法律が出来てすでに10年以上経ってるけど、実際の適用例に関してはほとんど記憶がない。

2006年8月に福岡・中道大橋で起こった事故。
大量の酒を飲んだ22歳の福岡市職員の男性が運転する車が追突事故を起こし、橋から落ちた車の中で幼い3兄弟が死亡した痛ましい事故でした。
こんな明らかな危険運転であっても、一審では危険運転致死傷罪は認定されず業務上過失致死傷罪のみを認定。
二審でようやく認定されるも5人の裁判官の内4人が認定。一人は成立しないと反対していた。

近年の交通事故史上でも記憶に残るほどの大事故であっても当然の適用という形にならない。
いったい危険運転致死傷罪って何なんでしょうね。

そもそも危険運転致死傷罪が適用される行為というのはどういうものなのか。
ちょっと調べたら山口県警のホームページに適用される行為例が載っていました。

◎飲酒の影響により正常な運転が困難な状態で走行させる
◎麻薬などの影響により正常な運転が困難な状態で走行させる
◎コントロールが困難なほどの高速で走行させる
◎妨害する目的をもって、危険な速度で歩行者や自転車のすぐ近くを走る
◎妨害する目的をもって、危険な速度で他の車の前に割り込む
◎危険な速度で赤信号などを突っ切る
◎無免許などのため、コントロール出来ないのに車を走行させる

今回の亀岡の暴走事故で適用されると思われる行為は当然最後の項目。
無免許ですよね。

たぶん今回適用を断念したのは『コントロール出来ないのに』と言う部分なのかな、と想像します。

ただ、そもそもコントロール出来るか、否かって問題になります?
だって無免許って事は運転資格を持っていない、ってことですよね。

資格を持たない人間が運転していることが危険と言わずして何を危険というのよ。
運転免許は持っていなくても、車をコントロール出来ていれば危険運転ではないの?

じゃあ、免許制度って何なの?
自動車教習所を卒業したら試験場では実地運転は免除されますよね。
それは試験場の代わりに教習所が運転能力を認定してくれるから、ですよね。
であるならば、免許を持っていない人は「運転能力を認定されていない=運転能力が無い」と言う事なんじゃないかな。

私は「無免許で事故を起こし人を死に至らしめたら危険運転致死傷罪を適用」で良いと思うんです。
もちろん私は法律の専門家でも何でもないです。法律の知識だって素人レベルです。
学んでいる訳ではないですしね。
あくまでも素人考えの感情論と受け取って下さい。

ただ、免許を持っていない人間が運転したら危険運転、この部分は譲れないなぁ。

件の少年。
危険運転致死傷罪が適用されない上に少年法に守られてわずか数年で社会に戻ってくるんでしょうね。
被害者家族にとっていたたまれないことですね。
危険運転致死傷罪同様、少年法についても色々もの申したいところはありますけどね。
まぁ、今回はその話しは良いでしょう。長くなっちゃうからね。
posted by かに at 00:51| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする