これまで監督と共にAチームの指導をしていたヘッドコーチが1年生担当となった。
その手に握られているノックバット。
じつはまーぼの友人、S君から贈られたものなんです。
以前から私のブログを読んで頂いている方なら知っていると思います。
まーぼが小学1年生の時から中学3年まで、ずっと同じチームでやって来たあのS君です。
S君は子供の頃から夢がありました。
その一つは甲子園に出場すること。そしてもう一つが消防士になることでした。
S君はこの春、一年間の浪人を経てめでたく夢の消防士になることが出来ました。
その最初の給料で監督、ヘッドコーチにノックバットを贈ったんです。
最初はバッティンググローブを贈るつもりで、密かにまーぼに二人のバッテのサイズを聞いて来ていたんです。
しかしさすがのまーぼもこっそりとサイズを確認することが出来なかった。
で、その代わりにノックバットを贈った、ということです。
シニア時代はめちゃくちゃ厳しく指導されていたS君。
にも関わらずこうして初任給でプレゼントを贈ってる。
長年彼を見てきた私にとっても驚きで「やるなぁ」って感心しちゃいました。
監督もヘッドコーチもすごく喜んでいて、ヘッドコーチは「コーチになって9年になるけどこんな事は初めて」と言っていました。
S君から贈られたノックバットでさらに厳しくチームを指導してもらい、日本一に導いてもらいたい。
S君もOBとしてそれを望んでいるでしょうからね。