昨年末、我がチームにプロのトレーナーの方が来ました。
監督の知り合いで、プロ野球選手も見ているという実績のある方でした。
3時間ほどの教室でしたが、投手を中心に様々なトレーニング方法を学びました。
まーぼも今後のチームのトレーニングに生かすべく、そのすべてを一生懸命メモしていましたよ。
私はそれらを書き記してはいなかったんですが、とくに心に残った二つの言葉がありました。
まず一つ目。
「トレーニングを行う時は全力の力でやる」
筋肉には瞬発力を産む速筋、持久力を産む遅筋、その両方を併せ持つ筋肉と三種類ある。
第三の筋肉はどの様に鍛えたかで速筋にも遅筋にも化ける。
野球は瞬発力を使う事が多いスポーツだから、速筋を強くしたいのだけど、練習時にダラダラとやっていたら速筋ではなく、遅筋に化けてしまう。
こうなるといざ全力を出そうと思っても、より多くの筋肉を使う事が出来ない。
うちの選手でも、数多く素振りをする時には全力で振っていない様子を見掛ける事がある。
これじゃあいけないんだよね。
もちろん動きを確認する時など、全力では無いやり方をする時もあるだろうけどね。
試合の時はほとんどの選手が全力でプレーする。
だけど練習ではそこまでの全力でやっていないかもしれない。
練習でやってないから試合で出来ない。
試合での全力プレーのために、練習で全力プレーを体に経験させる。
そうやって速筋が増える事で一つ一つのプレーがより速くなっていくんだよね。
練習のための練習ではなく、試合のための練習。
全力疾走、全力プレーはやっぱり大切だったんだよね。