2011年08月15日

魔物

タクローの高校野球が終わりました。

もう少し勝ち上がったら機会を作って甲子園に応援に行きたい。
そう思っていたんですが、それも叶わぬ夢となってしまいました。

私は残念ながら中継を見ることは出来なかったんですが、iPhoneを使ってリアルタイムで最終回の攻防は観戦していました。
一体何が起こってるのか、映像を見ていないから伝わって来ないどもかしさと怖さを感じていました。

「甲子園の魔物」

「夏にしかない甲子園の怖さ」

それは負けたら終わりという緊張感、甲子園という独特な舞台が作り出す空気、声だと思います。

佐賀北が優勝したあの夏。帝京が佐賀北と対戦した時も甲子園の魔物は現れた様に思います。

そして昨日の日大三高戦も。

私が生まれも育ちも関東の人間だからか、息子が東京の高校球児だったからか、分かりませんが、関東のチーム、特に東京のチームが戦っている時ってすごくアウェー感を感じるんですよね。
特にああいう誰もが見ていて興奮してしまうような展開になると。
あれだけの試合展開になれば、誰しもどちらかのチームに肩入れして観戦しちゃうと思います。

ものすごく偏った考え方かも知れないです。関西の方には先におわびしておきます。
なんか観客の多くは関東のチーム、特に東京のチームが好きじゃないのかなぁって感じちゃう。
特に出場回数が多い強豪チームほどそう感じます。
応援していたチームが負けたから余計にそんな風に感じちゃうんでしょうね。

私も判官びいきの人間で、強いもの、人気のあるものには反目してしまうタイプ。
神奈川育ちと言う事もあり、東京の強豪チームにはあまり好意は持っていませんでした。
今のシニアに関わらなければ、知り合いの子が帝京に入るなんてこともなかっただろうし、きっと帝京を応援しなかったでしょう。
しかしどんなチームであれ、知っている子が頑張って甲子園に出たとなれば応援しちゃいますよね。

プロでも大変な最終回のマウンド。
満塁弾を打たれた渡辺投手自身、「球場全体が向かってくる様に感じた」といったコメントをしていたと思います。

今でも語り草として伝えられる第88回大会での「帝京対智弁和歌山戦
あの時の甲子園にも魔物はいました。
テレビを通してでも伝わってくる感覚。
あの時のマウンドに我らが拳士も立っていました。
甲子園から帰った後、拳士に聞いた話では、サインを出した捕手の指があまりに震えていて、最初は何のサインか分からなかったほどだそうです。

きっと甲子園の常連校というのは、あの魔物が現れることを想定して日々の練習をしていることでしょう。
それでも飲まれてしまうほどの魔物の強さ。
この甲子園でもイヤと言うほど痛感させられました。
まだ甲子園の試合は続きます。今後、いったい何匹の魔物が現れるのか。

肩入れ出来るチームが減って来ちゃったんですが、その中でも好投手、好選手、好試合を見たいですから、残る試合を観戦していきたいと思います。
posted by かに at 14:25| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする