2010年11月25日

一生懸命さって・・・

少年野球と中学野球を同時進行で見ていると、「一生懸命にやる」って一体どういう事なんだろうって思うことがあるんですよね。

先日低学年選手と一緒に走り回っていて気付いたんですよね。

「彼らは手を抜くって事を知らない。ただひたすら思いっ切り投げて思いっ切り走るしか出来ない」

ってね。
まぁ、中には思いっ切り走れない(走らないじゃなくて走れない)選手もいるんですけどね。
その事についてはまた後日。

で、振り返って中学生。
低学年選手の様に、ただひたすら「思いっ切り投げて、走って」ってしてる選手がどれだけいるだろう。

もちろん、彼らは彼らなりに一生懸命やってるんだと思う。
でも、何だろうな。それがあまり伝わってこない選手がいるんですよね。

別にさぼったり、適当にやったりしてる訳じゃない。
でもなんか、こう、必死さがビンビン来ないっていうのかな。そう感じちゃう子がいるんです。

「これくらいやっておけばいいか」って自分で自分の限界点を決めちゃってる。
そんな風に感じちゃうんですよね。

例えば声出し。
1日の練習でノドを潰すほど声を出している選手なんて1人もいない。
私は応援団出身ですので、長時間大声を出せばどうなるのか、よく知ってます。
本気で声を出したらいくらノドを鍛えていても1試合で声が掠れるようになっちゃいますよね。

とは言え、選手ってのはもちろん応援団じゃない。大声コンテストをしている訳じゃないですし、大きな声を出したからって野球が上手くなる訳じゃない。

でも、声を出すって技術も体力も体格差もまったく関係ない。
それが出来なくて他の事が全力で出来るの?って思っちゃう。

指導者に限らず野球経験者の方って声がでかい人多いですよね。
これってこれまでに全力で声を出すって事を積み重ねて来たからだと思うんです。
ノドが潰れるほどの声を出し、回復したと思ったらまた大声を出す。
そんなことの繰り返しで広いグランドでも隅々まで通る野球選手らしい声が出せるんだと思う。
野球技術はともかく、声に関してだけは私も経験がありますからね。

で、走る、投げる、バットを振るってことに関してもこれと同じ事が言えるんじゃないかな。

一生懸命にやって、挫折して。一生懸命にやって、悔しい思いをして。
それでもまたさらに一生懸命にやって。
そうして一つ一つ壁を乗り越えることで、大きな成長に繋がるんじゃないのかな。

成長するにつれ、先を見通す賢さも付いてくるし、そつなくこなす上手さも付いてくる。

でもそう言った成長するにつれ付いてくる力によって、「これくらいで」って加減しちゃうことを覚えちゃってる気がするんです。


これくらいやっておけばミスしない。

これくらいやっておけば怒られない。


そういう考えがどっかにあるんじゃないかな。意識してか無意識かは分からないけど。

何度も書きますけど、別にさぼってる訳じゃない。
特別に怒ってやりたいって理由がある訳じゃない。
批難してるって訳でもない。
でも、なんか、こうね、しっくりと来ないというか、「限界点はもっと先にあるんじゃないの?」っていう物足りなさを感じちゃうんですよ。

もちろんこういうのって今の選手に限った事じゃないし、振り返って自分はどうだって聞かれたら胸を張って即答出来るか分からない。

でもチームとして日本一を目指している訳だし、選手自身だってもっともっと上手くなりたいって思ってるはず。でもそれならもっと貪欲にならないといけないんじゃないかなぁ。
見たことはないけど、日本一になったチーム、それは中学でも高校でも、そう言ったところがあるのでは、と思うんだよね。


なんかね、「かな」とか「と思う」ばっかりの日記になっちゃいました。(;^_^A
ここ数年、何か殻を破れないチームにモヤモヤした思いがあって、それは何なんだろうってずっと考えてたんだよね。

少し前にブログ仲間の方とこんな様な内容を話をして、あぁ、俺が感じているモヤモヤってここなのかも、って思った訳です。
サラッと読み飛ばしちゃって下さいませ。m(_ _)m
posted by かに at 12:41| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする