2010年05月19日

教えると言うこと

ふとしたきっかけで、まーぼと「教える」と言うことについて話をしました。

以前も書いたことがありますが、まーぼは指導者を目指しています。
中学、高校で尊敬出来る指導者に恵まれたことが一番の原因だと思っています。
(少年野球時代は・・・恵まれてるって言え・・るかどうか?)

そんなまーぼに

「どうすれば子供は自ら学ぼうとするだろう?」

と言う質問を投げ掛けてみました。

昨日の日記に書いた通り、我が少年野球チーム低学年は昨日ようやく初勝利をあげたところ。
そんなチームの更なる浮上のきっかけって、やっぱり子供だと思うんです。

と、言っても、子供に頑張らせるために大人が怒鳴りまくるとかってのは愚の骨頂。
「なぜ出来ない!」って怒鳴るくらいなら出来る様な教え方をしていない自らを省みなきゃいけない。

小学生でも中学生でも、果ては高校生になっても、自ら学ぼうとしない、自ら考えない、教えてもらうことばかり考える選手っているんですよね。

そうではなく、自ら考え、自ら学ぶ、そんな選手を育てるためにはどうしたらいいのか。

まーぼの答えは明確でした。

「成功体験だと思う」

ヒットを打った
  ↓
みんなに褒められた
  ↓
嬉しい
  ↓
また打ちたい
  ↓
練習しよう

ヒットが勝利であっても同じ事。
まーぼが考える答えは「楽しいスパイラル」なんだそうです。

最初はゲームやテレビ、他のスポーツといった色々な「好きなモノ」の一つとしての野球でも良い。
それが「楽しいスパイラル」に入れば、自然と他の遊びより野球をする時間が長くなる。

まーぼもそういうスパイラルに入った5年生くらいからグングン上手くなり、6年生の時にはチームメイトと、「月、水、金は野球の練習。火、木は遊び」って決めて、平日を過ごしてました。

まーぼ曰く、

「その頃が一番、毎日野球のことだけ考えていた」

時期だったそうです。

勉強のことや部員のこと、他にも音楽や本など、考えること、興味があることがいっぱいの今と違って、小学生の頃は野球が一番楽しいこと、それ以外にはそれほど興味がないって時期だったそうです。

まーぼの考え方を受けると、指導者のやるべき事って「やれ!」って怒鳴ることでもなく、「声出せ!」で怒鳴ることでもなく、自らやる「楽しいスパイラル」に入るきっかけを作ってあげることなんじゃないでしょうかね。

選手のダメなところを並べ立てる指導者がいます。
でもそうではなくて、選手の良いところをいっぱい見つけて、それをどんどん選手に伝えて「楽しいスパイラル」になってもらうことが重要なんだと思います。

面白かったのは、まーぼにとって、少年野球時代は選手と指導者が対等だった、中学時代は・・・まぁ、ああいう指導者だったから1対9だった。
そして今の監督も対等なんだ、っていうんです。

これがナニカって言うと、「学ぶ:教える」の比率だっていうんです。
少年野球時代が対等だったってのがすごく意外でした。
でも、我々指導者が練習で教えていたこと以上に、平日練習で選手同士で色々考えてやっていたんだと思います。
でなければこれと言って目立った選手のいないチームが県大会で準優勝なんて出来る訳無いですからね。
そう言えば今考えると、その選手同士で考えて行ったことに、我々指導者はそれほど口を挟みませんでしたからね。

思えば、私は「6年生の時までは指導者として教えていた」って思ってたんですが、すでにその時点ではまーぼは自ら学ぶというスパイラルに入っていたんですね。
そして中学3年間は「学ぶ」ために「自ら」厳しい選択をしたんでしょう。

1時間足らずの会話でしたが、私にとってもすごく充実した時間となりました。
まーぼは眠たい目をこすりながら・・・でしたけどね。(^^♪
posted by かに at 16:26| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする