2009年07月13日

あと一息だったのに

今日、高校野球埼玉大会に行って来ました。
シニアの監督の息子さんが所属する高校が今日試合と言うことで、普段のお礼も兼ねて応援してきました。

シニア時代はまーぼと同じくランナーコーチだった息子さん。
監督の息子という立場でもそれに甘んじることなく、一生懸命声を出し、腕を回してチームのために頑張ってくれました。

中学卒業後は県立高校に進学。
一時は4番を任されたりと、まーぼ同様、試合に出る喜びを感じて高校野球生活を過ごしているようでした。

しかし最後の大会が近づいた頃、腰に痛みを覚え結局登録は13番。
レギュラーとして大会に臨むことは出来ませんでした。

今日の試合。対戦相手は県内私立4強の1角。Aシードのチームでした。
実力、実績を考えると相手が数段上。ですが息子さんのチームはそれに臆することなく全力で戦いました。

初回、1点を先制されるも次の回にすぐに追い付き、さらにその後2点を取って逆転。
しかし地力に勝る相手にランナーが溜まったところで1本の長打が出てあっという間に同点にされてしまいました。

試合はそのまま終盤に向かいました。
強打の相手を軟投で凌ぎ、ついにチャンスを掴みました。
マウンドには3回から緊急登板のエース。1死満塁という場面でした。

しかしここで相手エースが踏ん張り三振を奪って2死満塁。
ここで代打が告げられた。

スタンドからも見える背番号13番。
この最高の場面で代打で登場です。
近くで見ていた監督も大興奮。もちろん私も声を張り上げて応援です。
しかし残念ながらサードゴロ。勝ち越し点を奪うことは出来ませんでした。

試合はそのまま延長へ。
先攻の息子さんチーム。
すでに2アウトとなり打席には4番バッター。
ここで4番が打った打球だ右中間へ。
しかもクッションボールの処理に手間取っている。
バッターランナーは一気に3塁へ。
そして次のバッターがぼてぼてのショートゴロ。
これを相手ショートがファンブル。3塁ランナーが帰ってついに1点勝ち越した。

この裏を抑えれば勝利。
県立高が第2シードを打ち破るまでアウト3つとなりました。

しかしここからのアウトが遠かった。
最初のアウトは簡単に取ったものの、次のバッターにヒットをされるとピッチャーに急に疲れが出て来たようで途端に球が浮き出した。
勝利を目前にしたプレッシャーもあるでしょう。
結局その後、2連続四死球で1死満塁。
ここで代打にタイムリーを打たれ同点。さらに続く打者に左中間真っ二つの痛烈な当たりを打たれて万事休す。

大金星は指のスキマからこぼれてしまいました。
スタンドを降りると、肩を落としてベンチから出てくる息子さんの姿がありました。
OBと肩を抱き合って号泣する息子さん。
シニア時代、どんな時も笑顔で頑張っていた息子さん。
彼のこんな姿を見たのは初めてでした。

Aシードを相手に素晴らしい試合でした。
しかし勝負は勝負。次の試合に進めるのは相手です。
帰る直前、声を掛けましたがありきたりの言葉しか浮かんできませんでした。

高校入学当初、監督を通じて楽しんでいる彼の様子をたびたび聞いていました。
彼の高校野球人生はどうだったんでしょうか。
甲子園という大きな夢には届きませんでしたが、きっと思いっ切り高校球児として過ごせたのだと思います。

一段落したらシニアのグランドに来て欲しいな。
その時はしっかりと声を掛けてあげたいと思います。
posted by かに at 18:34| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする