2009年01月07日

『感じられる』そして『考えられる』

まーぼの野球部は毎月予定表が配られます。
そこには日々の練習開始時間や場所、シーズン中なら練習試合の相手、試合会場などが書かれています。試合に限らず、練習も見に行きたい私にとってはこれはとても重要な情報源となります。

そしてその予定表には単に予定だけでなく、毎回監督からのメッセージが書かれています。実は私、毎月これを読むのを楽しみにしてるんです。
そこには練習中には言わなかった(言えなかった)監督の思いやメッセージが込められています。

今月の予定表には『ロングティー』についての事が書かれていました。
今回はそれを要約して書いてみました。



基本的には打ち込む練習ではあるが、ただ打っているだけでは外野が球拾いだけになってしまう。
そこでこの練習では外野の捕球と返球を最優先の目的とした。
しかし君達は外野の準備に関わらずバッターのテンポで打ち始め、結果的に外野は対応に間に合わず球拾いになってしまっていた。
さらに自分が打つ番になると引き継ぎを頼まずに移動してしまい、結果ベースは空になり送球練習が出来ない。要するに自分が中心の行動で練習の本意が無くなってしまっていた。

そこでもう一度目的を確認し、練習の意味を『自分達で考えた結果』大きな改善が見られた。
それが自立、自主性というもの。
しかし『考えなさい』と言われる前に『目的』を把握し、それが出来れば本当の自主性である。
しかし改善が出来たということ自体は大きな伸びしろです。
更なる改善の余地はあるが、それはまだ君達に伸びしろが秘められているということ。
全ての練習、行動には意図がある。
それを『感じられる』そして『考えられる』選手になりましょう。



昨年の選抜大会に出場した沖縄尚学高校の比嘉公也監督は『気付き』というものに重きを置いて部員を指導している、という記事を読んだ記憶があります。
おそらくウチの監督が求めているのも、その『気付き』と同じ事なんだと思います。

ただ日々の練習をこなしていく3年間と、『感じ』『気付き』『考えた』3年間では全然意味が違ってきます。野球選手としても、卒業した後の人生にとってもそこには大きな違いが生まれてくるでしょう。

そんな意味があることを言われ続けてるんだということを、部員達には早く『気付いて』欲しいと思いますね。

posted by かに at 04:00| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする