ついに我がチームの代表選手、IT君がジャパンデビューしました。
以前も書きましたが、台湾を招待して行われるAAアジアチャレンジマッチ。
ジャイアンツカップに出場した7つの中学硬式リーグから選ばれた選手の集まりとあって、素晴らしいプレーの連続でした。
バッティングも高校生ばりのバッティングで、どの選手も将来が楽しみだなぁとしみじみと思っちゃいました。
さて、試合は5対3とジャパンが2点リードして迎えた最終回。(この大会は9イニングまで行われます)
ついにIT君がマウンドに登りました。
競ったら終盤の登板があるかもと聞いていましたから、願ってもない展開でしたね。
そして初球は139kmのストレート。
この後もストレートで押して最初のバッターを空振り三振。最初のアウトを取りました。
ところがショートゴロ悪送球とライト前ポテンヒットで、1死2、3塁とピンチを迎えてしまう。(悪送球になったショートゴロは取っただけでもナイスプレーでした)
一打同点の厳しい場面だったが、ここからしっかりとらしさを見せてくれた。
3番バッターをスライダーで空振り三振。
4番バッターはスライダーで見逃し三振。
結局3つのアウトをすべて三振で取る派手なピッチングでデビューを飾りました。
思えばIT君が二年前に全国デビューをしたのも、この日と同じ大田スタジアムでした。
チームとして初めての日本選手権の初戦。
この日と同じく最終回でした。
その日、IT君が最初に投げたのは120kmのストレートでした。
そしてこの日、彼が投げた最速は142km。
本当にすごい数字です。
本当は体が万全な状態ではないIT君。
この試合が終われば入学まで本格的に試合をすることは無くなる。
体を休める前にドカンと大きな花を咲かせて欲しいと思います。
次の登板はおそらく最終戦。15日には先発すると聞いています。
チームの選手としての最後の花道。
しっかりと目に刻んできたいと思います。