当初の不安をよそに、良い試合で初戦を突破した我がチーム。
続く2回戦はさいたま市のチームとの対戦となった。
先週からの良いムードを保ったまま。前日の練習でもいつも通り守備練習を中心に行った。
勝ってる間は余計な事はしない。
この一ヶ月、チーム状態を変えるためにあれこれと試行錯誤してきた。
しかし結局は今までと違う事をしてもしょうがないという結論に達した訳だ。
失点を抑えロースコアの勝負に持ち込む。それがベンチサイドのプランだった。
しかし、選手達はあくまで積極的だった。
先頭のキャプテンS君が左中間にツーベースを放つと、つづく2番がセーフティバント。
そしてすかさず盗塁でノーアウト2、3塁。
イケイケの場面だったがつづく3番はピッチャーフライに倒れてしまって1アウト2、3塁。
4番は小柄ながら長打力があるY君。県大会と言えど3回戦までは河川敷の運動場が試合会場。外野の間を抜ければホームランもあり得る。相手も当然警戒して外野をグンと下げてきた。
しかし先制点が欲しいベンチはスクイズを仕掛けた。
クリーンナップと言えど迷い無くバントをさせるのがウチのスタイル。
練習もしっかり積んでますから、しっかりと打球を転がしてくれた。
3塁ランナーS君は問題なくホームイン。そして2塁ランナーも上手く滑り込んでセーフ。
ウチらしい点の取り方で先制をあげ、良い形で初回の攻撃を終えた。
この日から試合はダブルヘッダーになる。勝ち上がるためにはエース温存はあり得ない。
先発のマウンドにはまーぼが上がった。
先制をもらって気持ちよく投げ始めたまーぼは、先頭打者を見逃し三振。2番をレフトフライ。3番も見逃し三振。
三者凡退に切って取り笑顔一杯でベンチに戻っていった。
このままウチのペースで試合が進むかと思った矢先。
3回の裏に思わぬピンチがやって来てしまった。
先頭打者の9番を三振に取りホッとしたのもつかの間。
続く1番バッターを四球で歩かせてしまったところか歯車が狂い始めた。
2番にレフト線を抜けるツーベース、4番にセンターオーバーのスリーベースを打たれて2失点。
一気に同点に追い付かれてしまった。
しかしすぐさまその次の回。4回表に3番に座る5年生のツーベースを皮切りに1点を上げて勝ち越しに成功した。
5回にもS君のヒットから足を使って1点をゲット。
6回には5番に座ったまーぼのピッチャー強襲ヒットと6番のツーベース。
まーぼが一気に1塁からホームインしてまた1点。
コツコツと追加点を加え、気付けば5対2と三点差。
3回に1チャンスで同点にされたあとはまーぼも開き直ったピッチング。
6回にツーベースに四球2個で1アウト満塁のピンチを迎えてしまうが、落ち着いてショートゴロを打たせてダブルプレイ。
最終回は8番からの攻撃をわずか8球で締めくくり、2回戦突破を果たした。
文中で書いていた通り、この日の試合からダブルヘッダーとなる。
5月に優勝した大会以来ダブルヘッダーの2試合目に勝っていない我がチーム。
鬼門となる3回戦は30分後に始まった。
続きは後日。
posted by かに at 07:24| 東京 ☁|
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少年野球
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