2008年02月27日

中学硬式の垣根がなくなる?

ママ記者、瀬川さんのブログによると、4月1日から中学硬式の垣根が無くなるらしいです。

これまでシニアとボーイズの高い壁が存在していました。

対戦出来るのは年に一度の全日本中学野球選手権大会 (旧ジャイアンツカップ)だけでした。

ところがこの春からはその壁が取り払われ、対戦が可能になりそうです。

詳しい事はまだわかりませんが、ボーイズや他のリーグにも良いチームがたくさんあります。

そうしたチームと対戦出来るのは良い事ですからね。これからが楽しみです。


それにしてもまた息子の代のあとにこういう事があるんだよなぁ。

プロ野球ジュニアの大会にも参加出来なかったし、今回も卒団してから。
惜しいなぁ。

posted by かに at 14:03| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 中学硬式野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

まーぼ6年生 集大成への道 3

先日の続きです。

前の週とうって変わって秋晴れとなった9/12。
この日の相手は○○市のチーム。県南大会に何度も出場している強豪チームで、実績も十分。
高い守備力を持ったチームです。当初からロースコアの試合になるだろうと予想していました。

こういう相手だからこそ先に点をやりたくない。まずは初回を無事乗り切りたい。
マウンドに登ったまーぼの顔にも若干の緊張が見える。
先頭打者をファーストゴロ、続く打者もサードゴロに打ち取った。
ところがこれで気持ちがちょっと緩んだのか、3番打者にライト線にはじき返され出塁を許してしまう。
ランナーを背負って迎えるバッターは4番。
河川敷グランドのため、外野の間を抜かれれば、1塁からでも生還出来てしまう。
応援席にも緊張が走る。
マウンドのまーぼはストライク先行のピッチングで早々と2−1と追い込む。
そして最後は外角一杯に投げ込み空振り三振に切って取った。

初回をなんとか乗り切ったまーぼだったが、2回には先頭打者に四球、3回、4回にもエラーでと、毎回ランナーを背負ってしまう。
それでも何とかランナーを進ませることなく要所を締めて切り抜けていく。
毎回守備が終わるたびに応援席からは深い安堵の声が漏れるほどだった。

そんな展開だからからこそ、早く先制点が欲しい。
しかし相手ピッチャーは小さい体を目一杯使って投げ込み、気迫溢れるピッチング。
こちらもランナーを出していたが、三塁を踏めない展開。
双方のエースが気迫溢れる投手戦を演じている中、最初に得点圏にランナーを進めたのは我がチームだった。

4回裏。1死から3番キャプテンのS君がピッチャー強襲のヒットで出塁した。
すぐに盗塁で1アウト2塁。ここでワイルドピッチまで飛び出して一気に3塁へ。
1アウト3塁というこの試合最大のチャンスががやって来ました。

ここで打席には頼れる四番。
体は小さいながらもパワー溢れる彼には何度と無く救われてきている。
ここもきっと彼なら救ってくれる。
カウント1−2からの4球目。そんな思いを乗せた打球が右中間に高々と上がった。

普通のチームなら間違いなくヒットとなりそうなこの打球。
高い守備力を誇る相手チームの外野手は苦しい体勢ながらもこの打球に追い付いた。
落ちれば余裕でタイムリー。捕られれば当然タッチアップ。
ランナーのキャプテンはムリに飛び出すことなく、冷静にベースに足を付けて待ちかまえる。

センターが打球をキャッチする。すかさずS君がスタート。
足が自慢のS君がホームに滑り込む。
苦しい体勢で捕球しているセンターの送球は間に合わなかった。
ボールは本塁から三塁に送られる。塁審の判定はセーフ。
こうしてようやく苦しみながら1チャンスをものにして先制点を取る事が出来た。

念願の先制点を奪い、まーぼのピッチングにも勢いが出てきた。
5回の表は9番からの打順を、セカンドゴロ、ショートゴロ、1塁ファールフライ。
わずか10球で切って取った。

1点を先制した我がチームだったが、このあとも相手ピッチャーの気合いの前に凡退が続く。
まさに両チームエースの気合いの投げ合いだった。

5回裏、こちらがヒットで出塁しても盗塁を刺されてしまう。

6回表、デッドボールで出塁するが捕手のS君が矢のような送球で盗塁を阻止。

6回裏、2アウトからエラーと盗塁で2死2、3塁という大きなチャンスを得た。
打席にはさきほど貴重な先制点を上げた4番。
しかしここまで来ても小さい体で投げ続ける相手の投手の勢いは衰えず、ライトフライに打ち取られてしまった。

わずか1点リード。
いよいよ最終回を迎えて、打順は6番から始まった。

ここまでストライク先行で常に有利に進めてきたまーぼは、ここでもコントロールが乱れない。
初球ストライク、2球目ファールと一気に追い込んだ。
相手は下位打線。遊び球を投げずに一気に勝負を掛けた。
打球が外野に飛んでいった。外野の堅さなら我がチームも負けていない。
これをライトがきっちり抑えてまず1アウト。

つづく打席は7番。相手チームのエースが打席に入った。
ここまでの勝負では2打席とも打ち取っているが、最初の打席はセカンドゴロ。
第2打席はライトフライとしっかりと捉えられている。小さい打者だが侮る事は出来ないだろう。
初球はストライク。
ここから4球続けてファールで粘られる。
最後の最後でまたエース同士の気合い勝負となった。
そして6球目。空振り三振に切って取り、2アウト目を奪った。
マウンドのまーぼも大きくガッツポーズ。
ますます気合いが乗ってきている。

ここで相手ベンチは代打を出してきた。

初球 ストライク
2球目 ボール
3球目 ファール
4球目 ファール

カウント2−1と追い込んでの5球目。
まーぼが投げ込んだ1球はキャッチャーS君の構えたところにズバッと収まる。
打者のバットはピクリとも動かない。


「ストライーク!!」
主審の右手が上がった。


まーぼがマウンドで両手を高々と上げると、内野手が全員マウンドに集まった。
ベンチでは監督のS君父が拳を振り上げる。
応援席では涙を流しているお母さんまでいる。

歓喜の中で整列を済ませ、飛び跳ねるようにベンチに帰ってきた選手達。
次の試合があるため、ベンチを空けた選手達の元に大会関係者がやってくる。
そして監督の元に1つの封筒を手渡した。
その中には

『中央大会出場おめでとうございます』

と書かれた紙が入っていた。

守備と足を徹底的に鍛えてきた我がチーム。
そのお手本とも言える、会心の試合が出来たのだが、ダブルヘッダーとなった次の試合。
それはまったく逆の試合となってしまった。

続きは後日・・・。
posted by かに at 04:06| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 少年野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする