2008年01月17日

13年

阪神大震災から13年が経ちました。

13年前のあの日。
当時も今と同じく張り込みの日々。深夜3時過ぎに就寝した私は9時に目が覚めました。
それとほぼ同時に編集部から掛かってきた電話。
「こんな状況ではとても無理だからしばらく張り込みは中止します」
電話を切ってすぐにテレビを着けた私は愕然としました。

2時間後、私は編集部に上がりました。
そして関西に行く取材班に加えてくれと志願しました。
その数年前には、北海道南西沖地震の取材にも行っていました。その時に多くの人とふれあい、多くを学びました。
その時の経験から、テレビから垂れ流される広がる被害一辺倒の取材ではなく、私の目に映るものを人間として伝えたい、そう思いました。

しかし残念ながら記者の派遣メンバーは決まった後だったため、私は編集部でのバックアップ要員となりました。

いつもとまったく変わらない日常の中にある東京。
それでもテレビからは刻一刻と凄まじい被害の模様が映し出される。

編集部にいる人間の中には、現実感を感じられず、一種の高揚感を感じている人間もいました。

私は北海道での惨状を見ているだけに、そうした無神経な人間に無性に腹が立ち、声を荒げてしまったのを記憶しています。
13年前と言えば、私は20代半ば。血気盛んだったんでしょうね。

結局、私が関西に行ったのはそれから一年後でした。
そこには想像していた以上に復旧した光景がありました。

関東に生まれ育った私がいくら言葉を尽くしても、実際に体験した方々の苦労を語ることは出来ません。
本当の現実を知らずにこのような日記を書いて申し訳なく思っています。
書き上がったこの日記をエントリーするか、しばらく悩みました。

しかしそれぞれの立場で過去を伝えていくのは意味があるのではと考えてアップする事にしました。

被害を受けた方々の冥福を祈ります。
posted by かに at 21:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする