2007年11月02日

98年を思い出しました

中日の完全リレーで幕を閉じた今年の日本シリーズ。
パーフェクトピッチングを続けてきた山井から岩瀬に交代させたことは、大変な議論になっていますね。
一晩経って、マメが出来てたとか、本人がいっぱいいっぱいだったとか、最終回は岩瀬さんでと言ったとか、色々と話が出ていますが、もう色んな所にコメントで書きましたから、ここではあれこれ書くことはしません。ただ一言、残念でした。

中日の日本一は実に53年ぶりなんだそうで、比較的に強いチームという印象のある中日がそれだけ日本シリーズで勝っていなかったと言うのは意外ですね。
それだけに中日関係者、ファンの方の喜びはひとしおでしょう。
本当におめでとうございます。
それだけ長い間出来なかった日本一が目の前にあるからこそ、パーフェクトピッチングをしている山井を交代させたんでしょうし、山井もそれを納得したんでしょう。

史上初の日本シリーズでのパーフェクトか、53年ぶりの日本一か、中日ファンでなければ問答無用で前者なんでしょうが、中日ファンからしたらやっぱり後者なんでしょうね。

我が横浜ベイスターズが98年に優勝した時、もし優勝がかかった試合で戸叶(戸叶尚・横浜ーオリックスー楽天)辺りが8回までパーフェクトピッチングをしていてたら、やっぱり相当悩みますもんね。監督が佐々木を出したところで文句はないですよ、やっぱりね。
それくらいあの時の優勝は悲願でしたから。

セ・リーグ優勝の掛かった日。私は仕事で大阪にいました。もちろんベイスターズ選手の打ち上げを取材するためです。
ホントは甲子園に行って応援し、優勝の瞬間をこの目で見たかったんですが、報道規制で雑誌は雑誌協会何名と決められてました。当然そこに私情は挟めませんから普段野球取材をしていない私などは選から漏れるわけです。
って事で、甲子園近くのホテルのテレビで同僚と共に優勝の瞬間を味わいました。そりゃあ歓喜、歓喜でしたが、同僚の手前、感情を取り乱すという所までは行きませんでした。

ところがその優勝直後に車で聞いたラジオ中継。(この時はもう出動して一人でした)甲子園の通路で遠藤一彦と高木豊が抱き合って喜んでいた、というエピソードを聞いた瞬間、ドーッと止めどなく涙があふれ出して感情をコントロール出来なくなってしまいました。10分以上涙が止まらなくて車を路肩に止めたことを今でも覚えています。

日本シリーズの時も同様に球場内ではなく、球場近くに止めた車で優勝の瞬間を味わいましたが、セ・リーグ優勝の時ほどの感動はありませんでした。
正直、私にとって日本一は枝葉の出来事。もちろん嬉しいけどセ・リーグを制覇したことが何よりも嬉しくて、それに勝る喜びにはなりませんでした。
この感覚、何度も優勝を見ている巨人ファンには分かってもらえないだろうなぁ。

今回の中日の日本一。ほとんどの中日ファンは生まれて初めてその瞬間を見たんだと思います。54歳以上のファンは別ですが。
私もあの98年に、応援しているチームの優勝というものを初めて味わいました。

山井の交代。一プロ野球ファンとしては色々言いたい事もありますが、中日ファンにとって「そんな事はどうでもいい。今はとにかく日本一に酔いしれたい」と思ったとしてもしょうがないと思うんですよね。

今は愛する中日ドラゴンズが日本一になったことに酔いしれて欲しいと思います。
だって来年はないんですから。連覇なんてありませんから。
来年は我が横浜ベイスターズが10年ぶりの優勝に邁進しますからね!!
posted by かに at 14:58| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする