2007年08月10日

感謝・感謝・感謝

我が家にとって、この夏一番の6日間が終わりました。

去年、先輩達が成し遂げた全国3位という成績を越えるため、私も選手達と一緒に走ってきました。
あの熱い夏を今年も味わいたい、それだけを願ってこの1年を過ごしてきました。

そしてその熱い夏が終わりました。
結果は目標として掲げていたものには届きませんでしたが、全国大会4位という成績は胸を張っていいものだと思います。
終わった直後は、敗れたと言うこともあり、熱中した息子の中学野球が終わってしまった事もあり、吹き上げてくるものを堪えきれず、思わず涙を流してしまいました。
それでもひとしきり泣いたおかげでスッキリしました。

閉会式後の記念撮影では選手、指導者、父兄のみんなでにっこりと指を4本立てて写真を撮っちゃいました。(^^)


35回記念大会という事で48チームが参加してスタートした今年の日本選手権。

我がチームの初戦は府中市民球場で行われました。
対戦相手は九州のO分S南チーム。九州大会3位のチームです。
とにかく1日でも長くこの大会を楽しみたい、そのためにもこの初戦をまずものにして欲しい、そんな思いで緊張していました。

そんな緊張を選手達は吹き飛ばしてくれました。
1回の裏、いきなり3点を取ると、3回にも3点、4回には4点と怒濤の攻撃で10得点。
守ってもエースのIT君がまったく寄せ付けないピッチングで4回までを1安打完封。最終回を3年生が締めて5回コールド勝ち。
万全な形で初戦を突破することが出来ました。

つづく2回戦は茨城県の藤代球場。
あとで分かったことですが、この球場ではRKさんの息子さんが所属しているチームがグランド整備をしてくれていたそうです。こうした協力があって試合が出来ることに感謝の気持ちでいっぱいです。
この日の対戦相手は同じ東東京のS宿チーム。
以前も対戦したことがあり、その時も辛くも勝利している相手。
都内屈指の投手を抱え、夏季大会では我がチームを上回るベスト8の成績を収めている。

試合は当初の予想通り投手戦となった。
我がチームも前戦をわずか45球で終えているエースIT君が登板。
チャンスを作るもののあと1本が出ず、両チームスコアボードに0を並べ、回は6回へと進んだ。

6回裏。フォアボールのランナーを置いてバッターボックスには2年生ながら打線の中核を担うY君。
力強く振り抜いたバットから飛び出した打球はセンターの頭上を遙かに超えていった。
その間にランナーが生還して1点先制。さらにそのあと4番のタイムリーが出て2得点。

絶好調のエースにとってこの2点はもう十分すぎる得点でした。
最終回をきっちりと抑えて完封勝利。
上位進出のためには越えなければならないハードルを越えることが出来ました。

つづく3回戦は横浜スタジアムでのA川H陵チームとの対戦。
真夏の連戦も3試合目。
この辺りからはもう総力戦で戦わなければ勝てない、そんな状況になってきました。
試合は初回から1点を先制されるものの、すぐ裏に逆転。
3回に同点にされるが、その裏に2点を取ってすぐ突き放す。
4回に1点を返されてもすぐに3点取ってさらに突き放す。
終始リードする展開で終盤5回に2点を奪われ7−5の2点差。
5回裏、6回表は両チーム得点無く、そのままの展開で6回裏となった。
ここを0で抑えられると、相手が逆転の希望を持ったまま最終回を迎えてしまう。
なんとか1点が欲しい。そう思う願いが相手にプレッシャーを与えたのか、
2アウト2塁の場面でファースト後方への打球を相手セカンドが落球。
この間に2塁ランナーが生還して3点差。
この1点で相手もがっくりしてしまったのか、ヒットやミスが続いてこの回一挙に5得点。5得点目は3塁ランナーに変わってまーぼが代走。
パスボールの間にまーぼが生還して7点差。これでコールドとなり、準々決勝に進むことになりました。

準々決勝。ついに神宮球場に戻ってくることが出来ました。
最初にトーナメント表を見た時に、みんなで「ここまでは行きたいね」と話していたそんなことを思い出しました。
その試合の相手はM蔵F中チーム。シニア界に置いてはその名を知らぬものがいない超強豪です。全国大会出場を決める夏季大会で優勝している。つい先月関東190を越えるチームの頂点に立っています。
そんなチーム相手にウチの選手達は信じられないような試合をしてくれました。
1点を取られた1回の裏。フォアボールやミスでランナーが溜まると得意の連打。
そしてその後も相手ミス。強豪の考えられないミス連発に付け込んで一挙7得点。
3回には送りバント処理の球が1塁を逸れバッターランナーセーフ。さらに1塁手が間に合うはずのない2塁に送球。これがベースカバーのショートの頭を遙かに超えて外野を転々。しかも左中間をまっぷたつに破ると言う信じられない展開で送りバントをしたバッターランナーまでもが生還。
その後1点を奪われるものの、9−2の5回コールド勝ち。
思わぬ展開になりましたが、これで準決勝進出。最終日まで試合が出来ることが決定しました。


準決勝の相手は夏季大会にコールド負けしているA葉M東チーム。
絶対に勝ちたい、決勝に進みたい、そんな気持ちは選手も父兄も一緒でした。
4点を先攻され沈みがちになったチームを盛り上げてくれたのは、2年生のY君でした。
ランナーを置いてY君が打った打球は、S宿戦を思い出させるようなセンター頭上を飛んでいく。そしてその打球はそのままバックスクリーンに飛び込んで行ったんです。
中学2年生にして120mのフェンスを越える打球です。
これで盛り上がったチームは突き放されても何とか食らいつき、終盤で5−6と1点差まで追い詰めました。
しかし最終回。2点を奪われ3点差。裏の攻撃ではその差を埋めることが出来ず5−8で敗れてしましました。
結果は出ませんでしたが素晴らしい試合でした。

そしてこの死力を尽くした試合で全てを出し切ってしまったのかも知れません。
最終日に行われた3位決定戦では、まったくらしさが出ることなく、力を出しきることなく0−8で敗れ4位に終わってしまいました。

去年の夏に書いたんですが、3位と4位では大きな違いがあります。
3位にはメダルがありますが4位にはない。
3位は連盟のホームページに載りますが、4位は載らない。

それでも全国大会で4位になったという事は紛れもない事実です。
シニアチームは全国で400あまり。
それだけの数の中4位になったと言うのはものすごい事です。

閉会式の時、連盟の関係者から
「君は去年も閉会式で写真を撮っていたねぇ」
と声を掛けられました。
2年連続であの場にいたのはウチだけです。まだまだ歴史の浅いウチですが、それだけは誇らしく思います。

そして試合にはあまり出なかったですが、その2回の閉会式に出ていたまーぼの事を私は誇らしく思います。

3位決定戦の最終回。いつも通り3塁ランコーに向かったまーぼが1アウトランナー無しの場面でベンチに呼び戻されました。
おそらく代打の準備として呼び戻されたのでしょう。一人でも出塁すればまーぼが代打だったでしょう。しかしまーぼに代打のチャンスは回ることなく、まーぼの選手権は打席数0で終えました。

試合が終了し、整列している選手を撮っていた私はまーぼが涙を流していることに気付きました。
それは敗戦による涙なのか、打席に立てなかった悔しさによる涙なのか、私には分かりません。

しかしこの大きな舞台に立ち、ほぼ全試合ランナーをコントロールしてきた事は大きな財産になると思います。

打席に立てなかった悔しさは高校で晴らすことになるでしょう。

今日は1日のんびりして、明日から3日間チームの合宿に参加します。
グランドはもちろん新チームのための練習が中心ですから3年生であるまーぼは自主トレのような扱いになるでしょう。まぁ、選手権のご褒美とでも言って良いかもしれません。

この3日間で新たに鋭気を養って、高校で投手を目指すためにトレーニングをして欲しいと思います。


この選手権の期間。

モニターを通して応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
コメントを下さった皆さま、本当にありがとうございました。
球場に足を運んで応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました。

何度書いても書き足りないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてこんな長文を読んで頂きありがとうございました。m(_ _)m
posted by かに at 08:57| 東京 ☀| Comment(14) | TrackBack(0) | 中学硬式野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする