今日、少年野球ブログ界の老舗中の老舗である大物ブロガーが自身のブログを閉鎖しました。
私のように比較的に早い時期からブログを始めていた人間にとって、あの方は目標であり、立派な先輩でありました。
今回あの方がブログを閉鎖する事になってしまったのは、チームを批判するような記事を書いていたことがチーム内に知られれしまったためと言うことです。
しかしブログをやっている方なら誰でも批判的な記事を書いた経験があると思います。
私も書いたことがあります。
私のところのようなちっぽけなブログでも、毎日300〜400人の方が訪れてくれて、ページビューは約1000近くなります。ありがたいことです。
その中にはチーム関係者がいたり、近隣や対戦経験のあるチームの関係者もいたりします。他の方と違って、私のブログはどのチームの事を書いているのかはっきり言ってバレバレです。一応便宜上伏せ字にしたりしてますが、まぁ、そんなものはあってないようなものです。
そんな実情ですから、初期の頃と比べるとチームの内情、選手の事、などについて厳しさく書けなくなったのも事実です。ホントは書きたいことでも、これを書くとチームの恥になると思えば、自然とブレーキを掛けてしまったりします。
それでも敢えて批判記事を書く時は、それが原因で口論になったとしても構わない。もしくは普段から口にしている事、というのを前提として考えています。
私は文章に携わる仕事をしていますから、文章の力というのは強いと思っています。
その強い力をどう表現に生かしていくかは、個人個人の判断になります。
批判を書くのも構わないと思います。
それが本心であるならなんら恥じることなく主張していけば良いと思います。
しかし、ブログの世界というのは想像している以上に大きくなっています。
特に他のスポーツと比べても少年野球を書いている、読んでいるブロガーというのはすごく多いと思います。そしてその周りにコメントをしてくれる人。その周りに読んでくれる人。最終的にはすごい大きな輪っかになっています。
自身が書いている周りには驚くほど大きな輪っかが出来てるんです。
それを自覚している必要があると思います。
だからと言って、書きたいことを我慢するのはつまらないですよね。
しかし全ての人が書いた通りに理解してくれるとは限りません。
この文章をどうしてそういう風に理解するの?ということもあるでしょう。
何かを発表すると言うことは、批判にさらされるリスクを背負うと言うことです。
本当ならこんな内容のエントリーはしたくないんです。するつもりもありませんでした。
しかし、もう身近なブログが閉鎖されるという事態を迎えたくはないんです。
どうか、気持ちよくブログが続けられるようにみんなで考えましょう。
私は、自身のブログを書く。頂いたコメントを読む。コメントを返す。チェックしているブログを読む。コメントを書く。コメント返しを読む。
この一連の作業が大好きです。生活の一部になっていると言っても過言ではありません。とにかくそうした張り合いを失いたくはないんです。
もし、あなたのチームメイトがブログを書いていて、不快と思われる内容を書いていたら、大騒ぎにしてしまう前にそっとその人に忠告してあげて下さい。
そしてその人の書いた他のエントリーも読んでみて下さい。そこにはその人の少年野球に対する思いが詰まってると思います。
そういう人から少年野球を取り上げてしまう事態を作る前に、一度冷静になってその人がチームにどれだけのことをしてきてくれたかを考えて欲しいと思います。
それが一ブロガーとしての私の願いです。