2007年06月11日

高校野球は国民的スポーツなんだけど・・・

タイトルの通り、今、高校野球は国民的スポーツという称号を与えても問題ないくらいの存在になっています。
人気高校となれば甲子園は超満員。ヘタな不人気球団なんかよりよっぽど客が入ります。
それだけに運営サイドの問題が非常に大きく取り上げられたりしてますが、今回はかの団体の話ではなく、息子もやっている中学硬式野球の話です。

硬式野球というのは文字通り、硬い球を使って野球をするのですから、そこらでほいほいと始められるものではありません。
高校野球にしたって、地方ならともかく、東京の高校などは学校から1時間以上離れたグランドに移動して練習するということ珍しくありません。
(実際その辺が高校選びのネックになったりもします)
高校野球でそうなのですから、クラブチームである我々のようなところはもっと大変です。

我がチームは現在荒川河川敷にある国の敷地を借りて練習しています。
近隣のチームもそのような形のところが多くあります。他には企業のグラウンドを借りたり、市町村の学校の予定地や跡地などを利用しているところもあります。
どこも今現在は使えているけど、未来永劫大丈夫というチームはほとんどありません。

ウチにしても何年かおきに更新ですし、グラウンドを貸してくれていた企業が、よそのチームと契約してしまい、追い出されてしまった、という話を聞いたこともあります。
毎週確実に使えるグラウンドを持たないジプシーチームもありますし、新入団の6年生が体験で来る時期になると「あのチームはもうじきグランドが使えなくなる」なんて噂が流れたりします。

それだけ硬式野球においてはグランド確保が死活問題なんですね。
先に書きましたようにウチは国の土地を借りてる訳ですが、隣は地元の市のサッカーグランド、目の前には緊急用道路が走っています。
サッカーグランドには毎週サッカー少年がやってきますし、緊急用道路にはすごいスピードの出る自転車がびゅんびゅん通ってます。
それらの人達に迷惑の掛からないように危険対策を施すのは当然の義務ですし、共存共栄していきたいと思っているんですが、世の中には野球というスポーツが嫌いな人も多くいるんですよね。
ことあるごとに難癖つけられ、監督官庁に連絡され、それでもグランド確保が最優先ですから、事務局や幹部が頭を下げに行ってるのが実情です。

こうした近隣との問題を抱えているのはもちろんウチだけではありません。
遠征で他チームに行くと、必ずそのグランド独特のルールがあり、それにのっとって試合が行われます。土地は自分達の物でも近隣とトラブルを抱えてはやっていけません。グランドを確保し続けるためですからね。お互い様です。

最近よく耳にしているのが、「神奈川方面のチームがグランド確保が大変らしい」という噂です。もちろん個別の状態も知らないですし、どこがどうということまではわかりません。それでも関東では神奈川のチームが群を抜いて強いのですから、大した物です。

関東において一番の知名度と実力を誇る青◎緑◎チーム。次の日曜にもしかしたら対戦するかも知れないから、そちらのホームページにおじゃまして、グランドの場所などの情報を見てみたら・・・驚きました。ものすごく細かい決まりがある。
他チームのことですから、ここに「どうだ」とばかり列挙するようなことはしません。もし気になる方はググって見てみてください。

私の知る中でも群を抜いて細かい取り決めのあるグランドです。
我がチームはまだまだこれからのチームですから、あのチームとの対戦もありませんし、そのグランドにも行ったことはありません。ですから実際どこまでが許されてどこからがダメなのか、行ってみないと分からないし、何もそこまで訪問するチームに強制することもないだろう、と言う気持ちもないではありません。

しかし、最初から書いている通り、クラブチームにとってグランドを確保し続けるというのは、最重要、最優先の課題です。
かのチームも周辺住民との関係を円滑にする意味でも、そこまでする必要があるのでしょう。

周辺も巻き込んでチームを応援してもらう、なんて形を作れたら理想的なんですけど、高校野球と違ってなかなかそうはいかないんもんなんですよねぇ。
posted by かに at 18:00| 東京 ☀| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする