2007年05月15日

どうすりゃいいんだろう

先日の土曜日。
早朝、河川敷の草むしりを終えてから、少年野球の方に顔を出しました。

先月末に2度の体験教室を行ったせいか、数人の新入団もあり手薄となった低学年チームのお手伝いです。

私が行った時にはすでにキャッチボールが始まっていて、レギュラー組、入団初期〜中期組、入団したて組とに分かれていました。

私が気になったのは入団したて組。
どうやら兄弟二人(3年生と2年生)のようなんだけど、人手の関係でその子達のお父さんがキャッチボールの相手をしている模様。
このお父さん、相当な野球好きと見えて、息子達二人に厳しい言葉を投げかけながら強めのボールを投げ込んでます。
しかし見ていると、二人とも片手取り。しかも取る瞬間に顔が思いっきり避けちゃってる。
しばらく見てたんだけど、このままじゃ良くないかなぁと思い、お父さんに自己紹介した上でキャッチボールを交代。
さっきまでのキャッチボールとはまるっきり路線変更して、基本中の基本から始めちゃいました。
まずはグローブを外して取り方の指導。顔が逃げないようにグローブの位置を指導。
そんなことをしている間に、他の選手がキャッチボールを終えちゃったため、それに合わせて兄弟もあがり。
休憩を挟んでバッティングになったんで、これはみんなと一緒でもいいかなぁ、と思ったんで、そのまま流れに任せて守備につかせました。

と、気付くと、また兄弟のそばにはお父さんが。
お父さんはまた兄弟達を厳しく叱責。まだ始めたばかりの子ですからね。
レギュラー選手が打った打球なんて捕れる訳はないんですが、それでもお父さんは納得しない。

終いにはお兄ちゃんの方が泣き出してしまい、お父さんはさらに激怒。

「お前なんか帰れ!」

と、やり始めちゃった訳です。

お兄ちゃんはグランドから追い出され、グランド隅でヒックヒック言いながら泣きじゃくっちゃってるんで、仕方なく私とキャプテンの母の二人で慰めて、またグランドに行かせたんですが、そうするとやっぱりその子の元にお父さんが。

何度かお父さんに

「最初の頃は出来なくて当然。厳しくするのは高学年になってからで十分間に合うから、入団したての今は、とにかく楽しく野球が出来るよう、野球が好きになるように、そんな事を考えてお子さんを褒めちぎって欲しい」

って言いたかったんだけど、いかんせんこっちはたまにしか来ないOBコーチ。
しかもお父さんは私より多分10歳は年上。

どうにも言いよどんでしまって、言えず仕舞い。

どうなんでしょう。
こういうお父さんの気持ち。分かる人が多いと思うんですが、初めて見るコーチから子供との接し方まで言われちゃったら、余計なお世話って思いませんかね。
やっぱりもう少し静観した方がいいんですかねぇ。
posted by かに at 14:40| 東京 ☔| Comment(11) | TrackBack(0) | 少年野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

打席はなしですが・・・

先日予告しました日曜のオープン戦。
天気も崩れることなく無事行われましたが、残念ながらタイトル通り出番はありませんでした。まーぼの活躍を期待して下さった皆さん、すいません。

今まで書かなかったんですが、シード権を掛けた関東大会3回戦で、まーぼはランナーコーチャーとして2度、致命的なミスを犯しました。一時は総監督にも認められ、信頼されていたんですが、その試合でまーぼはランナーコーチャーとしても信頼を失墜。
試合途中からランナーコーチャーの任も外され、ひたすらベンチで声を出すだけの状態になっていました。

時間は少し戻りますが、選抜で行っていた大阪の最終夜。
ホテル近くの公園で花見をしている時に総監督がこんな事を話してくれました。

「ランナーコーチャー、スコアラーは試合に出ている選手と同じくらい重要な役目を担っている」

「かつての教え子で、進学した高校が甲子園に出場した時、ランナーコーチャーとしてその存在が認められてベンチ入りした選手がいる」

「今の◎◎(まーぼの名前)もそれくらい信頼出来るランナーコーチャーになりつつある。もちろん最近バッティングが良くなってることも分かってる。これからも自信持ってやって欲しい」

しかし肝心のシード権を掛けた大事な1戦で大きなミス。試合に負けたことと同じくらいの思いでまーぼは涙を流しました。

しかし、直後に行われた佐久での合宿。
社会人選手とウチのレギュラー選手が走塁練習をするときに、再び指名されてまーぼはランナーコーチャーをしていました。社会人の選手相手でも遠慮なく腕を回すまーぼの姿を私は頼もしく見ていました。

そして先日のオープン戦。まーぼの仕事はやはりコーチャーでした。

相手である中本◎シニアは横浜の強豪シニア。全国大会に何度も出場し、全国制覇も経験している歴史あるチーム、大会を前に実力を測るには素晴らしい相手です。

ところがいざ相手が来てみると相手主力が修学旅行などで不在だと言うことで、半数以上が2年生という体勢でした。

試合の方は1試合目がビックイニングを2度も作って大量12点を上げ、守っても相手打線を完璧に抑え込み失点ゼロ。

2年生試合を挟んで行われた3試合目も、序盤にリードされるものの、1点差の6回に4番のホームランで同点。最終回には四球から足を使った攻撃で勝ち越し点を奪って逆転勝ち。

相手が2年生中心だから勝って当然とも言えますが、総監督が試合後のミーティングでこの試合の意味をしっかり語ってくれました。

「本来ならあのチームがウチのグランドに出向いてくれるなど、以前ならあり得なかった。それが可能になったのは先輩達から受け継がれた実績を、強豪チームが認めてくれたからだ」

実際、「なんでこんなチームと試合をしなくちゃいけないの」とある横浜のチームから、ウチの関係者に聞こえるような陰口をたたかれたこともあります。
シニア関係者なら誰でも知っている強豪チームにオープン戦をドタキャンされたこともあります。

「今、ウチは強豪チームの入り口にいる」

だからこそ、名前負けすることなく、きっちりと実力通りの結果を出せたことに総監督は珍しく絶賛の言葉を選手に贈ってくれました。

点差や試合展開を考えれば、まーぼに代打のチャンスがあってもおかしくなかったんですが、それでもあえてランナーコーチャーをさせ続けたのは、試合で判断力の反復をさせるためなのだと思います。

もちろん、私も親ですから息子が試合で活躍する姿がみたいです。
しかし今、レギュラー選手と同等の信頼を得て、試合を左右するポジションを任されていることに誇りを感じています。

代打での出場はもちろん望み続けながら、その判断力で私をもう一度神宮球場へ連れて行ってくれると信じています。

全国大会出場を賭けた夏季大会の抽選会は次の日曜日。
期待と不安が入り交じった落ち着かない1週間を過ごしそうです。
posted by かに at 03:47| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 中学硬式野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする