2007年05月09日

本末転倒

昨日の毎日新聞にこんな記事が出ました。

日本高校野球連盟は7日、日本学生野球憲章違反となる特待制度の対象選手が、制度打ち切りで退学や転校に追い込まれないようにする救済措置を検討するため、緊急の全国理事会を10日に開くと発表した。
 学費免除などの特典を与えられていた選手は5月中は学校長による指導で試合出場を差し止められ、学校は保護者との間で解約手続きを進める。しかし、家庭の経済状況により、制度打ち切りに伴って就学継続が困難になる選手も予想される。このため、日本高野連は在校生に限り、一般生徒と別の基準で奨学金を受けられるようにできないかなど緩和措置を検討する。現在、各都道府県高野連を通じて違反校で退学者がいないかなどの現況調査をしており、全国理事会ではその結果も報告される。
 違反校の野球部長は引責辞任となり、有期の謹慎処分が科される見通しだが、新しい部長が見つからず、部長交代が困難な学校も相次いでいる。問題の発端となった岩手・専大北上高の野球部長は特待制度実施を理由に既に日本学生野球協会の審査室で1年間の謹慎処分を受けた。しかし、全国理事会ではこれを基準とはせず、各校の現状も考慮して厳しい処分は科さない方針。専大北上の部長の処分も、軽減される可能性がある。
 野球を理由とした特待制度は実施していない、と申告した学校の中でも、別の特待制度が違反とみなされるケースもあり、日本高野連では個々の例を精査した上で、10日に修正発表をする予定。3日時点で特待制度を実施していたのは376校、対象選手は7971人に上っている。



この件で言いたいことは山ほどありますが、この記事を読んだ時にはさすがに呆れてモノが言えませんでしたね。

野球を理由に奨学金を受けることがダメで、金銭的理由で奨学金を受けるのはオッケーってことなの?

現実的に私立高校の野球部で活動し続けるためにどれだけお金が掛かるのか、高野連は分かってるんですかね。

お金に余裕があって、「奨学金なんて必要ないよ」なんて言える人が世の中にどれだけいると思ってるんでしょうね。

ホントにこの救済をするとしたら、今回打ち切りになった家庭の半数以上が救済して欲しいと願うでしょう。

高野連はこうなることをまったく想像しないで今回の行動に出たんでしょう。
今まで放置してきたくせに、行きがかり上の中途半端な正義感のせいで、現役の高校生も、ウチのようにこれから高校に進もうかという中学生にも迷惑を掛けているんです。

裏金問題で西武グループ内での大甘処分が発表されましたね。これだけの騒動の発端にも関わらずクビになった人はゼロ。早大、専大北上に謝罪もいかないそうですね。
やれやれです。

さて、高野連は会長が会見で「憲章を徹底させららなかった。我々も反省」と言ってましたが、処分なんてあるんでしょうかね。ないでしょうね。

結局苦しめられるのは一般家庭。情けない世の中ですね。
posted by かに at 12:00| 東京 🌁| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする