今日は、先週雨で順延になった関東大会進出を賭けた大事な一戦が行われました。
対戦相手はS宿シニア。ホントならここには昨年秋の公式戦初戦で対戦した東京◎泉が来ると思っていたんです。ウチと同じく選抜にも出場する良いチームですからね。
ところが3−2の僅差で勝ち上がってきたのはS宿シニア。
昨年秋に2度対戦して、2度ともコールド勝ちしている相手です。
ウチとしては正直「ありがたい」とすら感じてしまいました。
ところがこれが大誤算。
別に気のゆるみがあった訳でもなく、ミスをしまくってしまったという訳でもない。
とにかく相手投手が素晴らしく良かった。
ソフトバンクの和田タイプって言うんですかね。
左腕で球の出所が分かりづらいという感じだったそうです。
そのプチ和田に初回は3者連続三振。つづく2回も2者三振でまったくまともなバッティングをさせてもらえない。
そうしているウチに最大のピンチが訪れた。
2者連続四球でノーアウト1、2塁。ここで前の打席でもヒットを打っている3番打者。矢のような打球は右中間に飛んでいった。
センターが回り込んでボールを処理し、内野に戻す。
当然私の頭の中には「あーセカンドランナーはホームインしただろうな」という考えがよぎったんです。
が、なんと相手ランナーコーチがこれをストップしていた。
なんと得点されていなかったのだ。思わずホッと胸をなで下ろしてしまった。
とは言え、依然ノーアウト満塁。ピンチには違いありません。
しかも打席は4番。
ここで先発の新2年生エースのIT君は開き直ったのか、
4番をファーストフライ、5番をセカンドフライ。6番を三振でこの最大のピンチを乗り切ってしまった。
これでウチが乗って行ければいいんですが、相変わらず相手投手のピッチングにやられてしまう。3回に四球のランナーが出るもやはりヒットは生まれずここまでノーヒット。
つづく4回もノーヒットでもしかしてノーヒットノーランをやられてしまうのでは、という不安が脳裏をよぎった。
そして5回、すでに2アウトで次のバッターもショートゴロ。またも抑え込まれてしまった、と思った瞬間。ファーストがポロリ。かろうじてランナーが生き残った。
ここから盗塁、パスボールで2アウト3塁の場面を作り出した。
5番打者が四球を選んで2アウト1、3塁。
ここで6番に座った新2年生で元K口リトルのY君がセンター前ヒット。
数少ないワンチャンスで虎の子の1点を叩き出した。
この後はピンチらしいピンチもなくゼロで抑えきり、1−0の僅差の試合をものにした。
結果的に我がチームのヒットはタイムリーの1本のみ。
四死球1,エラーが1個ですから、ホントにあのワンチャンスだけだったんです。
かたや相手はヒット6本、四死球4だから圧倒的に相手が押している展開だったんです。
よくぞこんな試合をモノに出来ましたよ。
ともあれこれで関東大会に進出出来ることが決まりました。
つづけて明日、日曜に準決勝があります。
今日の状態を考えると不安はたくさんありますが、ウチらしい試合をしてくれれば、と思います。
2007年03月17日
打ち込み開始!

公式戦で第一試合の時はいつもこんな感じです。
選手はともかく、私は眠いです。