2006年09月20日

何万分の一

先週の土曜日、我がチームの練習中に何万分の一の確率でしか起こらないであろう、と思われることが起きたそうです。

これまでも何度も書いている通り、我がチームの練習場は河川敷にあります。
グラウンドの真横には舗装された道路が通ってます。
この道路は上流から下流へずっと続いていて、一般車が通らないように何カ所もゲートがあるため、自転車やバイクと言った二輪車が多く通ります。

言葉にすると分かりづらいんで、写真を見て下さい。

kasen.jpg


写真下の方にあるのがその道路です。
バッターが引っ張るとすぐに道路の方にボールが飛んでいってしまいます。
普段、試合や練習でそちらにボールが飛んだ場合、大きな声を掛けて危険を察知してもらいます。
ゴルフ場で「ファー!」って言うのと同じような感じですね。

で、先週の土曜日。我が家は体育祭があったため不参加でした。
この日はウチと同じように学校行事のため、欠席がかなり多くバッティング練習中心だったそうです。ゲージを3つ並べ、一番道路側が変化球マシン、真ん中が直球マシン、右端に投手が投げる形で打ち続けていました。

不幸な出来事はそのときに起きました。

一番道路側の変化球マシンの球が外角低めに決まり、その球をカットするようにして打ったところ、強い回転が掛かった打球が道路方面に飛んでいった。

そこに写真右から左方向に向かっている自転車がいたそうです。

その場にいた選手も父兄も声を掛けたんでしょうが、なんと奥に向かうその自転車の運転者の側頭部にボールが当たってしまったそうなんです。

私は河川敷に来始めて1年半以上になりますが、こんなことは初めてです。
多い日には一日数百人が行き来するんですが、それでも実際に当たってしまうことはありませんでした。

こういっちゃあなんですが、離れていく人に追っかけていくボールが当たるというのはものすごい確率です。それこそ何万分の一の確率でしょう。
こういったグラウンド内外で起きる事故のためにも、チームでは保険に入っていますから、その方への賠償もきちんとなされることでしょう。

とは言え、こんな事を書けるのも、その方の命に別状がなかったからでもあります。カットしたような力のない打球だったから良かったようなものの、これが思いっきり引っ張った打球だったら、と考えるとゾッとします。

チームの事務局によると、西東京の伝統あるチームで、グラウンド外に飛んだボールが通行人に当たり、死亡させてしまったという事態が起こったそうです。この事故によりそのチームは1年間そのグラウンドを使えなくなったそうです。

軟式ボールは硬式より遙かに安全です。しかし以前私のすぐ目の前でこんな事もありました。
その日は小学校の校庭で練習していました。バッティング練習で選手の打った球が、鉄棒で遊ぶ娘を見ていたお母さんの背中にダイレクトに当たってしまったんです。
外傷と言うよりは突然ボールが当たったことにより呼吸が苦しくなったというものだったんで、しばらくしたら大丈夫になりましたが、かなりヒヤリとした事態でした。

その時の反省としては、指導者の数が少なく、グランド内の選手すべてにも瞬間的には目が行き届かない状態で、そこに母子がいたことすら気付いていませんでした。

それからは常に校庭のどこに選手以外がいるのかを把握するのが指導者の務めになっています。

我がシニアでも、道路側の安全をいかに確保するかを今、早急に考えているところです。




posted by かに at 15:02| 埼玉 ☔| Comment(20) | TrackBack(0) | 中学硬式野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする