横浜ベイスターズの“大魔神”佐々木主浩投手が今日フルキャスト宮城で引退登板を行った。
ボロボロになってこれ以上苦しむ姿を見ることなく引退したことは、佐々木ファンの俺にとって寂しさの中にもちょっとだけ胸をなで下ろすような気持ちだ。
今シーズンの佐々木は苦しんでいた。かつて華々しく記録を積み上げていた頃の輝きは失われ、厳しい声が投げつけられていた。かつてはバッターにかすることすらなかったフォークがスタンドに飛び込んでいった。
クルーンの登場もあって、もう佐々木の戻ってくる場所はないと考える横浜ファンが多かった。
俺自身、もう最終回のマウンドに向かう佐々木を見ることはないだろうと思っていた。
だからこそ、球団にいらないと言われたりする姿は見たくなかった。他球団のユニフォームを着ている姿も見たくなかった。
マリナーズから日本に戻ってきた時にすでに引退するべきだった、というファンもいたが俺はベイスターズで最後を迎えて欲しかった。
8月7日佐々木が引退を表明したその日は奇しくもまーぼの誕生日だった。
佐々木に憧れ、佐々木の様な投手になること、将来佐々木監督を胴上げする、というのが野球選手としてのまーぼの目標だった。
4年生で投手に指名された時、真っ先に買ったのは佐々木モデルのグローブだった。
そしてそのグローブで県大会のマウンドに登った。2回戦で紐が切れても応急処置をしただけでかたくなにそのグローブを使い続けた。
県営大宮球場で行われた決勝戦でもそのグローブで相手の打球を捉えていった。
まーぼ同様に全国に星の数ほど佐々木に憧れた少年はいるだろう。
その少年のためにもこれからも大魔神2世を作るためにもベイスターズの佐々木で居続けて欲しい。
横浜ファンにとってあなたはずっと宝でした。
あなたがいたから98年の優勝があったと言っても過言ではないでしょう。
あなたが松井を、清原を三振に切って取る姿に何度こぶしを握りしめたか分かりません。
ありがとう佐々木。
そして・・・お疲れさまでした。
2005年08月09日
今日は宿題デー

今日は子供達の美術の宿題のために、都立美術館に行ってきました。
予想通りの混雑で、人混み嫌いのまーぼは終始不機嫌顔。
しかも宿題のためだっていうのに、メモすらせず。
これでどんなレポートが書けるのか、見物ですわ。
いざ修徳へ
いやーこの週末は暑かったですねぇ。
もう暑いって言葉も言い飽きちゃってるんですが、それでも暑いもんは暑い。
連日35℃を越え、ただじっとしていても汗がダラダラ流れてくる。
そんな中、金、土、日と連日の河川敷通い。3リットルは汗流しましたね。
しかも先週、合宿でグランド整備出来なかったから、すっかり芝と雑草が伸びてしまい、
まずそいつらをやっつけちまわないと、言うことで、我々一年生父親にも、芝刈り指令が出た。
普段は2年生の父親がやっていたんだけど、そろそろ覚えたらどうだって訳です。
エンジン式のトラクターの様なヤツなんだけど、やってみると意外にも面白い。
すっかり操作覚えました。バッチリです。
父親達のガンバリのお陰でグランドも快適状態になって、選手達も張り切って試合をしてくれました。
まーぼは相変わらずベストの状態ではないため出場は無し。
っていうか1年生試合自体がなかったんで、仕方のないことですが。
まぁ、焦らずのんびりやってますから、ノープロブレムです。
日が変わって今日はシニアの平日練習もなかったんで、まーぼの念願だった修徳高校の練習見学に行ってきました。
外環自動車道を使って約1時間。八潮市にある修徳球場に着いたのは9時半過ぎ。
着いてみるとなんだか選手の数が少ないのが気になったけど、とりあえず選手に声を掛けて、見学させてもらうことに。
バッティング練習をやっていたんだけど、色々見回してみても監督の姿も、主力選手の姿もない。どうやらそれらの人達は練習試合に行ってしまっているようで、それに帯同しない選手が残っているという。
正直、監督がいる状況でガンガンやってる練習を見たかったんで、ちょっと残念。
それでもここまで来て手ブラで帰るのもなんだからと、修徳中学の練習を見学することにした。
車を飛ばして修徳中学へ。高校と同じ場所にあるということは分かっていたから、大して迷うことなく到着できた。高校の場所は以前ヒマな時に地図で確認していたからね。
着いてみると意外に狭い。校舎の敷地内に車を置かせて貰おうと思ってたけど、それすら難しい。なんとか止める場所を見つけて校庭に向かってみると、すかさず『保護者』というプレートを付けたお母さんが駆け寄ってきた。
「見学の方ですか?」
さすが強豪校。こういう見学も珍しくないんでしょうね。
はい、と返事するとすぐに先生に声を掛けてくれた。
出てきたのはなんと小野寺監督だった。現在修徳高校の主軸磯部君が中学の時に全国大会準優勝に導いた監督さんだ。
挨拶をすると、すかさずまーぼを見て「小学生ですか?」と聞かれてしまった。
そりゃあ中学の練習を見学するんですから、普通は小学生でしょうね。
現段階で167cmありますから小野寺監督が驚くのも無理もないでしょう。
こんな小学生はそりゃあいないでしょうから。
ここで適当にごまかしても意味ないから、中1でシニアをやっていること、修徳高校を目指してること、高校の練習も見学してきたが監督もレギュラーもいなかったんで全国レベルの中学生を見たくて来た、というようなことを話した。
監督は「それほどのもんじゃないですが、見ていって下さい」
と温かく迎え入れてくれた。
小野寺監督の案内でさっそくグランドへ。
校舎に囲まれた校庭は外から見る以上に狭い。
しかもその狭い校庭で中学野球部、高校ラグビー部、遠目だったから中学か高校か分からなかったけどサッカー部も使ってたな。
とにかく色んな部活が混在する状況で、正直この中でどれほどの練習が出来るんだろうって思っちゃいましたよ。
ところが見始めると目が釘付けになっちゃいました。
部員数はざっと見た限りでは20人強といった感じだが、みんなすごく声が出ていて元気だ。
まーぼは「校舎に囲まれてるから声が響いて大きく聞こえるんだよ」なんて冷静に言ってたけど。
肝心の練習の方は、全選手が1、3塁に別れて、ショートバウンドの処理をして、そのバウンドによって1塁に投げたり3塁に投げたりというもの。
硬式と違って軟式はショートバウンドで処理しないと跳ね上がって頭を抜かれちゃうから、とても意味のある練習だ。
しかし、見るとハーフバウンドで取っている選手が多いのが気になった。
俺がきになるくらいだから監督も当然気が付いて練習ストップ。
全員を集めてなぜショートバウンドで取らなければいけないのか、ショートバウンドとはどこで取ることかなど、事細かく指導している。そしてその後はショートバウンドだけを徹底して練習。速いテンポで繰り返し、繰り返し練習していく。
上手く出来ない子がいたら、すぐに練習を止め、その子だけ連続で出来るまで繰り返す。
懇切丁寧な指導、徹底した繰り返し、理論をその場で説明する、感心することばかり。
なにより感心したのは失敗した選手に、周りの選手がどうやればいいのかを大きな声で教えていること。言われた選手が帽子をとって言ってくれた選手の話を聞いていることだった。
練習の質や理論はシニアも同等だとは思ったけど、学年問わず選手間で声を掛け合う姿は同じ学校で毎日練習している強みなんだなと思いましたね。
週末しか顔を合わせないシニアではそこまでには至ってない気がします。
そんなことを解消するために先週行われた合宿が意味があるんでしょうけど。
練習の質、理論に関しても、毎日これを繰り返してるとなるとさすがに羨ましいという気持ちが強かったですよ。
本命の見学は空振りに終わってしまったが、質の高い練習を見せてもらえて実りある見学デーでした。
帰宅して『大阪桐蔭VS春日部共栄』を観戦した後、さっそく自主練習しちゃいました。
まーぼも質の高い練習を見たせいか、刺激になったようです。
キャッチボールついでにちょっと軽めに投球練習してみました。
まだあまり良い回転の球は来なかったけど、30球くらい投げて痛みをまったく感じなかったのは収穫でした。
本格復帰の日も近いかもしれませんね。
もう暑いって言葉も言い飽きちゃってるんですが、それでも暑いもんは暑い。
連日35℃を越え、ただじっとしていても汗がダラダラ流れてくる。
そんな中、金、土、日と連日の河川敷通い。3リットルは汗流しましたね。
しかも先週、合宿でグランド整備出来なかったから、すっかり芝と雑草が伸びてしまい、
まずそいつらをやっつけちまわないと、言うことで、我々一年生父親にも、芝刈り指令が出た。
普段は2年生の父親がやっていたんだけど、そろそろ覚えたらどうだって訳です。
エンジン式のトラクターの様なヤツなんだけど、やってみると意外にも面白い。
すっかり操作覚えました。バッチリです。
父親達のガンバリのお陰でグランドも快適状態になって、選手達も張り切って試合をしてくれました。
まーぼは相変わらずベストの状態ではないため出場は無し。
っていうか1年生試合自体がなかったんで、仕方のないことですが。
まぁ、焦らずのんびりやってますから、ノープロブレムです。
日が変わって今日はシニアの平日練習もなかったんで、まーぼの念願だった修徳高校の練習見学に行ってきました。
外環自動車道を使って約1時間。八潮市にある修徳球場に着いたのは9時半過ぎ。
着いてみるとなんだか選手の数が少ないのが気になったけど、とりあえず選手に声を掛けて、見学させてもらうことに。
バッティング練習をやっていたんだけど、色々見回してみても監督の姿も、主力選手の姿もない。どうやらそれらの人達は練習試合に行ってしまっているようで、それに帯同しない選手が残っているという。
正直、監督がいる状況でガンガンやってる練習を見たかったんで、ちょっと残念。
それでもここまで来て手ブラで帰るのもなんだからと、修徳中学の練習を見学することにした。
車を飛ばして修徳中学へ。高校と同じ場所にあるということは分かっていたから、大して迷うことなく到着できた。高校の場所は以前ヒマな時に地図で確認していたからね。
着いてみると意外に狭い。校舎の敷地内に車を置かせて貰おうと思ってたけど、それすら難しい。なんとか止める場所を見つけて校庭に向かってみると、すかさず『保護者』というプレートを付けたお母さんが駆け寄ってきた。
「見学の方ですか?」
さすが強豪校。こういう見学も珍しくないんでしょうね。
はい、と返事するとすぐに先生に声を掛けてくれた。
出てきたのはなんと小野寺監督だった。現在修徳高校の主軸磯部君が中学の時に全国大会準優勝に導いた監督さんだ。
挨拶をすると、すかさずまーぼを見て「小学生ですか?」と聞かれてしまった。
そりゃあ中学の練習を見学するんですから、普通は小学生でしょうね。
現段階で167cmありますから小野寺監督が驚くのも無理もないでしょう。
こんな小学生はそりゃあいないでしょうから。
ここで適当にごまかしても意味ないから、中1でシニアをやっていること、修徳高校を目指してること、高校の練習も見学してきたが監督もレギュラーもいなかったんで全国レベルの中学生を見たくて来た、というようなことを話した。
監督は「それほどのもんじゃないですが、見ていって下さい」
と温かく迎え入れてくれた。
小野寺監督の案内でさっそくグランドへ。
校舎に囲まれた校庭は外から見る以上に狭い。
しかもその狭い校庭で中学野球部、高校ラグビー部、遠目だったから中学か高校か分からなかったけどサッカー部も使ってたな。
とにかく色んな部活が混在する状況で、正直この中でどれほどの練習が出来るんだろうって思っちゃいましたよ。
ところが見始めると目が釘付けになっちゃいました。
部員数はざっと見た限りでは20人強といった感じだが、みんなすごく声が出ていて元気だ。
まーぼは「校舎に囲まれてるから声が響いて大きく聞こえるんだよ」なんて冷静に言ってたけど。
肝心の練習の方は、全選手が1、3塁に別れて、ショートバウンドの処理をして、そのバウンドによって1塁に投げたり3塁に投げたりというもの。
硬式と違って軟式はショートバウンドで処理しないと跳ね上がって頭を抜かれちゃうから、とても意味のある練習だ。
しかし、見るとハーフバウンドで取っている選手が多いのが気になった。
俺がきになるくらいだから監督も当然気が付いて練習ストップ。
全員を集めてなぜショートバウンドで取らなければいけないのか、ショートバウンドとはどこで取ることかなど、事細かく指導している。そしてその後はショートバウンドだけを徹底して練習。速いテンポで繰り返し、繰り返し練習していく。
上手く出来ない子がいたら、すぐに練習を止め、その子だけ連続で出来るまで繰り返す。
懇切丁寧な指導、徹底した繰り返し、理論をその場で説明する、感心することばかり。
なにより感心したのは失敗した選手に、周りの選手がどうやればいいのかを大きな声で教えていること。言われた選手が帽子をとって言ってくれた選手の話を聞いていることだった。
練習の質や理論はシニアも同等だとは思ったけど、学年問わず選手間で声を掛け合う姿は同じ学校で毎日練習している強みなんだなと思いましたね。
週末しか顔を合わせないシニアではそこまでには至ってない気がします。
そんなことを解消するために先週行われた合宿が意味があるんでしょうけど。
練習の質、理論に関しても、毎日これを繰り返してるとなるとさすがに羨ましいという気持ちが強かったですよ。
本命の見学は空振りに終わってしまったが、質の高い練習を見せてもらえて実りある見学デーでした。
帰宅して『大阪桐蔭VS春日部共栄』を観戦した後、さっそく自主練習しちゃいました。
まーぼも質の高い練習を見たせいか、刺激になったようです。
キャッチボールついでにちょっと軽めに投球練習してみました。
まだあまり良い回転の球は来なかったけど、30球くらい投げて痛みをまったく感じなかったのは収穫でした。
本格復帰の日も近いかもしれませんね。