2005年01月21日

報道に対する圧力

NHKの番組に対して政治家から圧力があったとかが話題になってますね。
どうやらNHKVS朝日新聞だけでなく他社も巻き込んで泥仕合になりそうな構図。
実際にどうだったのかは、担当してる訳じゃないから分かんないけど、この泥仕合はまだしばらく続くでしょうね。

さてこの報道に対する圧力って言うのは結構どこでも体験していることで、かけてくるのが右翼団体だったり、動物保護団体だったり、はたまた個人だったりとさまざま。当然芸能関係でも圧力ってのはあります、間違いなく。

タレントのスキャンダルをよく扱うウチとしてはよくあることです。
ほとんどの場合受け流しちゃいますが。まぁウチに関してはどうせ聞きはしないって諦めてる事務所の方が多いみたいです。

それでも大手の事務所は雑誌に対しても強い影響力を持ってます。
その影響を一番強く受けるのは女性誌です。

女性誌を読んだことがある人なら分かると思いますが、女性誌は広告がかなりのウェートを占めてます。
男性誌にも広告は載っていますが、そこにはあまりタレントが起用されてはいない。が、女性誌に載っている広告の場合、かなりの確率でタレントが使われてます。まぁ、これは男性と女性では有名タレントの影響の受けやすさの問題あるんでしょうね。

雑誌作りに於いてその広告収入ってのがすごく大きいんです。ほとんどの雑誌が広告無しでは黒字にすることは出来ないでしょう。何せ、どれだけ経費使って、手間隙かけて作っても単価は所詮何百円ですから。
となると広告を失うというのは雑誌の存続にも関わる大問題な訳ですよ。

この広告で大きな力を持ってるのが広告代理店。その代理店に発言力を持ってるのが、多くのタレントを抱えている事務所な訳です。広告に使っているタレント、自分の所で育ているタレントのスキャンダルは両者にとって大問題。出来れば出して欲しくない。と、代理店から編集部ではなく、広告担当に行く訳ですよ。止めてくれませんかって。

ウチでも実際経験があります。大手化粧品メーカーの広告に出ているある女優の不倫を撮ったら、代理店から連絡が広告に。
もちろんウチにはその女優の広告なんて載ってない。だけどウチの社では他に女性誌も出していて、そちらには当然この広告が載っている訳ですよ。で、広告代理店はあそこの雑誌があの記事を書くなら、女性誌の広告を引き揚げるってオドしてきた。まぁこうなると現場ではどうしようもない。上の方で話し合い、結局は突っぱねたんだけどね。お陰で半年間その化粧品メーカーの広告は載らなかった。

近年ブブカがスキャンダル記事をバンバン載せてるけど、あそこには上に書いたような圧力をかけられないからあれだけ大胆にやっていけてるんでしょうね。
女性週刊誌なんかじゃ絶対に書けないよ。たとえばJ事務所のタレントの喫煙なんて。
圧力受けるような記事を書くってのも記者の醍醐味ではあるんですけどね。
posted by かに at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする