8月7日、今日は我が息子の29回目の誕生日。
今でこそ、結婚をし、高校教師として、野球指導者として日々忙しく頑張っていますが、生後まもない頃、大変なことがありました。
腎臓のサブ機能として存在する副腎の中にがん細胞が見つかったのは、彼が生まれてまだ半年の頃。
いわゆる小児がんというヤツです。
検査結果を小児医療センターの先生が直接電話して来て、話を聞いた時には何が何だかさっぱり分からなかった。そばで聞いていた奥さんの手前、平静を装って極力冷静に伝えましたが、その後、仕事のため家を出て車までの道のりで膝が震える様な感覚だったことを今でも覚えています。
生後わずか半年にして、全身麻酔で摘出手術を行い、術後にはいくつものチューブが刺された状態。
居ても立っても居られない、あまりに衝撃的すぎて当時のことを断片的にしか思い出せないんですが、同じ事が今、お孫くん起こっていたらきっと毎日泣いてたかも。
ただ、幸いなことにがん細胞は副腎の中だけにとどまっていて、ちょうどたまごの薄皮に包まれてる感じで全く外に出なかった。
おかげでその後の人生で一度も再発することなく、今、無事に29歳を迎えています。
お腹には今でもくっきりと手術の後は残っていますが。
今、子育て中のパパさん、ママさん、お子さんが思わぬ病にかかる事はきっとあります。その時はめちゃめちゃ辛いと思います。
でもそれはいつか、そんな時もあったね、と振り返れる日がきっと来ると思います。
だから大丈夫。
笑顔で乗り越えて、子供の未来を見つめて行きましょう。